いや、今日も寒い。面談をしてない時はいつも手袋をして仕事をしている松浦です。

 

さて、表題の件ですが、

 

おそらく反論もあることかと思います。

 

仲良暮らしていますよ。喧嘩なんて殆どしたこともありません。。

色々とあるかと思います。

 

そういうご夫婦はすばらしい!

 

なので、あくまで夫婦問題を抱えてしまったご夫婦という前提になるわけだけど、

 

いずれにせよ、仮面夫婦であろうが、問題が露呈して離婚問題にまで発展している

ご夫婦には、依存関係があると思っています。

 

ただ、ここでいう依存というのは、相手にしがみ付いているとか、

執着しているとか、そういう依存ではないわけです

 

お互いに、エネルギーを奪い合っている関係という意味での依存です

 

人って、体力的なエネルギーも重要だけど、

心のエネルギーというのか、心のリソースというのか、そういうものがあるから

動けてるってところは、なんとなく分かると思います。

 

ただ、このエネルギーって、ストレッシーな状況にあったり、自分の要求が通らなかったりすると、すぐに目減りするじゃない。

 

そんで目減りすると、やっぱり一番近くにいる人から、「自分はこれだけエネルギーが

目減りしてるんだから、よこせよ!」という物言いになるわけです。

 

エネルギーが減っちゃってさ、だから頂戴・・とかなら、まだ分かりやすいんだけど、

そうではなくて、だんまり状態で察してよ・・という不機嫌な態度とか、

なんで電気の消し忘れしてるの!なんども言ってるだろ・・的な、

色んな方法で自分の目減りしたエネルギーを満たそうとして、結果として、

場合によってだけど、それがモラハラ的な態度になったりするわけよね。

 

つまり、自分でエネルギーを自己回復できずに、

パートナーに補填を求めてしまうってことは、それって依存に近いよね

 

仲のよい夫婦でも、そういう事ってあると思うけど、

そこはバランスが取れてるんだと思うわけです。

 

でも、そのバランスが崩れてくると、どちらかはエネルギーを奪われてばかりいて、

もう井戸が枯渇してしまって、そうしたところから夫婦関係は崩れていっていることが

本当に多いと感じるわけです。

 

それはそうです。自分が大切にしているエネルギーを奪われて、

さらにもっとよこせ!と言われれば、それは距離を置きたくもなるし、

また日常的であれば、離れたくなる、離婚をしたくなるのも分からなくはありません。

 

1日の終りに、パートナーからエネルギーを奪ってしまっていないか、

奪ってしまっていたら、どう返していけばよいかを考えて生活するだけでも、

関係性は変わってくると思います

 

でも、それに気付いた時には、時すでに遅し・・ということも多いわけで、

結果として、僕のところに相談に来られるというケースは、

むちゃくちゃ多いわけです。

 

ただ、上で、エネルギーをどう返していけばよいか・・とは書いたけど、

本当であれば、返す、返さないではなく、そういうエネルギーの受け渡しのある

関係というもの自体、どうなんだろうかと、考える必要があると思っています。

 

ならばどういう関係にしていけば・・というのは、またホームページで詳細に

書いていこうかと思ってるので、またその時に読んでね。

 

なお、ご相談は以下からお願いしますね。

 

離婚と修復のおきがる相談室

 

夫婦カウンセリングの教本

 

モラハラと共依存の関係

 

それでは!