BOOKデータベースより

「女探偵・葉村晶は尾行していた老女・石和梅子と青沼ミツエの喧嘩に巻き込まれる。

ミツエの持つ古い木造アパートに移り住むことになった晶に、

交通事故で重傷を負い、記憶を失ったミツエの孫ヒロトは、

なぜ自分がその場所にいたのか調べてほしいと依頼する―。

大人気、タフで不運な女探偵・葉村晶シリーズ」

 

大好きな葉村晶シリーズ。

切な~いお話でした。

中年のオバさんの痛みとかの描写がホントにリアル。

身体はもちろん,心も。

痛い女性の孤独感とかも。

ミステリーとしても,社会派な面を絡めつつ,きちんと伏線を回収していく。

ただ,読むのは,予想よりは手こずってしまいました。