2011. 10. 5. Wed

さて、お次は毛利元就様育成。
こちらも、こないだ鶴姫ちゃんをプレイしてようやく解放されたので初プレイ。 
 
元就様を使いこなすor使っていて楽しいと言える人は、元就様に溢れる愛情いっぱいか、
ゲーマーとしてプロなのだと思うほど、とてもテクニカルな要素の多いキャラだと感じた。
わたしは基本的には「雑で大味、力押しのゴリ押し」プレイヤーなので、当然元就様に
対しては「使いにくい」という印象。2や外伝の時はここまで使いにくい感はなかったのにね。
今回は「火力が弱い・足が遅い」の時点で「こりゃイカン」と(笑)加えて、性能そのものが
低すぎる。3は闇属性キャラの能力が優遇されすぎていて、アンバランスすぎる。 
 
元就様は赤と青しかルートがないので、それぞれ分岐を変えて2周ずつ。 
1周目(赤)「難しい」→2周目(青)「究極」→3週目(青)「難しい」 
4週目(赤)「究極」というよくわからない難易度で、無事にレベルMAXに。 
 
レベル45で、ようやく壁サンドを使えるようになったものの、なかなか 
上手くサンドできず。通常技ボタン長押しでガリガリ・ドリル回転の「烈」が 
出せるのを発見した時はとても嬉しかった。接近戦で使える固有技が「転」ぐらいしか
ないので、これはもう「よくぞ!」という感じ。 
 
誘い手「幻」はわりと使い勝手が良い。これを出すと、敵は「幻」のオトリのほうを
狙う上に、ガードをしない。このお約束は大将戦でも必ず発動されるので、ありがたかった。 
「壁」も、からくりにはとても有効でモグラなんてスッキリ瞬殺v(作った壁に
突っ込んできよるからね)命じ手 「射」も便利だが、元就様(味方)の攻撃で
ダメージを受けて消えてしまうのは、さすがの捨て駒クオリティ。 
しかし、どの技もそれなりに便利であってもとにかく火力が低い。これらを使った上で
決定打となる技がない。せっかくハメてもとどめをさせないのだ。 
一番ダメージを与えられるのは壁サンドだが、設置にてこずる。 
基本的には「コレここに置いて、コレここで、こっち向きに攻撃して・・・」と考えながらの作業。
まさに智将(笑) 
 
攻撃力を上げるのに「黄金の若獅子」を5コぐらいつけてもイマイチ。 
若獅子シリーズは、結構イマイチだよねぇ・・・。 
第5武器で「黄金の雌鶏」×4、「愚か者の法」、「罵詈雑言の書」(+爆速アシスト仲間)
という結局はBASARA技頼みの装備が一番落ち着いた気がする。このごろ「黄金の雌鶏」の
効果に目覚めたので(笑)これを 複数使っていくのが楽しくて仕方がない。 
 
ストーリーとしては、対・金吾のドS女王様っぷりが素晴らしかった。 
ブレない元就様、孤高で素敵。ふ、踏んだよ金吾を!背中踏んづけて歩っていったよ!と爆笑。
金吾の怯えっぷりもハンパない。よっぽど恐いんだねぇ・・・そりゃコワイよねぇ(笑) 

戸次川でサンデー毛利の扉が開きかけるのも、たいへん可愛かった。
あの元就様が取り乱してるよ!サンデー、心の奥底に眠ってるんだ(笑) 
そんなに苦しまなくてもいいのよ、さあ・・・みたいな。ザビー様に会ったら復活しちゃうの
かちら? 2の時、みんなが「毛利殿!なぜここに!」と驚いた時に
「それはこれこれ、こうこう・・・」と説明するサンデー毛利の愛らしさは忘れませんよ・・・v 
 
しかしその他は、恨み言やら罵声やら怒号やらばっかりで、3の悪いところ満載で
気が滅入る一方。「敵の敵は味方、敵の味方は・・・」を実行しただけのブレない元就様に、
あそこまで怒る刑部さんに少し違和感。お互い暗躍する策士どうしなんだからさ・・・
まあ、だからこそ余計に許せないんだろうけど。 
 
アニキはもう、ホントに今回カッコイイところが全然ナイ。 
泣き喚き&絶叫は慶次以来だったが、シチュエーションも事情も異なるので
今回はもらい泣きもしない。 
てか、そこで元就様相手に泣いて責めるのは一番やってはいけない事なのでは・・・?
立場的にも、男としてもさ。完全にプライベートモードで「友達」として家康に泣き喚いた、
ハナから甘ちゃんニートの慶次とアニキでは事情も立場も違う。 
 
そりゃ悔しいだろうし、やりきれないだろうさ。きちんと説明しなかった 
家康も悪いけど、アニキも悪い。元就様の言うことがことごとく正論なだけに、
泣き喚くアニキを見ても半分ぐらいは逆ギレにしか見えない。 
てか、「諸国漫遊していて自国壊滅」はひどすぎるよね・・・これはアニキもだし、
そういう流れにしたシ元就オや公式設定、両方の意味でひどい。 
2の頃の「からくり造りすぎて国庫傾けた」ぐらいにしておかないと・・・。 
 
政宗だって、どんなにイタいヤンキーに見えてもきちんとカッコイイ「政宗様」なのは、
国主としてのプライドや責務がちゃんとバックグラウンドに見えるからであって、
それがなければホントにただの珍走団&チンピラ。 
幸村だって三成だって、お市さんだって、みんなそれぞれに必死でひたむき、 
それがちょっといきすぎて鬱展開だよね、でもみんな一生懸命なのは変わりない
この3のなかで、アニキのシナリオだけは「?」要素が多い。 
 
3のアニキは、根本のところがグラグラで気の毒というか何というか・・・ 
国主としてではなく、「友達」や「ライバル」という人間関係にただ右往左往した
だけに見える。そういうキャラにされてしまった事が残念だし気の毒だ。