昨年から何種類かコーティングを検証してきました。
俗にセラミックといわれているコーティングです。
調べれば調べるほどセラミックとガラスの違いが分かりません(-_-;)
恵まれていることに、私の回りには凄腕で拘ってコーティングしている仲間がいますので色々な情報が入ってきます。
その中で高評価のコーティングをチョイスして経過観察してきました。
同じ日本でも、場所が違えば環境も様々。
実際に自分の地域で試さなければ自信を持って大事なオーナー様の車には施工できませんからね。
よく販売されたばかりのコーティングを施工しているお店もありますが、関東や西日本であれば問題ないのかもしれませんが新潟ではそうはいきません。
じっくり検証しなければいけませんので、どうしても新商品がでてから1~2年位は当店のラインナップが遅れてしまうのがネックです。
今回施工したのは
Gtechniq Crystal Serum Light
ジーテクニック クリスタルセラム ライト
最上級バージョン クリスタルセラム ウルトラの8割の性能を所持、低密度の塗装に対応させると共に価格を抑えています。
ガラスコーティングと違いpH2~pH12の範囲の化学物質に耐性がありますので、陥没シミの発生を大幅に抑える事ができます。
昨今の酸性雨、雪国特有の消雪パイプの地下水、融雪剤、畑の石灰etc.
あらゆる化学物質にさらされていますのでそれに耐える性能が必要になります。
汚れないとは言いませんが、固着しにくいので日々の洗車が楽になりますよ。
1年程前に、帯電防止の製品に出会ってしまい、
どのコーティングでも最終的に帯電防止のトップコートを塗布しています。
今回はナノトラクション製のボロンナイトライド。
あわせて下廻りの防錆塗装をご依頼頂きました。
塗装前の段階ですが、外せる部品は事前に外します。
車検整備も行っていますので何処が錆びやすいのか長年みてきました。
車種にもよりますがフロント周りが錆で致命傷になることはあまりなく、ほとんどがリヤ周り。
特にサスペンションの取り付け部が腐食で駄目になるパターンが多いです。
アームやサポートの類は最悪交換可能ですが、フレームは交換できませんので当店ではリヤのフレーム周りを重点的に施工しています。
どこから覗いても塗り残しが無いようにきっちりと施工。
フレーム内や鉄板の合わせ目のなかにも防錆剤をしっかりと塗布しています。
鉄板の合わせ目等はあまり分厚く塗って塞いでしまうと水の抜け場所が無くなり溜まってしまうのでやたらめったら塗るのも問題があります。
防錆塗装もお店によって独自の理論があるので面白いですよね。
一つ言えることは、1~2時間で終わる作業ではありませのであまり短時間で終わるようなお店は避けた方がよろしいかと思いますよ。
今回はセラミックコーティングの紹介でしたが
次回はナノクォーツコーティングのお話でも。
次回はいつになるか定かではありません…(-_-;)