そして手術の日。


当日念のために再度エコーで赤ちゃんの状態を確認しましたが
やはり…。赤ちゃんは動いておらず、
むしろ私の身体に吸収されているのか
少し小さくなっているような気がしました。



全身麻酔での手術は人生で二回目。

それでも
赤ちゃんが亡くなってしまった悲しさと共に
手術への恐怖心もあり、
こんな時にまで出てくる自分の弱さに怒りを覚えました。



そして



手術はあっけなく終わり
ラミナリアによる痛みも私は我慢出来る痛みでした。



同じ様に以前流産してしまった友達には
この事を打ち明けていたのですが
その子が言ってた通り

手術や身体の痛みは直ぐに忘れられるよ。
心の痛みのほうがよっぽど時間がかかる…と


本当にそう。
これは経験した人にしか分からない…




私がお母さんになれた約2ヶ月。



直ぐに神様の元に帰る運命だと知って
来てくれたんだね。
ありがとう。



また直ぐ来てくれるかな…。


待ってるよ…。


主人・私・赤ちゃん
3人で過ごした最後の夜、

寝る前にベッドに横になりながら
窓の外に向かって大きな声で
こんな事を言ってお別れしました。