買ってくれるアイテムと、キャラクターに合ったアイテム | リ・クオリティBLOG 

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マルタンマルジェラ、ラフシモンズ等コレクションブランドを中心に扱う原宿セレクトショップ「リクオリティ」のスタッフブログです。新品からブランド古着まで取りそろえてます。

本日もあと一時間程で営業終了。


お客様とファッションのお話していると楽しくなり、ついつい長くなってしまいます。



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人それぞれキャラクターと言うのがあり、


ファッションの世界において非常に重要な項目です。


同じ身長、体重で、同じアイテムを試着されても


「あれ、この服しっくりこないな~」


と言う人もいれば、文句なしにばっちりスタイルにハマる人もいます。


ただこのキャラクターと言うものは数値化出来ない部分なので、それを見極めるのはなかなか難しい。


自分でも理解出来ていない場合があると言うのに、


スタッフが正解を出すと言うのは困難を極めます。


「キャラクターにあったアイテム」



「お客様が喜びそうなアイテム」


を選ぶのは違うのです。


喜びそうなアイテムを選ぶ。それは結構簡単。


着ている洋服や小物類である程度の見極めが付きます。


あとはセールストークで購買意欲を煽るように持っていけばいい。


それをご購入頂いたお客様は、その場の一時は嬉しいのですが、家に帰って袋から出して


あらためてそのアイテムをマジマジと見た時、


「ん?こんなだっけ?」


となる事も多い。


良く百貨店やファッション商業施設で見かけるスタイル。


僕も良くそういう接客を受けます。


極端な話し、詐欺のような物だと個人的には思います。


ビジネス的にはアリでも、リクオリティ的には無し。ありえません。


キャラクターがばっちり合っているとそんな事は絶対に無くて、


帰って自宅でファッションショーした後も余韻は続いてて


気が付いたらメンテナンスまでして、いつのまにか愛用の一着になってたりして。


それはその人の話すスピードだったり、瞳だったり、考え方だったり。


精神的な部分からすりあわせて判断するのですが、まだまだ僕には高いハードル。


ですが、それをパーフェクトにクリアーした時は、とても嬉しい。



例えば本日ダンヒルのボストンをご購入されたお客様。


初めはリックオウエンスを試着させてしまい、間違った結果に。



それは僕の判断ミスで、スキル不足です。


そしてダンヒル。


聞いたところによると、ダンヒルは持っていない、あまりイメージが無いそう。


ですが、鏡の前にそのボストンバッグを持った姿は凜としていて、


鞄から身体全体に1つの線が通っているような、芯のあるスタイルだと感じました。


海外にも良く行かれるそうなので、一通りのメンテナンスをお教えさせて頂き、


ラナパートリートメントを全体に散布してお渡ししました。


とても誠実で真面目な方のですが、所々にユーモアがあり




英国紳士のブランドであるダンヒルのバッグは、



まさに「キャラクターに合った」アイテムなのでした。


こんな接客を続けていきたい。




ハイエンドなスタイルを魅力的なプライスで提案


Balenciaga.
DIOR HOMME
Maison Martin Margiela
Dries Van Noten
COMME des GARCONS
ALEXANDER McQUEEN
RAF SIMONS


etc...


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