ご無沙汰しております。利佳です
イタリアはすっかり秋も深まり、朝夕の冷え込む季節となりました。
我が家では暖炉で燃やす薪を500キロ用意して
寒い冬への準備万端です。
最近やっとつわりが治まり、快適な妊婦生活を過ごしています。
今年7月、8月は夏のコンサートが立て続けに入っており、
つわりの時期に重なっていたので数あるコンサートをこなせるか
非常に心配でした。
その中の一つ、8月21日のフランチェスコ チレア記念コンサートは
※オペラ アドリアーナ ルクブルールの作曲者です
私の尊敬するソプラノの一人、ルチアーナ セッラ、
現在世界の劇場で活躍中の若手バリトン、マルコ カマストラ、
師の大テノール、ガラヴェンタの3人の
偉大なアーティスト達との共演でした。
歌う直前まで吐き気に苦しんでいましたが、
いざ舞台に立って歌いだすと、今までの気持ち悪さが
嘘のように消えて、気持ちよく歌えるので
自分でも驚きです。
妊娠してから、横隔膜の支えがしっかりとして、
歌いやすくなった感じがします。
コンサート後には、憧れのセッラ女史に「とっても良かったわよ」
とお褒めの言葉も頂き、とても素敵な夏の一夜でした。
では、また