ど根性って言葉、あんまし好きやない。
しかし、病気になった後、人間最後は、根性的なものが、揺らがない強さや折れない柔らかさの礎だと思うようになった。
友人は、それを 風と共に去りぬのスカーレットに例えた。
もうだめだと思っても、諦めずに、土を握って起ちあがる、それが、ど根性だと。
滑稽なまでの、愚直なまでの、ど根性を見た。敬意を表してシャッターを押す。
さて、私は、この落ち葉のように、身を鮮やかに色づかせているだろうか?
焦っていないか?
慌ててていないか?
そして、すべてに諦めていないか?
私は、まだまだ、しがみつかなければならない。
私が考えている以上に、病も仕事もリア充ライフも甘くはないのだ。