8月4日、ピースアクションinヒロシマの分科会「朗読と被爆の証言」で朗読をオンラインで担当させていただきました。当日のみの公開で、見逃し配信はありませんが、600人くらいの方に見ていただいたようです。
オンライン配信の準備や打ち合わせが大変でしたが、無事に終了しました。
その夜は、被爆体験詩のワークショップでした。もちろんオンラインです。被爆体験詩を読む時に工夫していることなどを話した後、6グループに分かれて6つの詩を参加された方に読んでいただきました。短い時間なりに初対面の方々と交流できて楽しい時間でした。
8月7日の原爆ドーム。少し曇り空です。

75年の時を超えて黙って立っています。8月6日、私の祖父と伯父が被爆死。父と祖母と伯母と叔父が被爆。運命を変える1日でした。
核兵器がこれ以上使われないことを祈ります。
演劇集団ふらっと企画した動画がYouTubeにて公開されました。
「広島演劇人がYouTubeで読む被爆体験詩〜声でつなぐ祈り〜」

Aチーム

Bチーム

今年の3月末に発案し、SNSなどで呼びかけ、3ヶ月にわたって32名の演劇人・朗読家が30本の「原爆の詩」に寄り添い向き合い取り組みました。
ぜひご視聴ください。

◆演劇集団ふらっとの今後について

演劇集団ふらっとの前身の「朗読劇 少年口伝隊一九四五実行委員会」が最初に口伝隊を上演してから10年になります。
私たちは、今年の年末、広島電鉄の協力のもと、「演劇集団ふらっと被爆電車ツアー『朗読劇 少年口伝隊一九四五』×『写真展 この街で生きている』」を企画、公益財団法ひろしま文化振興財団の文化のまちづくり支援部門で助成金をいただいておりました。しかし、コロナの状況を鑑み、無期限延期とすることにしました。被爆電車での公演は難しいかもしれませんが、落ち着いたら、必ず「朗読劇 少年口伝隊一九四五」の上演を行う予定にしたいと思います。
今年はこの後8月4日に生協からオンラインでの被爆体験詩のワークショップや朗読会を依頼されり、11月にも被爆体験詩のワークショップを依頼されております。

また、今後の大きな活動として、しばらくは公の場での公演ではなく、楽しい作品をYouTubeチャンネルにあげてきたい!と話しております。今後も演劇集団ふらっとをご支援いただけますようよろしくお願いします。
4月初旬、新型コロナウイルスにおけるの演劇界の状況と、2020年8月6日に75回目を迎える「原爆の日」に思いを巡らせ、劇団の垣根を越えたプロジェクトを立ち上げました。

広島演劇人YouTubeで読む被爆体験詩2020『声でつなぐ祈り』

この企画は、今回の新型コロナウイルスの流行によって、もしかしたら平和祈念式典が中止もしくは縮小になるかもしれない。舞台での上演も行えない状況が続く私たちが、団体の垣根を越えて私たちの目線で、今だからできることはないだろうか?という想いから立ち上げました。

最終的に、広島、大阪、沖縄、東京、山口、愛媛に在住する、32名(俳優31名+演出1名)のメンバーが参加し被爆体験詩を繋いでいくこととなりました。

本日、32名の演劇人を紹介する動画をYouTubeチャンネルにあげました。
7月22日(水)19時にYouTubeにあげる予定です。