日々の軌跡

日々の軌跡

写真で綴る、生活の日記

Amebaでブログを始めよう!
ちょっと休みが取れたので,新幹線に乗って一路首都東京へ.

夕方に着いて,東京在住の知人にcall.5分もたたないうちにお店を予約してくれました.

パリでは三つ星,日本ではロブションで修行されていたシェフが,カウンターフレンチのお店を開いてます.
俺のフレンチなど,東京ではカジュアルフレンチブームですが,ここは本格派と,カジュアルフレンチのちょうど橋渡し的な雰囲気ですが,料理はずばり材料からど真ん中フレンチでした.

モンサンミッシェルから直入のムール貝.小ぶりでしたが,貝殻の中,パンパンに身が詰まってます.
味付けはあっさりでしたが,貝自体の味がギュッと濃くて言うこと無し!

Janisson & Fils Brut Tradition 
シャンパンでまずはやっつけました.のどを通る時に洋梨の香りが微かに鼻に抜けていくような,美味しいシャンパンでした.

いろいろと食したんですが,何せ一人なのでグラスワインで楽しみました.
これが今まで飲んだグラスワインとしては抜群の味でした.ここまでしっかりと濃い,香りの良いグラスワインはなかなかないんじゃないかと思います.

cotes-du-rhone blanc 'valvigneyre' 2011



仔牛のステーキのフォアグラ乗せ(^^)

ワイン5杯,その他諸々頂いて,締めて8000円.
倍くらい取られるんじゃないかと思うくらい満足感のある料理でした.
写真は忘れましたが,平茸のソテーが今回のハイライトかな.


Château Le Manoir, Cuvée Les Graves, Lalande de Pomerol

東京の晩飯はしばらくここで取ることになるでしょう.

 今の職場は泣く子ももっと泣く鬼の救急病院で,すさまじい数の救急車が毎日やってきます.
私の所属している診療科ではこの救急を担当しているのが私ともう一人なので,一週間の半分が待機です.
待機といっても別に詰め所にいるわけではなく,病院から30分以内の場所にいないといけないこと,お酒は飲んではいけないのがルールです.
ってゆうかお酒も駄目なんかいと思いますねー.
前の病院は私一人で救急担当していたので,365日待機の代わりに,「酒は飲んでも良いし,どこにいてもいい.要請があった時に可能なら来てね」というスタイルでした.

 今の職場は酒厳禁,30分以内招集と,個人の自由を奪っている割に対価が出ません.個人の自由を束縛してるんだから,お金くらい出せよなーと思うんですが.労働基準監督庁に勤めてる知人に言ったら,監査入ったらたぶんなんらかの指導は入ると思うけど,そっちの業界はやりだしたらきりがないから無理なんちゃうん?と言われてしまいました.

 とはいうものの,毎晩晩酌していた身ですが,お酒を飲まなくなると夜が長い.本を読んだり,勉強したり,ちょっとした掃除やアイロンがけ,ジムで汗をかいたりとずいぶんゆとりを持った時間が過ごせます.これはこれでいいかもしれんなーと思いつつ,冷蔵庫のビールから目を逸らしています.あと,たまに誘われて飲みに行ける時がめっちゃ楽しいんですよね.


昨日は尊敬する経営者の方とお酒の席をご一緒させて頂きました.色々と近況をお互い報告しましたが,彼の将来に対するビジョンや新しい事業の構想など,私より一回り以上年上なのに,バイタリティに溢れ,楽しそうに楽しそうに仕事の話をして下さいました.


最近彼女とその経営者の方について話したのですが,車の買い方,本の買い方一つとっても,「独立,経営者的な考え方の人ですね」という感想を言っていました.彼女に言わせると,現状に留まらずにどんどん新しいことを思いついて,やりたいことが多くなるのも独立経営者的な考え方だそうです.
 うちの彼女は若い割には色んな経営者の方とお酒の席を共する機会が多い人ですが,面白い感想だなぁと思います. 

自己啓発書やセミナーが盛況な昨今ですが,大切なのは彼のように“self-motivated”であることではないでしょうか.ともすれば仕事の大半はルーチンワークで,高いモチベーションもキープしづらくなってくる仕事ですが,そんな中で,きちんと自家感作して,モチベーションをキープし続けることがとても難しい.私の場合は彼と会うことで,一ヶ月のモチベーションが保たれているのですが,本当は自分自身の内面からモチベーションをキープしなければと常々思っています.

 4月から職場が変わりましたが,5月病もどこ吹く風で,今までのキャリアの中で最も仕事が楽しい時間を過ごしています.

優秀な上司の下で仕事が出来る幸せとはまさにこのことだと思います.
若輩者の私にきちんと仕事を任せてくれて,さりげなくチェックを入れて足りないところは丁寧に,そして私が自分で気づけるように導いてくれる上司.こんな物知りな人がいるのかと毎日目を丸くしています.

新しい職場では部長からも顧問からも「とっても仕事できる優秀な若い人が来てくれて嬉しい」と過分な評価を頂いて恐縮しきりですが,その期待に応えられるよう,精進していきたいと思います.