各地の豪雨のニュースを心配しつつも、8月に入ってからまともに雨が降らなかった大阪。
この週末2日間は久しぶりに本気の雨で、気圧の変化でやや身体はしんどかったもののなんだかスッキリ。
特に、夜眠る時の雨の音は最高です。そして今回のPoiも雨で「ああーんシンクロ!」とこんなことでも
嬉しいファン心理。

以下、微妙にネタバレしています。未視聴の方はご注意ください。


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Season2 Ep17「Proteus」(前触れ)

・嵐の前、大雨のNY。前回の不足分を補うかのように、こんな愛くるしいショットからスタート。
 ささ、どどーんと眺め回しましょうねー♪でもこれはボツショットなのかな?フィンチのイヤーマフが
 かわいい…!足で傘をはさんでコート着るリース君もかわいい。全方位 Kawaii!

$Reclusive Heaven

・コート着て→カサ開いて→フィンチの背中にそっと手を添えて引き寄せ→カサをフィンチ側の手に
 持ち替えるリース君の、自然で優しいエスコートにうっとり。「オッサン二人で相合傘て!」なんていう
 真っ当なツッコミが野暮に思えるほど、リース君のエスコートはいつも本当にスマートでカッコいい。
 そうそう、せっかくのハンサムだもの、そうやって有効利用しなくっちゃね。

$Reclusive Heaven

・ベアたむレインコート着せてもらってるの?とうとう犬用の服にまで手を出したのハロルドさん?!
 と一瞬カッとなったけど、「雨だからって留守番じゃかわいそうだろう」で一緒にいられるようにと
 介助犬用ベストらしいです。せやけどホンマあれこれ買い与えてはりますなぁ…微笑ましい。
 当のベアたむは、雨がチョッピリ苦手そうです。図書館に帰ったらまたシャンプーだね。

・もう3日もマシンが番号を出さないオフ日が続いているので、2人で映画を観にきたんだって★
 黒澤明とコッポラ…雨の日にまた陰鬱なチョイス。リースくんには不評なようなのでフィンチの
 趣味なのかな?ここで「文句言うなら一緒に来なくてもいいのに」と言わないフィンチはかなり
 優しいと思います。

・リース君は「番号が途切れて3日、町から悪を一掃したか」なんて軽~くジョーク飛ばしてるけど
 あれでしょ、S1-ep21バースデー回のトラウマで「番号が出ていない」発言をそう簡単に信用できなく
 なってるハズ(笑)リース君も番号受け取れるので、1日目はあれこれウラ取ったりストーカーして
 別行動してたけど、ホントに番号がないとわかってオフになっても特にやるコトないし、フィンチが
 図書館にいるので(これは当然、把握している)自分も入り浸り。さすがのフィンチも悪天候のなか
 出かけざるを得ないプレッシャーだったのでは…という、残念なハンサム予想。

・こないだ見た海外ドラマで(ど忘れ。たぶんThe FollowingかGRIMMかGree)「アメリカ人の
 三大デートは映画館とオペラ鑑賞、雨の日の散歩」
という台詞があった。何のこっちゃと思って
 いたが、そのうち2つを日常的に余裕、且つナチュラルにクリアするこの二人に改めて脱帽。

・S1もS2も、ep10にはこちらの息の根を止めるモンスターが棲んでいた。てことは今回のこの
 光景を踏まえればep17は癒やし回なのか。(S1はレイラ回だったからね)となると、次の
 ep18はラスト台詞に爆弾回?ヒアー。

・この冒頭数分のシーンだけでやんや言い過ぎですな。でもまだまだ言える!語れる!

・ようやくマシンが3日ぶりの番号を伝えてきました。アメリカじゅうに散らばった関連性のない6人
 いっぺんに。マシンたんどうちちゃったの?フィンチは、カーラが撒いたウィルスを警戒…

・6人のうち、唯一ロコであるロリンズさんの自宅調べから、判明したオーウェン島にある彼の別荘へ
 向かうリース君。天候は本格的に嵐で、離島とNY市内で離れるお互いの通信も次第に不通に。
 オーウェン島の別荘で、同じように捜査をしていたFBI捜査官のフェイヒーとハチ合わせします。
 
この、壁を挟んでのショットがカッコよかった。FBIと連邦保安局捜査官、実はどっちもニセモノ★
 $Reclusive Heaven

・ジェニングスのバッヂが最近のお気に入りらしいリース君。スティルス刑事のバッヂを使うと
 カーター絡みでややこしいさかいアカンでーって、ファスコからリーク済み?
 $Reclusive Heaven
 このキャップ姿はよくお似合いv今回は雨なので、いつものお高価そうなウールのコートではなく、
 レインコートのようなミリタリージャケットかな?を着ています。これまたカッコいい。
 フィンチが一緒じゃなければ、傘は使わないみたい。だからあんなにデカイ傘だったのね…

