こんにちは。松浦です。

 

今年も相変わらず夫婦相談は多い。。1月だけで80件を超える面談。。

おそらく2月はまた増えるでしょう。

 

さて、表題の件、

 

夫婦問題に「建設的・有意義・問題解決」という思考は間違っているのでは?

 

ということについて、少し書きますね。

 

どうですかね。

 

修復したい側から、離婚をしたい側の方へ、

 

「建設的な話をしたい」

「これが有意義な話し合いってものではないか」

「こちらの○○な態度が問題ならば、その問題を解決できれば修復できるでしょ」

 

と言われた時に、どう思いますかね?

 

正直、おそらく、腹が立ちますよね。

 

建設的って何? 有意義な話し合いって何? 問題がなくなれば修復できるとでも

思ってるの?

 

って思いますよね。おそらくですが。

 

「建設的も、有意義も、そちらの意見ですよね。

私にとっての建設も、有意義も、離婚をしてくれること、それを求めているのであって、

問題が無くなったからといって、過去の問題がなくなったことになるわけないでしょ。」

 

ってなりますよね。

 

大体上記のように言う方は、どちらかというと、自分はロジカルだって思っているタイプに

多いわけです。

 

また、これはあくまで僕が相談を受けてきた経験則でしかないですが、

上記のようなキーワードを使うタイプの方は、ロジカルと計画性が大好きな方が多く、

 

若い方でも、将来はこのくらい費用が必要になるから、今からゴールに向けて計画を立てて、

家計含めて管理した生活をしたい・・という方も多い印象があります。

もちろん、全員じゃないけどね。

 

そして、お金のことや、生活習慣とかも、自分の思う通りのことを押し付けてくるわけで、

 

「一体、こっちの価値観とか、人生観とかは考慮してくれないわけ?

あなたが興味があるのは、自分のことばかりだよね・・?

なんでそんなに締め付けてくるの、押し付けてくるの?

なぜあなたが正しいの?」

 

となることが多いわけです。

 

結果、離婚をしたい側は、自分を否定されるわけだから、心を削られ、

存在意義を見いだせなくなり、そうした相手と一緒にいることで自分の肯定感も

何もかもが傷ついていくわけです。

 

いずれにせよ、修復したい側に気付いてもらいたいのは、

 

あなたが配偶者のレールを敷くわけではないということ

 

敷かなきゃならないのは、配偶者とのより良い生活を作っていくために

二人で試行錯誤しながら作っていく未来というレールじゃないのかね。

 

もちろん、子どもが生まれたら幾ら掛かるとか、できるだけ良い教育環境を

作ってあげたいから・・という気持ちがある方もいるから、

気持ちも分からないことはないですよ。

 

でも、自分の考えが正しいと思い込んで、それを押し付けて、

それに従えないのは良くないこと・・というのは、ちょっと行き過ぎてるよ。

 

夫婦って、2人集まって夫婦なわけで、一人で夫婦ってできないよね。

 

だから、建設的も、有意義も何もかも、お互いにとっての考えがあるっていう

当たり前の事をまず理解しようね。

 

そうでないと、モラハラのラベルを貼られてしまうよ。

 

追伸・・新しいサイトを立ち上げたので、よかったら見ていってね。

記事はまだ追記したいことが山のようにあるから、これからより良くしていくので、

まだ言葉足らずなところはごめんね。

 

プロが教える離婚・修復のガイドブック

 

ご相談は以下からお願いね。

 

離婚と修復のおきがる相談室

 

モラハラについては、以下を参考にしてね。

 

(1)モラハラと共依存の関係

 

(2)モラハラ夫・妻への対応間違い