ケータイの方 ごめんなさい 適正化していません

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従来のご朱印「 華 厳 (現在もメインとして継続)
photo on October 28 2011

大仏殿でいただける朱印は「華厳」がメインで
他に2種が用意され 依頼すれば対応していただける

メインの「華厳」のほか
最近までは 「 大佛殿 」と「 唯心(ゆいしん) 」があったが
最新のご朱印2種を いただいて来た

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「 大 佛 殿 」

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「 唯 心 」
「 唯 心 (ゆいしん) 」とは…
この世のすべての事物・現象は心が変化して生じたものであり
心の外なる存在はありえないとする華厳経の中心思想

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華 厳 」の教え
「偉大な仏の世界を 菩薩の実践の華によって飾る」(経典 華厳経)
華厳経は 東大寺のお経 華厳宗の経典

「華厳唯心偈」 ****** 縁起・唯心・華厳について ******

縁起
仏教では 万有は縁(条件)によって生じる
つまり 一切のものが関係の上に存在している事実を 凝視する
華厳では この関係を さらに深め高めて
たとえば
私というものは 私以外の万物(の恩恵)によって生かされているのだが
同時に 私も 他の万物を生かしているわけで
あらゆるものは 重々無尽に関係しあって 共存共栄
美しい調和のとれた世界に気付かねばならない という

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唯心
また 縁起の奥底へ目を向けて 唯心(縁起)とも云い
一切は 心の変現であって
心は あらゆるものの根源であり 真の実在である と説く

これを さらに高め深めたのが 華厳経の中心思想で
この 唯心縁起の究極をあらわしたのが <唯心偈>である

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般若心経は 大般若経六百巻を 266字に煎じつめたのと同じく
唯心偈は 六十巻または八十巻の華厳経を 百字に凝縮した
つまり<百字心経>は 華厳の真髄とも言うべきもの である
これを詠めば 華厳の考え方が分かる という事である

『 心はたくみなる画師のごとく 』という詩から はじまり
『 心は 諸の如来を造ると 』で 百字心経は 終わる

画家が 風景(自然)・人物(人生)・静物(万物)と 自由自在に描くように
心もまた 宇宙万有を描く画家 である

地獄という苦の世界を創り出すのも 心なら
極楽という楽しい境地に住むのも 心であり
悟って仏となるのも心
迷って衆生(この世)に留まるのも心 に他ならない

あらゆる世界 境界 一切の存在を現出・創造するのが心
心の働に ほかならず 一切は心から である

だから このことがわかれば 本当の仏さまがわかり
華厳がわかり 仏教がわかり
真実の神・仏 本当の宗教というものが わかる
過去から 現在 未来へ
その三世が 夫々に
過去現在未来の三世を抱きかかえて流れ続く永遠が
実は今 この現在に収まっているという<十世>も
四方八方上下と無限に展がる<十方>も
いまここにいる私の心に掌握されているのです

華厳では 一即一切念劫融即 といい
無限の此処 永遠の現在 と云う

大きく広い心を 清く美しく大切にして
一瞬一瞬一歩一歩 全身全霊をうちこんで
一日一日を 花のように 美しく立派に生きること
・・・・・・ が 華厳なのである

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<新作>と云ったら失礼かも
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「 大 華 厳 寺 」
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.........南大門の扁額

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「 大 悲 心 」
......... (だいひしん) 大いなる慈悲の心



東 大 寺


東大寺では 大仏殿(金堂)のほかに 各お堂でご朱印がいただける
「国宝 四天王」(戒壇院)  「千手観音」「普賢菩薩」(三昧堂・四月堂)
「法 華」「不空羂索観音」(法華堂・三月堂)  「五大力寺」(不動堂)
「南無観」「観音力」「現観音在」(二月堂)  「地蔵菩薩」(念仏堂)
「愛染明王」「阿弥陀如来」(俊乗堂) 「梵鐘」(釣鐘堂) など バラエティに富む

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