・その間、ロリンズ以外の5人の件の捜査を頼まれたカーター。モス捜査官が、悪天候のなか
 わざわざ資料を持ってきてくれましたよ…いい人だなぁ。

・そのモス捜査官にビーチャー刑事のことを尋ね、その後やってきたビーチャーにも冷たい態度を
 取るカーター姐さん。そこまで引っかかるならさっさと別れちゃえばいいのにとも思うけれど(笑)
 男と女はロジックじゃないものね(@リツコさん)

・カーターはFBIに不採用になった理由を、すべてビーチャーのせいにして責任転嫁&八つ当たりして
 いるようにも見えなくもない。でもカーター自身も無意識でもそのへんに気がついていて、苛立ち&
 自己嫌悪しているのかな?とも。だからスパッと別れられないプラス、息子のためにも慎重に相手を
 選ぶべきなのに軽々しすぎたかもという自責もありそうで、なかなか大人の恋愛の難しさをチラ見
 させてくれます。ビーチャーはキナ臭くはあるけど、カーターへの好意は真摯なものに見えるけどねぇ。

・一方フィンチは、リースが調べたロリンズの自宅兼店舗を、もう一度ベアたむと調べに行きます。
 地下倉庫を発見し「地下を見るか?ベア。…怖くないぞ」。何この「こ、怖くなんかないんだからね!」
 ツンデレ的かわいいセリフ(笑)ベアたむにまでツン属性アピール、ぬかりない。

・ここでベアたむの活躍。行方不明者たちが殺された証拠である、燃やされた歯を発見!いい子いい子。

・そんなこんなで「連続殺人犯」「なりすまし」という事件の輪郭が見えてきたフィンチとカーター。
 「リース君が島でその殺人犯を捜索中だが、知らせる手段がない」「道路は封鎖されたわよ。
 どうやっていくの?」「操縦免許を持っている」この嵐のなか、飛行機で行くというフィンチに
 呆れるものの制止しないカーター、さすがです。そんな危険なこと、止められるなら止めるよね。
 何を言っても無駄、できる限りのサポートをと割りきってくれてるんだろうなぁ。カーターなら
 あとでリース君に「なんで止めなかった!」って怒られることもないしね。てか怒られても余裕で
 勝つしね。これファスコだと半年ぐらいネチネチネチネチ文句言われてコキ使われる予感。
 そういえば今回、ファスコは?

・オーウェン島のリース君は保安官になりきって、FBI捜査官のフェイヒーと嵐のため足止め
 くっちゃった人たちと話しながら捜査中。新婚カップルへのリアクションがやけに冷たい(笑)

・事件は「嵐で文字通り孤島となった島。そこに閉じ込められ、集められたなかの誰かが犯人」という
 古式ゆかしいミステリー風味に。

・港へ不審者が!との情報に駆けつけるも、漁師さんと職探しの若者。そんなリース君の頭上に
 1機のセスナがぶぃいーん…見上げるリース君の表情は「まさか…」or「来たか」さあどっち。

・署に戻ると、副署長のシュミットさんが一人の男を逮捕してお説教していました。
 全米ストームチェイサー協会の正規会員、ハロルド・ガンさんですって★ストームチェイサーに
 見える…かな(笑)学者系ならいそうな気もするタイプ?わたしのなかのストームチェイサーの
 イメージって「大雨!嵐!ヒャッハー!」「珍しい写真撮れるー!」しかない。

も、ここだけ見たらシットコムみたい(笑)ワーッハッハッて笑い声入りそう。
$Reclusive Heaven

・「水上機で舞い降りたのよ」というシュミットさんの言葉を聞き「そんな無謀なことして…」的に
 見下ろすリースと、「着水場所を探してた」とほぼリース向けのように説明するフィンチがリリカル。

・お互い顔見知りだということはもちろん隠して、リースは「この男に時間を割いてる場合じゃない。
 逮捕はあとでも」とシュミットさんを説得。この時のリース君、やけに目やら微笑みがキラキラしてる(笑)
 フィンチの手錠を外してもらうために、シュミットさん相手に例の「俺の魅力」を活用しました。

・そんな「俺の魅力」も素敵だけれど、ちょこんと座ってリースを見上げるフィンチの小動物的
 愛くるしさに10000点。

・フィンチは地震計をカスタムして、即席でウソ発見器を製作。ここだけ見たら、まるでフェイヒーと
 リース君に誘拐されて脅されているかのよう…
 $Reclusive Heaven

・このウソ発見器でモニタしながら、FBI捜査官のフェイヒーは防弾ベストまでがっちょり着込んで
 尋問開始。リース君、相変わらず新婚バカップルを見る目が冷ややか。最も苦手な人種なのか、
 もしかしてチョッピリ羨ましいのかい…?

