言いたいことが多すぎて気持の混乱が大きすぎて、このごろ分けるのがクセになるほど長く書いている…
読みにくいかと思います…すみません。でも黙ってられないのです…


長々とネタバレしています。未視聴の方はご注意ください。Ep13 後半部分感想です


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Season2 Ep13「Dead Reckoning」(亡霊)


・そして舞台は、爆破予告のあるビル21Fへ。フィンチが国防総省をハッキングしたり、電波遮断のお部屋に
 行ったおかげでカーラに内緒でようやく電話で話ができたフィンチとリースとか、ビルにたどり着く
 カーター&ファスコの刑事2人などなどでストーリーは佳境へ。

・仲間割れするスノーとリース。てかもともと仲間じゃないけど(笑)意外と腕っぷしも強かったスノーに
 ビックリ。リース君にはそりゃ敵いませんが、なるほどやっぱり彼もCIAなのです。

・ここへきて、まだカーラを説得しようとするリース君はトコトン甘いのか自信があるのか、謎すぎて
 ちょっと背筋が寒くなるレベル。優しすぎるとも取れるけど…カーラ自身の事もだし、基本的に
 女性特有の心情や思考がまったくわかっていない男であることを再認識。

・カーラの目的は強力なウィルスを盗む事と思わせて、逆にバラまく事だった。目的を終え、リースと
 スノーの爆弾を5分後にセットし、別れを言うカーラ。「懐かしいと言ったのは…本当よ。でも、一度出た
 家には戻れない」 …痛いほどわかる、哀しい台詞でした。

・カーラが去り、残されたリースとスノー。スノーはCIAの隠れ家に行くと最後のあがきを口にして
 エレベーターで去っていく。リースは爆弾ベストで周囲を巻き込まないために屋上へ向かおうとしますが、
 そこに刑事コンビが追いつきます。か、階段で来たの?!21Fまで?スゲェ!

・爆弾は解除する、行ってはダメだと必死でリースを止めるカーター。リースは「ライオネル」とファスコを
 呼び、ファスコは「息子はどうするんだ」とカーターにとって決定的な一言を言います。悲壮な表情で
 引き下がるカーター…ぐっと握り合ったリースとカーターの手が離れる映像が、とてもつらかった…。

$Reclusive Heaven

・これはあれだよね、Ep7でリースがカーターに言った「フィンチと俺は、大切に思う人間がもういない。
 だが、君は違う」のまさに具現化だよね…。息子のことを思い出せば、どんな場面であっても相手の事が
 大事でも「これ以上」は無理なカーター。お母さんだもん、それは当たり前の、絶対に譲れない一線。
 リースの言ったとおりで、ああ、そうか…てことは、あの台詞の意味はリースとフィンチにとって
 互いの存在はこういう場合の抑止力にはなり得ない、それは相手の存在が軽いからでは勿論なく、
 軽くないからこそ相手の負担になるぐらいなら一人でさっさと死ぬ、または「一緒に死ぬ」前提
 だったのかなと…。

・カーターをファスコに任せ、2人にお礼を言ってリースは今度こそひとり屋上へ。そこで
 「間に合ったな」の声。フィンチが待ってました…この時のリースの「一番マズい事態、でもなんとなく
 予想はしてた、やっぱりな」な表情がナンとも言えません。

・このヤマ場で重箱のスミつつくのもナンですが、フィンチはどうやって屋上まで来たのかちら?(笑)
 警官バッチ持ってるカーターとファスコでさえ、爆発物処理班が通してくれるワケないと階段を選択したのに、
 どんな手を使ってエレベーターを使ったのか。まさかフィンチも階段…?!またはファスコおんぶ?(笑)

・Ep10で図書館で別れたっきりの再会なのに、リースの爆弾ベスト爆発まであと数分という状況。
 フィンチは「ここに近づくな」というリースからの電話で状況を察したと言います。
 ほらね!来るな言うたら来るねんこの人は!(笑)リース君そろそろ学習しよう!守りたいならさ!(笑)
 S1-ep10でも「危険だから来るな」って言ったのに車飛ばして助けに来たじゃん!せやから言うて
 「すぐ来てくれ」言うても来るんやろうけど(笑)これは彼らの基本姿勢だよね…お互いを遠ざけようと
 する時はもれなく危険な時。それがまたお互いバレバレという不器用さ。…素敵…!

・カーラがバラ撒いたウィルスの入ったハードディスクを託し、フィンチから距離を取るリース。
 爆弾ベストも承知で近づこうとするフィンチに、リースは銃を向けます。

わたしの目の黒いうちに「フィンチに銃口を向けるリース」を見ることになるなんて…!ぐがぐぐぐ!
向けてるアナタが泣きそうやし!やめて!もうやめてー!
$Reclusive Heaven

・しかし「私を撃つのか」の一言で銃を下ろさせるフィンチ。さすがです…「時間を取らせるな」と
 爆弾ベストのキャンセルに取り掛かります。こんな状況で焦りつつも、上から順番にプチプチときちんと
 シャツのボタンを外していくフィンチがどこまでもフィンチでもう…(ここらへんで、涙で画面が滲み始める)

わたしの目の黒いうちに「リース君のシャツのボタンを外すフィンチ」が見られ(以下略)
$Reclusive Heaven

・キャンセルのチャンスは3回までなのに、ナンバーの候補は3つ以上ある。カーターとファスコも、
 地上から不安気にビル屋上を見つめます。フィンチがいるのは知らない…のかな??よね?

