今年の一つ目の記事で書いてますが、フルマラソン・・・
挑んできました
先日の23日
京都府の福知山マラソンでした
仕事は2日前に夜勤をしていたので夜勤明けで実家に帰り、翌日の早朝から出発
義兄が経験豊富なランナーでして、福知山は寒いよとアドバイスをくれていたのですが
「こっちは滋賀の北で朝の5時から走ってんだ」とたいして気にも留めず
でも少し前に偶然寄ったスポーツショップでセールをしてましたから、ロンTとコンプレッションのタイツを買って防寒対策をしました
練習の方は去年のハーフ完走から年内はほとんど休んで、明けてからは積雪で走れず、
再開ができたのは3月くらいかな?それから週に1回か2回、せいぜい月
に3日か4日で一回15キロほどしか走っていませんでした
明らかな練習不足・・・
ハーフ挑戦時よりも全く走ってないです
そんな状態でしたから、経験のあるハーフまではペースあげていって、後半息切れてもそこそこのタイムでゴールできるだろうと
そんな作戦で挑みました
目標は歩くことのない完走が第一、できたらタイムも3時間45分!
遅くても4時間以内、最悪でも5時間以内!!
と3段階くらいの目標でした
23日の天気は曇天・・・
というか福知山は霧で何も見えない状態でw
スタートには晴れましたが、気温は本当に寒いw
10時30分からの開始ですから、さすがに気温も上がるだろうと、ハーフも過ぎたら12時過ぎやし暖かいというか暑いだろうと・・・
コースは最初、下り坂から始まる山奥を抜けるルート
走っても走っても体があたたくならない・・・
そうです・・・
日が差さなかったのです・・・
ずっと日蔭・・・
途中、少し暑くなってきたなと思ったらすぐに翳って・・・とにかく寒い
日が差してきたなというのは2回だけW
前半ペースを上げていくという作戦はうまくいってましたが、15キロ付近で右足のハムストリングが今にも攣りそうな感覚になり
ヤバいなと思いながら走ってましたが、18キロ辺りでいよいよ攣るぞと少し歩きました
この時点で歩くことのない完走は無理になり
ペースを上げつつも怖々で・・・
そんな時にいきなり
「雅成君!!」
義兄が沿道から応援で来てくれてました
全く聞いてなかったうえに、すでに走り方も怪しいこんなとこ見ないでくれよとw
そんなときに反対側には招待選手でぶっちぎりの1位である川内選手が走っていきましたが、あの走りは凄いね・・・さすが日本代表でした
走る雅成は、ハーフ地点に到着
この時点でタイムは2時間ジャスト
飛ばしてるつもりでも去年のハーフよりも15分も遅いことに
これは思っている以上に足が動いてないぞと不安になりました
ハーフを過ぎて30キロ辺りからいよいよ完全に足が攣りました
攣りそうな感じがしてたハムストリングではなく、右の四頭筋が軽く攣り、
何とか走ってたら左の四頭筋も攣り・・・
もうだめだとコースから外れてストレッチしようにも疲れもあってうまく姿勢を保てません
伸ばそうと思って伸ばせたら今度は別のところが攣る・・・
『リタイヤってどうすんだろ・・・』そんな考えが頭に浮かびます
そんな風にタラタラ走ってたら、またも義兄の応援が
今度は姉も、甥っこも見れました
しかし、その直後に両足が攣り思わず「もうアカン・・・」と声に出してしまいます
後ろを振り返ると義兄が肩を貸そうと歩いて向かってくるのが見えましたが、そこで甘えたら終わりやって思ったんですよね
なんとか立ち上がって走って・・・
でもそこからは少し走ってはストレッチして、歩いて、また走ってをずっと繰り返してました
俺って根性とか粘り強くとかそういったものと無縁の性格をしてましてね
無理なら「はい、やめたー」みたいな根性無し男な人生なのですよ
ところがこれは一昨年にランニングを初めて、ハーフに挑戦してって辺りから少しずつ変わってきてね
この状況でも
『タイムアップの車に収容されるまでは頑張ろう、自分からは辞めないでいよう』とそればかり思ってました
そして頭の中でずっと回ってきたのは氷室の言葉
「ダウンして必ず立ち上がるということ。無様でもそれは生きざまになる」
これですよ
そこからは『どんなにカッコ悪くてもどんな形でもゴールしてやる。俺の生きざまみせるんだい』と
目標タイムも何も無視して、とにかく諦めずにタラタラ走りました
途中、前半で俺がすいすい抜いていった人達にどんどんと追い越されました
35キロ超えた辺りから、自分の情けなさやカッコ悪さ、それでも諦めない自分に酔ったのかw泣きそうになることもありながら、何とかゴールしました
結果は4時間45分とほんまに恥ずかしいタイムで・・・
タイムよりも内容が悔しくて悔しくてしょうがないのです
来年は資格取得に向けて勉強のほうをしたいので、一切のレースに出ないと決めていましたが、とにかく再挑戦をしたい思いでいっぱいです
今回でコースも向こうの状況もしっかりわかったので、次回のフルマラソンも福知山にします
というかこの悔しさは福知山ではらさないとですわ
というわけで完全な準備不足と慢心から招いた、当たり前の結果であったフルマラソンでした
そして相変わらず給水はうまく飲めませんww
ですが、コップの水をあらかじめ捨てて減らして少しつ潰して口を狭めるとうまく飲めることを知りました
あとは水を含ませたスポンジ!あれいいですね♪ただあれは初体験だったので絞った水が鼻に入って苦しかったですww
筋肉痛もほぼ完全に癒えて、変わらない日常であります