(12月30日付けasahi.com より引用)
年の瀬 求職ラッシュ
2009年12月30日
■臨時相談窓口 延べ126人来所も
年末年始の帰省ラッシュが本格化した29日、甲府公共職業安定所(ハローワーク甲府)が開設した臨時の就職相談窓口は、仕事を求める人たちで終日、混雑した。国や県の相談窓口は30日まで。県の出先機関や甲府市など県内6市町は31日夕まで相談を受け付ける。
(床並浩一)
■国・県きょうまで 一部はあすまで
ハローワーク甲府(甲府市)の「年末緊急職業相談」は29日、午後5時の受け付け終了後も、市内外から職を求める人が訪れた。山梨労働局によると、延べ126人が来所し、建物内は受け付け待ちの人で一時あふれた。同局は「(仕事納めの)28日は今日より多かった。派遣労働者らの雇い止めが社会問題化した昨年と状況は変わらない」という。
来年3月で定年を迎えるため、介護の仕事を探しているという笛吹市の男性(60)は「ヘルパーの仕事は若年者や女性の求人はある程度あるが、60代の男性求人は極めて少ない」と話していた。ハローワーク甲府は30日も相談窓口を開き、就職相談だけでなく、雇用促進住宅の入居希望などを受け付ける。
県も29~31日、職を探す人を対象に、生活相談だけでなく精神的なケアを講じる窓口を県内4カ所の保健所などに開設。29日に中北保健所(甲府市)を訪れた女性は、「仕事を失い、生活資金に困っている」などと相談し、担当の職員が受けたという。
県や商工団体は、中小・零細企業向けに年末年始の融資の相談にも応じているが、「年末年始の資金の手当てが必要な企業は、融資の手続きを済ませているところがほとんど」(県信用保証協会)といい、ほとんどで相談者は見られなかった。県信用保証協会は30日も職員3人が待機する。
30日まで通常業務を続ける銀行などの金融機関も、今月施行された中小企業金融円滑化法に従い、住宅ローンなど個人向けローンの債務者の相談に応じる。
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今年の不況具合を反映するかのような記事ですね
まぁ、再就職の難しさに関して言えば、これが難しくなっているのは不況だからだけではなく、日本の雇用に対する意識の問題もあるでしょうから一概に「景気さえよくなれば…」とは言えないのですが…
もちろん賛否両論はあるでしょうが、雇用に関しては欧米のようにもう少し能力主義的に考えてもいいのではないでしょうか
若さは確かに一つのアドバンテージですが、だからといって若ければ有能なわけではなく、年がいっているからといって無能なわけではありません
企業側から考えても、無能な若者を数年雇って辞められてしまうのと、有能な定年後の人を数年間再雇用して数年して能力の低下が見られて解雇するのはどちらが自らのためになるか、明らかだと思いますし…
あ、もちろん若者を批判しているわけではありませんよ
私が言いたいのは、年齢と有能無能の間の関連性はとても低いということです
ですからもちろん逆に「最近の若者は…」などと根拠のない主張をするのも非常にナンセンスだと思います
話がそれましたが、年齢が原因で就職できないなどという人が今後一人でも多く減るといいですね
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