あなたは修復したい理由を語れますか?案外語れないものです。
こんにちは。松浦です。
さて、表題の件ですが、僕が毎日の面談の中で問いかける質問の一つです。
おそらく、年間数百、今まで何千回と問うてきた質問です。
実際、男性、女性に限らずですが、修復したいと涙ながらに語りつつ、
修復したい理由を明確に語れた方にお会いしたことがありません。
また、上記の質問をする時には、
・愛してるから、好きだから
・子どもがいるから
という、この2つは抜きで・・という前提がつきます。
それは、離婚をしたい側に、修復したい理由を愛してるから・・と言っても、
何言ってんのか分からない・・となるからです。
ならば、何を考えればよいのかというのは、
これは面談時でも語れば30分近く掛かりますので、ここでは書ききれませんので、
端折りますが、
いずれにせよ、離婚をしたい側からは、「なんで修復したいの?」「なんで執着するの?」という問が矢のように飛んでくることも多く、
そこに答えられませんと、「修復目的なく修復したいと言っているんだね」と言われ、
結果として、さらに距離が広がります。
もちろん、夫婦の関係というのは、言葉にならないものが多いために、
修復理由を答えることは非常に難しいものだと思います。
ですが、ここで考えていただきたいのは、相手方が聞いているのは、本当に修復理由なのかという点です。相手方が修復理由を聞いてくる、その問の後ろにはどんな意図があるのか、
そこを掴んでいかなければなりません。
これは離婚をしたいと言われている女性のクライアントに限って何百回も質問してきたものですが、仮に相手方に一つ能力をつけたいとすれば、どんな能力をつけたいか?と聞くと、
殆どの方が、想像力、と言われます。
もちろん、色々な意味があっての想像力であって、皆さんが同じ意味で想像力と言っているわけではありません。
ですが、なぜ修復したいのか?と問われた時に、想像力をもって、
その質問の後ろにはどういう問が隠れているのか・・という点を考えてみてください。
いずれにせよ、言葉にすることのできない話でもあります。
どうしても分からない方や、実際に質問をされていて、答えられなかった方は、
一度僕に相談してみてください。
なお、
モラハラや家庭内別居、夫婦関係などについては離婚・修復のガイドブックでも知識と知恵を説明しています。
それではまた!
.//行政書士松浦総合法務オフィス 松浦智昌