さて、2024年最初の映画館での鑑賞作品です。
霊と交信できる‘手‘による憑依を体験出来る、ただし、時間は90秒まで。
日本だとこっくりさんかな。
禁止されたんだよね、確か。
昔から交霊術というのは世界中にあり、それらの方法、儀式は多種多様にある。
失った者にすがる。
これを弱いからだ、とは思わない。
ティーンエイジャーが安易に手を出すのもね。
しかし、魂の在り方を汚すやり方ではあるのだと思う。
考えてみればだ、満足する死を迎えた者、善を貫いた者、未練を残さなかった者、これらの誇り高い、懸命に生きた者達は天国へと迎えられるはずだ。
残された者達もその死を悼み、魂の安息を願う。
ならば、生者の呼び声に応えるモノはなんなのだろうか。
天国に行けなかったモノ、未練を残したモノ、そして生者を憎むモノではないか。
そんなモノ達が扉が開かれればどうなるか?
総評 ★★★☆ (3 4点満点)