トラブル足にはとりあえず大きめの靴！なんて考えていませんか？

だんだんと冷え込みが厳しくなってきましたね。
毎朝、布団から出るのに勇気がいります・・・(^^;)

介護予防フットケア推進委員　古屋ともみです

さて、私は仕事上、お客様や介護士さんから靴の相談もよく受けるのですが・・・。

相対的にみなさま、大きすぎる靴を履いていらっしゃる方が多いように思います。

特に外反母趾の方。母趾に靴が当たると痛いから・・・という理由で、多くの人が大きめの靴を履いていらっしゃいます。

百歩譲って多少大きめでもよしとしても、甲部分でしっかり足が止まっていないと、歩くたびに靴の中で足が前すべりしてしまって、結局当たってしまいます・・・・

　「外反母趾用」という靴でも、実はただの幅広靴で何の機能も無いものも大く出回ってます。
指の付け根部分を広く取り、その部分に伸びる素材を使っていたりするものもそうです。

外反母趾にならないためには足の甲がしっかりと靴に固定されて動かないようにする必要があるので、柔らかい素材で足が靴の中で前後左右に自由に動いてしまうようなものは、かえって悪化させてしまう場合もあります。



趾先が金づちのように曲がってしまう、ハンマートゥもそうです。
キツい靴を無理やり履いていても、趾は曲がってしまいます。これは想像できますね。
でも、大きすぎる靴をはいていても、靴の中で足が前すべりし趾先が靴に当たり、曲がってしまうこともあるのです。


大きすぎる靴の弊害はまだまだあります。

大きすぎる靴を履いていると、靴の中で足が泳いでしまい、変な歩き癖がついてしまいます。
靴をすくって歩くようになるので、趾を使わなくなり浮き趾になってしまいます。

歩く度に足で靴を持ち上げているので、足が疲れやすくなります。


試しに、いつも履いている紐靴の紐を、甲の部分でしっかりと締め直してから（下から全体的に）履いてみてください。
同じ靴なのに、軽く感じられるのではないでしょうか？


トラブルがあるから大きめの靴、という選び方をしていらっしゃる方、要注意ですよ～

ボディ＆フットケアサロンrefuge～リフージュ～

　　〒669-5252　朝来市和田山町竹田２５１

　　　　　☎090-4560-9899

　　　　　✉tomo.p-.-q.2890☆docomo.ne.jp

　　　　　　　古屋ともみ