日ハム応援ブログ・アンダンテ -3ページ目

4月12日 ●北海道日本ハム3-12埼玉西武○【春がきた】

こんばんは、結局開幕戦まで開店休業状態だったマリエです。
だらしがないっす…。

が、今年もいよいよ開幕!試合感想はしっかりちゃんとやっていきたいと思います。
毎年同じようにながなが感想を書くのもあれなので、今年はその辺も含めた目標を持ってやっていきたいと思います。


1.読みやすく
2.長さもそこそこに
3.勝っても負けてもほっこりするような
4.そんな感想記事を、私は書きたい。


…と、最後はエセ宮沢賢治みたいになりましたが、こんな感じでやっていきたいと思います。

スコアボードも毎回誤字だらけなので、今年はやめます(笑)


では、さっそく本日の試合。


試合結果

北海道日本ハム3-12埼玉西武


待ちに待った開幕。試合は途中からTV観戦でした。
その気になれば球場に行けないこともありませんでしたが、仕事との折り合いを考えると、今日の観戦はあまりに無謀だったので控えました。ここで冒険に出なくなったあたり、年を重ねたなあという実感があります。無理しない。


試合はびっくりするような大敗。いっそ気持ちいいくらいの負け。じわじわと思い出す「あー、今日は負けてまう」という感覚。それを含めて開幕を感じました。始まる前はこんなことも感じられなかった。気が抜けると「私、今年は全然野球女にならないんじゃないかな」というくらい、テンションがだだ下がりでした。ニュースや新聞をチェックしない日も多かったです。

でも、試合が始まっちゃうとこんなもんです。相変わらずでした。今日、一番しびれたのはバイタルネットチビ谷さんの三振取った一球。あれはビリリときた(金子さんムランは帰宅前だったためリアルタイムの興奮を味わえず)

なんだかんだ、今年も野球を満喫する1年にできそうな感覚をつかめただけ、今日は良しといった感じです。


仕事帰り、急いでドームに向かう人たち、出店を出して商売にいそしむ某ヨー○ドーの出入り口、それを見るだけで、うきうきする自分がいました。

まるで、桜の開花を見かけたような気分です。

球春、到来しましたね。


まだまだ、今日で144分の1歩です。

半年かけて楽しむプロ野球のワンシーズン。

今からカリカリしたら体も心も持たないし、何も楽しくありません。

今年もまったり自由に心行くまま、パリーグの行く末を楽しみ見守りたいと思います。


今年も1年、お付き合いよろしくお願いします。

野球選手という仕事

こんばんは、最近、やや感情の起伏が激しいマリエです。
災害もあって、心揺れやすくなっているのかもしれませぬ。


本日はファイターズ選手による街頭募金活動がありましたね。
仕事で行くことは叶いませんでしたが、TVなどでその様子を見てなんだかとても嬉しくなりました。何がこんなに嬉しくなるんだろう、と思ったら、選手とファンの握手。これを見て嬉しくなったことに気づきました。
オープン戦の募金活動の際も、事前発表では「握手禁止」とありましたが、選手から手を差し出してくれて、沢山のファンと選手が手と手で繋がった。ほんの数秒の繋がりだけど、確かに相手の温度を感じることができる。そういった意味では、サインをもらうよりも意義のある交流だと、今回の募金活動を通じて感じました。
今もまだ、私の右手には真喜志コーチの強い手のひらの感触が残っています。それを思い出すと、ちょっと心強くなって、頑張ろう、なんて思える自分がいる。手のひらの温度、感触は思いのほか、人の心に深く刻まれるものなのだと感じました。


ここ数年、ファイターズの人気が上昇するに伴い、選手とファンが間近で交流できる機会はぐっと少なくなったと思います。イベントにしても抽選参加で、選手とファンの距離も遠い。それは致し方ないことだと思います。でも、今回の募金活動によって、わずかでも選手と多くのファンが繋がる時間ができたことは、ファンにとっても、恐らく選手にとっても今後に大きな意味をもたらすのではないかと思います。ひとつの目標に向かい、ファンと選手の絆が良く結びついてゆくといいなあと思います。


また、今日はもうひとつ。
募金活動後、TV各局で選手のゲスト出演がありましたが、UHBの番組に出演していた木田さんの言葉に、いたく感動しました。


「野球選手は、野球をするのが仕事ではなく、野球をすることでファンを楽しませ、感動させることが仕事」


ここ数日間、プロ野球の開幕についてもやもやとしていた自分の思いがすっと晴れるような言葉でした。そう、野球をするのが仕事ならば、開幕をずらさなくてもいい。日本がこんな状況でも「野球をやれる環境・場所を確保できる」のなら、そのまま行ってもいい。だけど、今、ファンを楽しませ、感動させることができるような状況なのか、と問われると、どうだろう、というところがあると思います。

