僕の涙はどこ吹く風。
時間が経てば心を時間が癒してくれる。
という言葉は本当なんだろうか。
13年間の時間はどうやって埋めればいいのだろう。
その日、その場所、その時間を一生懸命過ぎやしないかい。
前へ前へ活きていく事。そしてそれを繰り返し過ぎてはいないかい。
苦しみながら前へ進む。
後退しながらも少しづつ前へ進む。
やるべき事が多すぎる。
頭が混乱して心ここにあらず。
歌は自問自答の手段で僕を苦しめる。
シンガーソングライターとはそんなもんだ。
僕の涙は渇水し、右も左もわからない2歳児のようだ。
けど、心臓も動いて息もしてる。パソコンのボタンも押している。
親父に電話した。
親父『今ね、麦わら帽子かぶって江田島中学校の草刈しょぉるよ!!!』
定年退職した親父は学校の用務員として働いている。
俺『親父、迷惑かけるね。』
親父『大丈夫よ。いつでも帰ってきんさいや。』
俺『いやぁ今年は帰れんよ。東京でやる事一杯あるけん。』
僕は近かったら今すぐにでも飛んで帰りたい。
親父『今日は暑いのぉ』
親父の草刈の姿が電話越しでも目に浮かぶ。
自然と涙が出てきた。
2011年、個人の収入も、会社の経営も好調。
だからこそ悔しいのだ。
この悔しさから開放されたい。
決まらない運命。走らなきゃいけない使命。
昨日、新宿にある銀行屋さんの特別なオフィスに行って参りました。
もちろんここまでの流れは全て知っています。
I氏、O氏が出迎えてくれてお話をしました。
僕の運命を握っているといっても過言ではない。
何度も話しながら声がつまった。
目に涙が自然と溢れてくる。
ただ目に入ってくる街の風景を見ても涙。
工事現場を見ても涙。
機械の重機の音をきくと涙。
強烈にゼネコンに不信感がある。
まだ答えは出ないけど、僕はどっちの道にいくのだろうか。
少しづつ前向きに。
このビルが建てば僕と家族達の夢が叶うのだ。
I氏、O氏、貴重な時間をありがとうございました。
銀行会議から帰って、我社の右腕の千葉氏とテレビ電話会議をした。
あまりのハードワークに押し潰されそうになる。
2人共に自然と目に涙を浮かべて話す。
僕にないものを千葉氏が持っている。
千葉氏にないものを僕が持っている。
財産より、大きいものをもってるじゃないか。
自分を鼓舞するのだ。
互いを鼓舞するのだ。
死に物狂いで働くのだ。
こんな精神状態の中、北海道の帯広まで1276キロの旅。
今までの自走ツアーの中で一番気をつけなければいけない。
活きているから。
わかってる。
わかってるんだ。
嗚呼。
RFRビル建設停止。施工業者ウェイビック破産に向かう為、5400万円の損失。
RFRビル建設の施工業者、千葉県のゼネコンの株式会社ウェイビックが倒産に向かっています。
ビルの建設を開始する為、銀行から融資して頂いた着工金5400万を2011年3月30日に建設会社ウェイビックに支払いました。
色んな経営者と話をしましたが会社の3ヶ月後の状況は確実にわかります。倒産するか否か。僕も経営者だから解ります。
結局は倒産が解ってて破産手続きのX-DAYを決めてて、3月に支払ったお金を騙し取り、計画倒産したとしかいいようがありません。これはあくまで憶測ですが。
詐欺で訴訟をおこせないかと自身の北村弁護士、芹沢弁護士に相談。できない事はないが、なかなか立証が難しいみたいです。
建設プロセスの日記を見ての通り、中途半端に終わってます。
実際の見積もりは今までの工事の出来高が2100万とウェイビックの会社破産手続きを進めている川端弁護士側はいっておりました。
しかし、超大手ゼネコンの元参与だった千葉氏(千葉ちゃんの親父)の意見。これは、設計図代入れても1400万しかできていないとの事。僕は千葉氏の意見を信じます。今までの建設のアドバイスすべて当たってます。
さて、ウェイビックの代表の木下宗之はどうなるのでしょう。
ここが日本の法律がおかしい所だ。
この先、木下宗之は自動的に5億強の借金を免責されます。
5億強の借金を踏み倒せます。
もちろん僕の5400万もです。
何もなかったように普通に暮らせます。
理不尽だけど、これが、日本の法律です。
今も尚、本人からの謝罪の一言もありません。
代理人とした川端弁護士側に電話しても弁護士からの謝罪の言葉がありません。
こんな風に言われました。『契約解除通知して下さい。後、この先は各業者に取引して下さい。』との事。
はっ!?僕は杭屋さんも、運搬屋も、躯体工事屋さんも、仕上げ屋さんも、塗装屋さんも全くわからないよ。弁護士は処理だけを行うわけではない。破産手続きの代理人となった以上、言葉を気をつけてしゃべるのも仕事じゃないでしょうか。
人間としておかしい。
本当に僕は悔しい。
ウェイビックのホームページ抜粋。会社の社長室と会社の経営理念↓↓↓
信じられない事書いてます・・・
僕が音楽人生を歩んできて頑張って貯めたお金でスタートしたビルなのに。
皆にぼくは活かされてますから、ファン家族の皆も大いに関係し、皆のおかげで建てています。
じゃあ僕はなんで施工業者ウェイビックと契約したの?って思う人がいるかもしれません。
施工業者ウェイビックの紹介は土地の購入でお世話になった仲介不動産の高円寺のマイランドからの紹介でした。信頼している仲介不動産です。マイランドとウェイビックは2棟取引成立し、完成引渡しを完了した実績があったからです。RFRビルみたいな大口ではなかったみたいですが。そして、それから契約に至るまでウェイビックの木下宗之から電話や、あたたかい手紙をもらい、私を信じてくださいといってきました。僕はその手紙を読んで涙を流しました。
だから信じて、契約に至った経緯です。
裏切られた気持ちで一杯です。
僕には家庭もないし、嫁さんも子供もいないし、このビル建設が僕の人生でありすべてだったのです。
命を絶つ事も考えました。豊田商事会長事件のような事も考えました。
僕はこの先の未来はどうするのか。
このビル建設は銀行の融資で建てています。
建設会社をチェンジして建設を続けるには、追加で7000万必要だという試算がでました。
1、銀行の融資と施工業者チェンジが可能であればビル建設は続行。これは今、必死に頑張ってます。
2、土地を売って、融資の返済をする。もちろん、持ち株を売却してつくった5000万の頭金は水の泡に。むしろマイナスに。しかも14メートルも深く打った直径1.2メートルの11本の杭を抜かなきゃこの土地は売りものにならない。
3、コインパーキングにして、返済していく。大手不動産にて見積もり中ですが、試算では返済の目途たたず。
1だと変わらずに東京。
2、3は、実家のある広島撤退を余儀なくされます。
今、アーティストとしてのツアー中でもあります。
皆にパワーをもらい、この困難に立ち向かおうと思います。
一生家族だよ。
俺は君達の事を一生涯裏切らない。
広島に帰っても全国ツアーするし、音楽活動するよ。
長い文章読んでくれてありがとうございました。
また進展があったら、随時報告します。