犬は元々群れで生きることで身を守り、子孫繁栄してきた生き物です。
犬は言語を使いません。その代わりに表情、姿勢、鳴き声、嗅覚などでコミュニケーションをはかっています。
「この匂いは・・・うん、若いメス・・・」
「こっち来るなよ・・・ガルガル」
普段の生活で飼い主が簡単に理解できるものばかりですね。
人間も、楽しすぎてもストレス、悲しいことがあってもストレス。
親しい人の死でもストレスはかかりますが、結婚式を目前に控えた花嫁に円形脱毛症が出たりするのもストレスです。
犬もまた、心がニュートラルな状態を好むようです。
バックでもない、ドライブでもない状態・・・
犬には私たち人間のようにショッピングして~おしゃべりして~ゴルフいって~なんていうストレス解消法がないんですね。
そこで犬たちはどうやってストレスを軽減していると思いますか?
みなさん、カーミングシグナルをお勉強しましょう。
ノルウエーのトウリッド・ルーガス(Turid Rugaas) という方が提唱したもで、27個に体系化されています。
ボディランゲージのようなものです。犬語とでもいいましょうか・・・
このカーミングシグナル、すぐれものです!自分ひとりでやってもよし、相手に向けてやってもよし!ですよ。
相手を落ち着かせようとして行うカーミングシグナル、
自身のストレスケアのために行うカーミングシグナル。
顔を背ける、目を背ける
犬を大声で怒鳴ると、たいていの犬はやります。
私たち人間は、お話をするときは人の目を見なさいと教育されていますが、犬は違います。
目を背けたり、顔を背けることによって
「落ち着いて下さい(ニュートラルに戻して)
もう怒らない下さい。敵意はありません」という意思を示しています。
この犬は頑固だ!などと責めないであげて下さいね。
また、散歩中に出会った犬が興奮して近づきすぎたりする時にも行ったりしていますね。
このような犬がよかれと思ってした行為が、飼い主との関係を悪化させてしまうこともあります。
人間の常識=犬の常識では無いんですね・・・
犬の立場にたって自分の行動をチェックする。
ザ・「あぁ勘違い」シリーズもこのブログでご紹介していけたらいいなと思っています。
ラルフランドの保育園では、犬同士のコミュニケーションを大事にしています。
群れで生きるため=ほかの犬とのトラブル防止 が勉強できるようになっています。
ひと家族で犬を数頭飼育するのには医療費も含めて膨大なお金がかかりますよね。
今はどの犬も一人っ子ちゃんだと思ってあげてください。
「ほかの犬との接し方なんてしーらない」
「私も人間だよね?」なんて思ってるわんちゃんを責めないであげて下さいね。
犬との関係に悩んでしまったら、是非お店にお立ち寄り下さい。
横浜 ラルフランド
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