・脱走兵がいたり、漁師かと思いきやマリファナの売人だったり、シュミットさんまで殺されて
 しまったりで緊迫のサスペンス展開に。このへんから「ホッチ達呼んできたほうがいいんじゃない?」
 と言いたくなる感じ。

・リース君は脱走兵のバッグのカラビナから正体を言い当てたり、ナイフに詳しかったり、軽く格闘して
 強いトコ見せたりと地味に見せ場があります…が!今回肝心なところでッ…!

・フィンチは即席ウソ発券機から、FBI捜査官のフェイヒーに疑念を抱きます。これがビンゴ。
 逃げてフィンチ、超にげてー!

・本物のFBI捜査官であるフェイヒーは実はとっくに殺され、このフェイヒーこそが連続殺人犯。
 しかも、殺した人間になりすまして生活し、飽きたらまた誰かを殺してなりすます…という
 サイコキラーだった。

・君も「なりすまし」なんだろう?とか言いながら、自分の眼鏡とカラコンを外して変装を解く
 偽フェイヒー。あら、本当はブルーアイズだったのねぇ。「君も僕と同類なんだろう。わかるよ」と
 手を伸ばしてフィンチの眼鏡を外し、薄笑いで自分でかけるシーンは、何かこう…
 アレでナニな別の何かが始まったのかと思って、違う意味でヒヤッヒヤしたよ!
 フィンチの「ビクッ」感と避け方も、「正しい怯え方マニュアル」に載せたいレベル。

メガネ取ラレター!
$Reclusive Heaven
 
・「今度は君に化ける」と言う偽フェイヒー。
 それはムリ…てか、や め と い た ほ う が い い。マ ジ で。
 (主に同僚とか相棒とか部下のストーカー的な意味で)

・この時のフィンチの、自身の危機への恐怖と悪人に対しての確固たる嫌悪と憎しみの入り混じった
 表情やセリフがとてもよかった。「同類だ」と言われ「一緒にするな。所詮、君は素人だ」が
 カッコよかった&こぼれ落ちそうな大きなお目目に胸★キュン。芯の通った高潔さがブレることがない、
 そこがフィンチの頼もしいところ。あと、眼鏡かけてるほうが若く見えるのも新発見。

・しかし銃口を向けられ、本気で危機のフィンチ。リース君ドコー!フィンチが危ないよ!早く!
 何やってんのー!と思ったら、マリファナ売人のオッサンと引きずったり&引きずられたり…
 アナタって人は…!でも、フィンチがメガネ奪われてる光景を見たリース君の反応はかなり過激だった
 気もするので、いなくてよかったのかな。ようこそジェノサーイド★的な。見たかったわ。

・フィンチを救ったのは、ビーチャーと一緒に駆けつけたカーター姐さん。ありがとうううう!
 「見事に騙された。FBIのバッヂや銃…防弾ベストも…」とカーターに話しつつ防弾ベスト?!と
 ハッとなると同時に、撃たれたのに立ち上がって銃を取る偽フェイヒー。そうだよ着てたよ!
 しかし、きっちり背後にまわっていたビーチャーがトドメをさして今度こそ助かりました。
 ありがとうううう!ビーチャーさんエエ人やがな!

・でもあの倉庫、他に出入口あった…?(笑)ま、いっか★カーター、ビーチャーさんに「いてくれて、
 よかった」。うんうん、本当に。お似合いっちゃお似合いなので、上手くいけばいいね。
$Reclusive Heaven

・フィンチ&リースは今回ハナから偽名で島にいたので、ビーチャーさんに見られても大丈夫…
 だったのかな?こういうの、地味にあとで面倒なことにならなければいいけど。

・夜が明け、嵐も去ってなんだか素敵なラストシーンのショット。
$Reclusive Heaven

・「あいつ、水中銃で撃ってきた」「初めてかね?」「実は違う」「無事でよかった、リース君」
 なんかオカシくね?この会話(笑)水中銃で撃たれんの初めてでもどっちでもいいじゃない…
 あ、初めての武器に手間取ってフィンチの危機に間に合わなかったんだ的に、言い訳にしようと
 してた?(笑)フィンチの鋭いツッコミに失敗しちゃったねぇ。

・マシンが出した6人の番号は正しかったけれど、3日間のブランクがある事や本来ならばフェイヒーの
 番号が出て彼を救えたはず、この意味を考えなければと言うフィンチ。
 「これは、始まりにすぎないのかも」 To Be Continued…

 シーズン終盤に向けて、何かが加速していく予感がしますよ。心の!準備!でもep10~13で
 だいぶ強くなったもん!鍛えられたから大丈夫!どんと来ーい。(ウソです)


・眼鏡ナシで話すフィンチを見て、我が家のダンナが「あ!この人LOSTに出てた人やん!ホラ!」と
 ドヤ顔。えっS1から欠かさず見てて、今ごろ…?!あまりにも得意気なので「ホンマやー気づかんかった!」
と、つきあってあげました。かなり大人になったと、自分で感動します。