9月も中旬に入り、風がとてもさわやかで気持ちがいいですね。
朝、一度、窓を開けて再び、ベットに戻り、ここちよい風を感じるのが気持ちいい。
贅沢だなぁって思います。
この季節の一週間から10日くらいの期間、贅沢な一時を味わっています。
その短い時間に本を読むと心地よいだろうなって思い、図書館から借りてきました。
「自転車いっぱい花かごにして」 渡辺一枝
中学生の頃に読んだ本です。
図書館で再会し、なつかしくて、つい手にとってしまいました。
野の植物の名前や、美しい写真、繊細な文章が素敵なエッセイです。
毎日を大切に積み重ねて生活しているのが伝わってきます。
ふんだんに出てくる植物の名前が美しいんです。
特に漢字がなんともいえず、好きです。
自然の色を表現する色の名前も美しい。
実際に花や色がわからなくても
名前や色から想像するだけでも、豊かな気持ちになります。
植物: 赤目柳 二輪草 沈丁花 吾木香 麒麟草
色: 藍鼠 朱金 紅絹 臙脂 朽葉 煤竹
ふりがながなかったら、全く読めない字もあります。
なんだか、漢字から色や形がイメージとして広がるでしょ。
それが、とても、好きです。