本番ラッシュが終わりました@白丁花編☆。.:*・゜ | 白鳥の産声✲*゚

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こんばんは☆。.:*・゜

お久しぶりです。
三月の怒涛の本番ラッシュが終わりました。

まず、一番に私が何よりも大好きな作品『白丁花の蕾』。
変な言い方だけど、芝居にも自分にも自信なんてないけど、でもカンパニーで自分が一番この作品を、役を愛してた自信がある。

もちろん誰かと張り合う気なんてなくて、このカンパニー全員が自分が一番作品や役を愛してたって自信があればそれが一番素敵なことなのかなって思ってます。

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(本番のりん。麻衣子さんから頂いたポカリとTMB✩Cのひなさんから頂いたバルーンの花束を胸に本番行ってきます、って時の写真。)

大好きな芳恵ちゃん。
だけどまさか私が、って役で最初は戸惑いました。
だって進学校通ってそれなりの成績出してそれなりの大学行く、と期待してた周りを裏切ってやりたいことやり放題なりんが(笑)まっさか、お母さんの気持ちに応えたい!って一心でお医者さんになるためにお勉強する心優しい真面目な優等生をやることになるなんて。
しかもあの周りに優しさを振りまく柔らかいオーラ。すごいんだよ、台本から、文字という演劇的に1次元の世界ですら芳恵ちゃんには優しいオーラがあるの。
こんな芳恵ちゃんをりんができるのかなぁ、って不安がたくさんあったし、感情解放でうっかり言っちゃったりしたけど、でも大好きな芳恵ちゃんをお客様に届けられるのは、芳恵ちゃんの役をいただいたりんだけだから、悩んで試行錯誤しながら走ってきました。
でもね少しずつ少しずつ、気付いたら本当に芳恵ちゃんと仲良くなれていった。
それは作品愛ももちろんだけど、ここまで芳恵ちゃんと仲良くなれたのは、私を芳恵ちゃんにしてくれたのは麻衣子さんやカンパニーのみんなです。

そのまんまな役柄な上に、嘘のないお芝居で本当に演劇や歌が大好きなさちの七海。
さちが、七海が、すっごい一生懸命なのが見ていてよく分かるから、生半可なことで私も頑張ってるなんて言えないなって思ってた。
二個下の七海だけど私より年上みたいで、なんか負けてられないし、負けたくなーい♪!って思えた。
芳恵も『頑張る』さちの姿を見て勉強頑張ってこられたんだろうな。そして自分の意思で頑張るさちが羨ましかった。
でもね、多分もう今はさちと同じくらい芳恵ちゃんもキラキラ出来てるんじゃないかな(*´-`*)

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意外と素に近い感じでいけた!って言ってたりかのゆりか。りかのゆりか(笑)←りんのツボでした。
りんも芳恵ちゃんも多分出会った時はびくびくしてたことだと思います(笑)
だって、なんとなくキャラ的に嫌われそうだから←
でも全然そんなことなくて、りかちゃんも芳恵ちゃんのために一生懸命に笑ってくれたし、話しかけてくれた。
りんはめちゃくちゃりかちゃんが大好きだから←ゆりかがどんなりかちゃんやるのかなぁとハードル高めで見てたけど(何様w)ゆりかのりかちゃん見て、より一層りかちゃんが好きになりました。
そしてりんはゆりかのことをりかちゃんっていう役と芳恵ちゃんっていう役を通じて大好きになったよ❁
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白丁花二回目で、前回芳恵ちゃんを演じた花子のみくちゃん。
みくちゃんの芳恵ちゃんを麻衣子さんの次に近くで見ていた私だったからすごく芳恵ちゃんを継ぐことにいい意味で責任を感じてました。ODの時『みくちゃん泣いてたね、そこまで芳恵役の人は辿り着かなきゃね。』と麻衣子さんに言われて、どこまでたどり着いたのか距離的に分からないけど、ちょっと違う芳恵ちゃんにたどり着きました(笑)とご報告。
みくちゃんの芳恵ちゃん大好きでした。そして今私が芳恵ちゃんを生きてる。そのことにこの作品に受け継がれてる暖かさを感じてたんだ。

