リアル-リアル-リアル -5ページ目

辛さ

くつろぎの雨焦燥の雨降りて
ほろりと落ちる伝わる滴

システムを構築してもそのままで
流れるように行かない真昼


ストレスを感じた夜は何故かそう
辛さを求める定食屋にて

キムチ鍋まだまだ辛さが足りなくて
ひたすら七味ただただ七味


あぁ七味七味よもっとあぁ七味
日常変える辛さはないの

景色

永遠に映る景色は迷い草
かき分けながら光を探す

海を見て空を見ながら海を見て
目を瞑りながら海を見上げる

山に見て山に立ち入り山といる
感じる気配は山の質感

雑々歌

水の中迷いを沈めてふわりただ
手足を動かし心がバタバタ

今日はただ眠っいたいそれだけで
目を閉じるその楽園探して

焼酎を薄めて飲んでまたついで
薄めて飲んでほろ酔いほろろ

月曜日月曜日だと月曜日
月曜日じゃなきゃ始まりの時


ゴルフぐらいやろうぜなんて言われても
重い腰には回らぬ戯言

リアリズム笑って騒いでモラリスト
仮想現実永久の誘い

充電を忘れた夕べに怒られて
たまにはしたい着信拒否

花粉散り赤らむ目が言うもうだめと
涙に負けず赤々なまま

メール打ち絵文字と顔文字見比べて
どちらがいいか1分悩む

寝れないと届いたメールで起こされて
返したメールで再び起こす

あぁ今は右手が奏でる言葉の群れ
下の欄には予測変換

落雷

落雷が落ちて感じる衝撃を
我が胸に我が心に落ちろと

心臓が揺らすリズムは止めどなく
我が血を流せ興奮よ今

かするよに手を伸ばせばただほらと
すり寄る刺激に口をつけろ

淡い色

うたた寝に窓を見上げた夕焼け空
レースのカーテン淡い空色

繁華街メインを外れたわき道で
仄かに君の淡い顔色

感動が1ミリ動く行く先は
淡く輝く微かな滴