今日は2名の方のキャリアカウンセリングを

させていただきました。

 

土日のみですが、

10年以上も前からキャリアカウンセリングを

させていただいています。

 

派遣業界に身をおく私が、

働いてくださるスタッフの方々の

日々の仕事やキャリアの悩みを聞く中で、

もっともっと建設的な解決策を提示できればな。

もっと相手の課題を引き出せることができればな。

もっと相手の気持ちを楽にすることができればな。

 

そんな思いから、

20年前に産業カウンセラーの資格をとり、

GCDFの資格取得者の第一期生となり、

そしてキャリアコンサルタント技能士の資格をとって

体系的にキャリアカウンセリングについて

学びました。

 

少しでもキャリアカウンセリングで

働く人々の応援をしたいと、

日に日に思いを強くしています。

 

昨今はキャリアコンサルタントという仕事が

少しずつ定着し始めてはいますが、

まだまだ日本ではキャリアカウンセリングを受ける

ということが一般的ではありません。

 

自分の仕事のモヤモヤを、

自分の今後のキャリアの悩みを。

そんなキャリアに関するあれこれを、

気軽に話せる相手がキャリアカウンセラーです。

 

カウンセリング料はちょっと高いと

思われるかもしれませんが、

例えば会社帰りに

答えのない愚痴を肴に呑みに行って払うお金で、

誰かにキャリアのモヤモヤを整理し、

解決策を見つけることのほうが、

長い目で見れば、あなたのキャリアに+になると

私は信じています。

 

で、私は私で日々勉強です。

キャリアカウンセリングが日本で定着するように、

受けた相談者に満足してもらえるように、

日々、カウンセリングスキルの向上や

労働市場や労働環境について勉強するのも

私の大切な仕事だと思っています。

 

それでも、

毎回、毎回、カウンセリングをさせていただいて、

相談者の方に満足してもらえたのか?と

いつも考えてしまう。

今日も2名の方に満足いただけたのか?

カウンセリング内容についての振り返りです。

 

シンプルに。

相談者の満足のために。

明日も1ミリでも成長した自分であろうと思います。

 

カウンセリングのお問合せはこちら ↓

 

【アクティベーター&サポーター会員限定企画】営業女子のためのリアル相談室がオープン | 営業部女子課

 

 

 

 

 

最近、非常に充実した週末を送っています。

パラレルキャリア。

本業とは別の活動。

 

そう、

営業部女子課の活動。

フリーのキャリアカウンセリングの仕事。

 

この2つの活動が順調に軌道にのってきました。

カウンセリングを希望される方々も

少しずつ増えてきています。

先日は営業部女子課×横浜男女共同参画センターとの

リーダー勉強会も実施しました。

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私が自分のミッションとしている

『誰もが気軽にキャリアの相談ができる』

『自分の志を話せる』という状態に

少しでも近づけられることが嬉しい。

 

それにしても不思議ですね。

自分が本当に望んでいること。

実現したいこと。

それに従事していると、

不思議なくらいに時間を忘れる。

そしてどんなに忙しくても

全然、苦痛ではない。

 

むしろ、心地よい疲労を感じられることで、

充実感を持てたりします。

 

本業の今の業務にいっぱいっぱいで、

とてもではないけれど、

他のことを考える時間がない。

気持ち的な余裕もない。

そう思われる方も少なからず、

いらっしゃるかと思います。

 

でもでも、そんな時こそ、

本業とは別で活動できる場所があれば

少しは気持ちが楽になるのではないでしょうか?

 

そんなことわかっているけれど

それができないから困っているんじゃないか~!!!

 

・・・という声が聞こえてきそうですね(苦笑)

 

そんな方々のために、

私は少しでも今の状況を整理し、

凝り固まってしまった気持ちを、

解放できるようなお手伝いをしたいと思っています。

 

ご興味のあるかたは是非ご相談ください。↓

 

【アクティベーター&サポーター会員限定企画】営業女子のためのリアル相談室がオープン | 営業部女子課

 

 

 

 

 

 

 

私は職人にとても憧れます。

どうしてなのか?

自分でもよくわからない。

でも職人に対しての尊敬の念は

子供のころから非常に強かったと思います。

育った環境はサラリーマン家庭で、

私の周りにも職人はいないのですけれどもね・・・・

 

そういえば、父が亡くなってからもうすぐ1年になります。

父の遺品の整理をしていた時に

母が結納で父にプレゼントしたオメガの時計が

出てきました。

すっかりさびてしまっていて、

時間を刻むこともできなくなっていた・・・。

でも父と母の思い出の大切な時計。

そのままにはしておけなくて、

私が大切に受け継がせてもらうことにしました。

 

その時計。

最初にオメガ本店の修理工房に行って、

『思い出の品なので』といって修理をお願いしましたが

10万かけても直らないと言われました。

『そんなに価値のあるものでもないので、

 新しく買っては?』と提案されましたが、

この時計はそういったものではありません。

新しい時計と引き換えにするようなものでないのです。

意気消沈して、別の時計の修理屋に問い合わせたものの、

『オメガの本店で直せないものは、うちでも直せない。』と

のべもない。

数十件問い合わせましたが、どこもかしこも直せないという返答。

 

諦めかけていた時。

別の時計の電池交換で入った町の商店街の時計屋さん。

ダメもとで、『このオメガの時計の修理はできますか?』と

お願いしたところ、

『約束はできないけれど、見てみるよ』という回答。

 

私がなぜ、この時計にこだわるのか?

もしかしたらそんなに価値のあるものではないかもしれないけれど、

家族の思い出が詰まったものであること。

それを説明したら、

時計屋のおじさんは、

『そうですよね。とても大切な時計なんですね。

 頑張って直してみますね』と

それはそれは暖かい言葉をくれたのです。

その言葉だけで、私は最悪、この時計が直らなくても

救われたと思いました。

 

そして待つこと2週間。

その時計屋のおじさんから、

『直りましたよ』の連絡をもらった時は

どんなに嬉しかったか!

しかも10万円などではなく、その半分以下の値段で

直してくれたのです。

 その時計がこれです。

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男性物の時計でもともとはステンレスの

バンドだったのですが、

これを女性らしく赤の革のバンドに変えてみました。

この赤の革のバンドは、

その時計屋の娘さんが一緒になって選んでくれたものです。

 

その後、祖母が亡くなって、

また祖母の時計が出てきました。

今度はとても小ぶりの品のいい時計です。

こちらもオーバーフォールして、

このように素敵な時計になりました。

 

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もちろん、その時の時計屋さんにお願いしたのは

言うまでもありません。

 

私が好きな職人には、

こうして人の気持ちまで慮って、

こだわった仕事をしてくれる人。

自分が苦労して物を作りだしているからこそ、

人の物も大切にし、

その物を大切にする人の気持ちまでも

大切にしてくれるのかもしれません。

 

そういった心の通った仕事をしてくれる職人。

そんな職人に私は何故か、

やっぱり心を惹かれます。

 

なんでもオートメーション化され、

大量生産される昨今。

こんな暖かい心の通った

細かい手仕事をしてくれる職人を

私はこれからも大切にしていきたいと

そう思います。