りんの芳恵ちゃんもなかなかだけど、みくちゃんの花子はそれ以上に衝撃的で、でもなんだかいつあるの時みたいな迷いがある感じを抜け出して、殻が敗れて爽やかなみくちゃんの花子には本当に支えられました。私達は殻を破る時期に来たんだなぁって。みくちゃんはもう破れてるぞ!お前それでいいのか?って奮い立たせてくれました←
同じ作品の舞台に違う役で立って、さらに前やった役を他の人がやるって気持ち的に大変だけど、みくちゃんめちゃくちゃ強かったから、私も強くなれた。尊敬です✩
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そして私の河合先生、岡さん。
芳恵ちゃんは誰より河合先生のことを好きな人で、誰よりも河合先生の言葉が心にしっかり響いて残ってる人だと思います。
河合先生が注いでくれた愛情、一つ一つしっかりと噛み締めました。
『お医者さんになる!』という強い意志が持てたのは間違いなく先生のおかげです。
きっと芳恵ちゃんは死に向かい合う経験をしたことで強くなったのだとも思います。
りんとしては、ここまで年齢差のある役者さんとお芝居したことがなくて最初は全然噛み合わなかった私と岡さん。白丁花のシーンは後のシーンにも関わるすごく大切なシーン。すっごく不安でしたが、気付いたら私の河合先生はくっきりと岡さんになってました。いつからか分からないけど、リハの日に岡さんの先生を実感しました。
感情解放の後に仰っていた言葉。先生がもしかしたらいつかどこか台本の外で言ってたかもしれないと思えてきて、その時河合先生を通り越して岡さんの演じる河合先生を素直に純粋に尊敬できるようになりました。
私たちを導いてくださりありがとうございます。
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そしてシャンユエ✩
出番少ない、と思いきや、めちゃくちゃ難しい役をあの短期間でこなしていて……うわぁ、すごいの一言でした。
シャンユエは否定してたけど多分りんはまだ役者としてシャンユエに信用されてないので(笑)もっと信用されるように頑張ります!
本当にお芝居する時のまだ今の私では言葉にできないあの感覚をシャンユエと味わいたいなぁと遊くんとのシーンを通じて強く思いました。
これからまだまだ一緒にやっていきたいです。
場転など裏方面でもたくさん支えてくれて、ありがとうございます⭐
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ひなちゃん✩

ひなも2回目の白丁花。お疲れ様でした!
ひながいつか本当に白丁花のお話を全て分かるようになった時にドヤ顔で私が芳恵ちゃんやったの覚えてる?って聞ける芳恵ちゃんになるのが1つの目標でした。
打ち上げでちょっと芳恵もやってみたいって言われたことが傲慢ながら嬉しかったです!
あのりかの別れの音楽を聞くとひなの顔が浮かぶんだ。
ひなともまだまだ沢山共演したいなぁ。
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そして私に芳恵ちゃんという役をくださった麻衣子さん。
幸せのかたちの時からずぅっと私は麻衣子さんの作品の世界観が好きで、脚本家を目指している私にとって麻衣子さんの書くお話のような暖かくて心がきゅっとなる作品を書くのが目標なんです。
恥ずかしくてできてませんが麻衣子さんの作品買い占めようかと公演の度に思います(笑)
でもその中でも特段にこの白丁花の蕾が大好きです。
ずっとまた関わりたかった作品、出演したくて堪らなかった作品。
この作品に出会えたこと、芳恵ちゃんでいられたこと全てが幸せで感謝しかないです。
ただその想いを全て返せるような、お客様に届けきれるような本番が出来なかったな……という悔しい気持ち、申し訳ない気持ちがたくさん残っています。代々続く白丁花の歴史の中に私もきちんと自信を持っていられるようにしたかったです。
とにかく鍛錬、色々な経験を積んでまたこの世界に帰ってきたいと思います。
悔しい結果でもやっぱり白丁花の世界で芳恵ちゃんでいられたこと、すごく幸せでした、ありがとうございました!
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と、白丁花のことだけでめちゃくちゃ長くなってしまいました。
史上初の長さですね。
これ以上長くなるのもなんなので他の本番のお話や近況のお話は次のブログにします!
まとめる力なくてごめんなさい(笑)

では♪