脱ステして10年が経ちました。
ここ10年いっさいステロイドは使っておりません
さて今の現状はと言いますと
痒みはたまにです。
皮膚は落屑(赤黒い部分とボコボコの部分)はしますが赤くなりません
皮膚の質はかなり柔らかいです。
昔 皮膚は完璧主義者 と記事を書きましたが
全くその通りです。
皮膚は元の姿に戻ろうと代謝を続けます。
10年前は髪でデコを隠しておりましたが
今では短髪のツンツンヘアです。
それだけ皮膚に自信が持てました
これまでの感想として
かなりきつかた
たぶん他人に言っても分かってもらえないですが
普通の人は20代が過ぎるのは早かったとよく言いますが
私にはとても長く感じました。
振り返ってみると
社会で強く生きるため
勉強して技術を身につけて
さらに稼ぐため転職をして
さらに勉強して
という感じでした
振り返ってみると
これは全て自分に自信がなかった為だと思ってます。
しかし
脱ステが自分を強くしました。
心身ともに
私が脱ステで得られたのは
自分で考えて学んで行動するという事です。
実際は全部自分の事なのです。
足掻くのも自分
悩むのも自分
そして納得してうなずくのも自分のみです。
しかし得られた事より
失ったものも多かったと思います
楽しいことに心から楽しめるという普通のことができませんでした。
私は今を生きています
脱ステを始めてから
自決も考えて実際呼吸が止まった時期もあります
しかし乗り越えたあと
考えが変わりました
それは
生への感謝と
明日への感謝
美しいものを心から美しいと思える心
そして
何かに愛されているという事
何かが何なのかわかりませんが
何かと出会い
私はそう思うようになりました
万物は愛されている
愛されない物は
そもそもこの世に存在しない
なんか宗教染みた感じになってしまいましたが
私が言いたいのは
辛くてもそれ自体に意味があって
自分の存在にも必ず意味がある
意味がない物は存在しない
それが道端の石ころや虫であっても
今を生きる全ての
アトピーで本当に悩んでいる方に
言います。
「貴方は一人ではない」
決して一人ではない
今に意味があります。
苦しくて泣きじゃくって
悔しくて泣きじゃくって
なんで自分だけと泣きじゃくって
わけも分からず泣いて
泣いてばかりだけど
明日は必ずきます。
絶対に明日が来ます。
それは貴方が愛されているからです
愛されてない者はそもそも明日など与えられません
一人ではない
今苦しいのは将来や明日のためであって
誰かの為ではない
全て自分の為だから
強く生きよう
脱ステして10年
私的には今の肌に十分納得して
普通に生活を送れていますが
皮膚は完璧主義者なので
ラストスパートいわゆる仕上げにかかっている感じです。
今まで本当に頑張った自分に
自分で褒めたいと思います
だってこの頑張りを
心から理解しているのは
やはり自分のみなのですから