ここ最近レコーディングでアコギを弾く事が多くて、鳴りの良いギターを探してました。

GibsonかMartinか・・・。

GibsonならJ-45が良いし、MartinならD-28かななんて思いながら、
新品中古構わず週4で渋谷の楽器屋回って計30本ぐらい弾きまくりました。

MartinのCustom ShopのD41は相当良い音してました!
インレイのかっちょ良いし、鳴りはもう抜群!!

でもお値段120万ww
そりゃ無理だ!




結局J-45とD-28で良い相性のギターが見つからず、枠を広げて、SuperJumboとかD-18、OM-28
とか弾きまくりましたね~!!

もう楽器屋も行き尽くして、もういいやと思って、最後に一番最初に行った
渋谷のクロサワ楽器さんに行ったら出会いました!!

Martin OM-28 82年製


俺よりも2歳年上。

木目良し、ネック反りなし、大きな傷なし、それで激鳴。
ペグとピックガートは交換されてて、フレットは打ち替えしてある。
文句の付けようのない一品。

Martinのギターでフォルテッシモで弾くとギンギンな音が混じって良い音しないってイメージでしたけど、これはかなり強めに弾いても良い音で鳴ってくれます。

単音で弾いた時も太くふくよかないい音を出してくれます!

俺は結構JAZZ的な単音フレーズとかジョンメイヤーみたいなフィンガーピッキングスタイルやからOM-28はかなり相性の良いギターや!!

現行のOM-28 スタンダード(40万)、Authentic(90万)、クラプトンモデル、ジョンメイヤーモデルと弾き比べましたけど、82年製の圧勝。
それぞれ個性があって良い音なんだけど、結構高音が鳴って、鳴りが若い!!

最後は一番気に入っていた、GibsonのJ-45 True Vintageと決勝戦




14年製のTrue Vintage。
Gibsonらしくガツっとパンチのあるサウンド。

このモデルはトップに高級なアディロンダック使って、前レコスタにあったこれでレコーディングしたんだけど、買ったばっかって言ってたのにむちゃくちゃ枯れてて、超良い音してて俺も欲しかったんだよね。

お金があったら両方欲しいわ!!

ちなみに15年製のもの弾いたんだけど、個人的には全然好みじゃない。
しかも値上げしてるし。




ちょっとだけ悩んだけど、OM-28にしました。


33年も経つと質の良い枯れ具合になるんですね。

ギターは出会いって言うけれど、それってホントだね。

今まで何代ものオーナー達が丹念に磨いてくれたこのギターを僕も受け継ぎます!!

これからもっともっと枯れていくのかと思うと楽しみでしゃあないわ。
きっと歴代最高のオーナーだと思うよ!


取り合えず、ようこそ我が家へ!!!!