震災による日本の動揺、恐怖は地震発生から数週間ほどでは消し去ることはできない。被災地の方はもちろん、そうでない方も停電に悩まされたり、買占めに走ったりと、普通の生活ができていない。果たして、そこで「野球を楽しむことができるのか」となると…今というタイミングはどうなんでしょうか。比較的被害の少ない北海道ならば、楽しむことはできるかもしれません。でも、TVなどを見ている限り、本州はそうもいかないような状況ではないかと思います。ファンが楽しむ準備が、できていないのではないかと…。それは「野球選手が仕事をすることができない」とイコールで結べるのではないかと思います。


多くの野球ファンの方が「よし、楽しんじゃうぞ、感動しちゃうぞ!」と野球を観る準備をして、開幕を迎えたいものですね、


そして、「人を野球というスポーツで楽しませ、感動させるプロの仕事人」に、溺れさせて頂きたいと思います。

だから大好きなんだ、野球場へ行こう

サブタイトル、JAS○ACに怒られちゃうかなあ…。


こんばんは、そしてお久しぶりのマリエです。3月から本気出す、と言い張った割にちっとも更新が続かないダメっぷりを晒しております。情けなし。ただ、心身ともに余裕がないと記事も鬱々となったりトゲトゲしくなったりしてしまうので、そのあたりの状態を自分と相談しながら、あまり気を張りすぎずにやっていこうと思います。


前置きはこのあたりにして、記事を書いていない間に世の中は大きく変わってしまいましたね。今回の地震、そして津波の大震災によって、被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

私の身内、友人は東北に住んでいる方がいないこともあり、幸い無事ですが、友人の友人、家族の会社の社員さんなどで亡くなられた方や未だ行方不明の方もいらっしゃいます。予期せぬ災害は決して縁遠いものではなく、いつ自分に降りかかってくるかわからないものなのだと、嫌というほど実感させられました。

時折こちらに届く余震にも、びくついてしまうくらいです。被災地にいらっしゃる方は、今もまだ強い余震で恐怖しているのだと思うと…本当に胸が痛くてたまりません。だからこそ、いつ予期せぬ災害に見舞われたとしても、後悔しないように生きていきたいとも思いました。限りある時間、無駄に使いたくないなと…。


そんなざっくりとした危機感を抱く中、今日は久しぶりに札幌ドームへ試合を見に行きました。入場してまずは選手が行う募金活動会場へ。長蛇の列が並んでいたものの、流れはさくさくと進み、すぐに選手のところまで辿り着きました。数名の選手が列を分担して箱を持っており、初めは人だかりでどこにどの選手がいるのかもわからず、適当に並んでいました。

が、徐々にその列の先が見えると、ななななんとそこには真喜志コーチがいらっしゃるではありませんか!一緒に並んでいたくるりんさんとももこ姉さんと3人で目を血走らせ、真喜志コーチの募金箱へお金を投下。隣にはこれまた大好きな今浪君がいたというのに、自然と真喜志コーチの方へ足が進んでしまいました。

握手禁止とHPにも記載があったので、何かひと言だけ声をかけて終わろうと思ったところ、すっと真喜志コーチから手が。がっしりと握手を交わし、「ありがとう!」と強い眼力と言葉を頂きました。これはやばい。ときめく。すっかり満たされた気持ちになりました。大好きよ真喜志コーチ。


試合は黙祷から始まり、厳粛な雰囲気で開始。大勢の人がいるのに静かな球場は、独特な雰囲気がありました。試合開始後も、鳴り物なしで声だけの応援が響くグラウンド。それはちょっと物足りなくも、人の声だけが作り上げる独特の暖かさがあったような気がしました。まして、相手は熱い熱い阪神ファン。普段とは違う、けれどどても暖かみのある空間だったような気がします。


試合自体も色んな意味で面白かったですしね。金子さんの巧みすぎるバント、よすおゾーンなすごい守備、相変わらずアクロバティックですばらしい平野さんの守備、良かったり悪かったりな陽君、本気モードの阪神継投などなど…見ごたえ抜群でした。


結果も引き分けと、示し合わせたわけではないけれど、「今日はこの結果でよかったんだ」と思えます。何かそう感じる試合でした。あ、新井さんへの拍手もあって良かったなあと思います。選手会と同じ気持ちでいるファンがほとんどで、それを新井さんへ伝えることができて、良かったなと…。セリーグの日程調整はさまざまな思惑が交錯して大変なことになっていますが、選手たちの訴えが届けばいいなと思います。


…久々でなんだか長い上にまとまりなくなってしまいましたが、今日の観戦で強く感じたのは、野球は確かに誰かを元気付ける力があるということです。自分自身が今回の震災を自分なりに受け止め、沈痛な思いでいる中、球場では心から野球を楽しんで、気持ちよくいられた。今回はチャリティー試合ということも思いきりかかってきますが、野球が行われることで沢山の人がそれを活力にできるのだということ。

だからこそ、ベストな状態で、たくさんの人が野球を楽しむ準備ができたところで、良い試合を見せてもらえたら最高だなあと思います。 問題は、その準備がいつ整うか、というところではあると思いますが。前代未聞な震災


ゆえに、線引きや判断が難しいところですよねえ…。


どれが正しい、というのはきっとないのでしょうが、とりあえず一般市民が生活に支障を来たすような時期に行うのは、尚早なのかなあとは感じますが…。難しいところです。