・この、フィンチが近づいて爆弾をキャンセルすべく向かい合ったあたりから、リースの表情がどんどん
 落ち着いていくというか、軽口まで叩いたりもして、直前の刑事2人との対峙と全く雰囲気が違います。

$Reclusive Heaven

・ずっとフィンチを見つめたまま、すべてを諦めたというよりも受け入れた、どんな結果になっても
 何の後悔もないという感じ。もしかしたら、このままフィンチを爆発に巻き込んでしまうことさえも。
 「あんたに任せる」という言葉が、どれだけ命ごと預け、フィンチを信頼し、また尊重しているかが
 痛いほど伝わってまた感動&ハラハラで涙、涙…

・爆弾の解除経験なんかナイけど仕組みはわかる、「現存する最も複雑なシステムを作ったんだぞ。
 携帯の解除ぐらい…」と強がりつつ、若干涙目のフィンチ。見てるこっちも呼吸できず涙目。

・2回のミスコードでチャンスはあと1回だけ、残り数十秒。迷ってる時間もない。1度は入力したコードを
 最後の一桁でデリートし、別のコードを入れるフィンチ。残り7秒で、見事にキャンセルできました。
 はっふう-----ッッ!!やっと呼吸できたわ!窒息するか思た!

・ハア…と安堵でタマシイ抜けたかのようなフィンチ。今や!今ならハグしても不自然じゃない!
 大丈夫!てか、むしろハグせなアカン場面や!行け!リース君!と思った方は挙手。


・しかし21F屋上から遥か下の地上で爆発音。驚いたフィンチは、それを見るためトコトコとリースの
 そばから離れちゃった。リース君…!あなたのその、人より長い腕は何のためにあるの…(ひどい)
 ベタつかない、大人でドライなのが魅力やいうても限度あるやろ。Ep10からここまで耐えた視聴者に、
 ちょっとはポワンvとなるほのぼのご褒美下さいよ…

・地上での爆発音は、スノーの爆弾ベスト。カーラが乗り込んだ車の後部座席にあとから乗り込み、
 カーラもろともドカン。最後にやってくれましたな…ハナからそのつもりだったのかも。だけど
 あのカーラがこれで死ぬかな?ホントに?オルドスの空爆レベルでも生きてた人だよ?スノーが
 乗り込んでから爆破まで7秒。彼女なら脱出できるんじゃ?遺体描写ないしな…と疑心暗鬼になるのは、
 すっかりこのドラマに毒された 馴染んだ証拠★

・そして夜が明け、リース君は翌朝8:00に図書館へご出勤~v早ッ!(笑)屋上での爆弾キャンセルは
 カーラの車爆破の時間を見ると17:12ごろだったので、まあまあ、一晩ゆっくり休めたのかな?
 てか今日1日ぐらい休んでもいいのでは?フィンチはそんな鬼上司じゃない…あ、そっか。
 早く来たかったんやな、ゴメンゴメン(笑)昨夜あれから図書館に戻ったかなとも
 思ったけど、ベアたむのハシャギっぷりを見るとそうでもなさげ。てなことはさておき。

おかえり、リース君ー!この笑顔が見たかった!ホントマジで真剣に!
$Reclusive Heaven

・ワフッ!と駆け寄り、嬉しくってはちきれそうにハフハフなベアたむが…!よかったね、寂しかったね、
 嬉しいね。その様子を見てフィンチも口の片方だけ上げてほんのり笑顔。ツンも完全復活です。
 その笑顔を見て油断したリース君、嬉しくて加減ナシのベアたむに押し倒されて床にゴロン。
 はー…何回泣かすねん…よかった。ホントによかった…


・しかしもう一度、昨夜に戻って。
 カーラは車に乗り込む前、謎の老人から約束どおり自分とリースを消すオルドスの件を仕組んだ
 人物=ラップトップを中国に売りつけた人物の名前を聞き、メモしていました。爆破された車から
 そのメモの紙片がヒラリ。書かれていた名前は「ハロルド・フィンチ」 …。

・NYPDのオフィスでは、今回の件はCIAのゴロツキどもの仕業だったとモス捜査官がカーターに話し、
 スノーとカーラの写真を見せます。てことは、遺体確認したって事なのかなぁ。スーツの男の正体は
 スノーと断定され、FBIによる捜査は終了。カーラの退場もあり、リース君の過去絡みの敵はこれで
 きれいにいなくなりました。

・そして再び図書館。カーラのハードディスクを解析するフィンチ。ウィルスは、5ヶ月後に発動する
 らしいです。リース君は改めてフィンチに「ありがとう」とお礼を言いますが「よしてくれ」の
 一言で返されます。この時のフィンチは照れてるとかツンとかとは、ちょっと違うような表情…?

・爆弾ベストキャンセルの時、リースは「これは俺の過去の問題だ。あんたには関係ない」とフィンチに
 言い、フィンチは「君を置いては行けない」「君を巻き込んだのは私だ」と言ってましたが、カーラの
 メモを見ると↑このへんのフィンチの言葉は心情的なものでも何でもなく、単なる事実を言って
 いるだけのような…嘘はつかないフィンチだし。

・あのオルドスの件にどんなかたちであれフィンチが絡んでいるのなら、とても極端な結果論だけど、
 リースがジェシカの助けに間に合わなったのも間接的(直接的?)にフィンチとマシンのせい…と、
 巡り巡ってきそうで背筋が凍る。

・リース側の脅威はきれいに片付いたので、ここから後半はフィンチの過去とマシンにフォーカスして
 いくんだろうなと、覚悟新たに。カーラを利用した謎の老人と、あとジュリアン・サンズもまた
 どこで噛んでくるのかと気になるところ。もうホント、まだまだ何も安心できない。


でもとりあえずここ数週間のジェットコースターは終了。お疲れ様でしたー!

あー…Ep10からまた見直そ。何十回も見直そ。そんでアレですよね、来週からは「ちょっと休憩する?」的な
ほのぼのエピソードが少しは続くんですよね??じゃないともたないから!こっちが!(笑)