映画と自転車と私。

映画と自転車と私。

京都で飄々としながら、映画(99%)や自転車旅行(1%)のことを綴ります。

だいたいが自分が見た映画のことを書いています。


あとはささいな日常とか・・・。

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英語のリスニング能力を鍛えようと、1日1TEDを日課にしています

主に使っているのはiPadアプリのTED、ダウンロードしておくとオフラインの電車の中でも見れるので便利です

ただここで1つ問題点が

TEDを見る時に、さすがに音声だけでは理解できない言葉があるので字幕もつけて見ているのですが、このアプリなぜかダウンロードした後だと字幕が日本語しか選択できない

これだとあまりリスニングのトレーニングになりませんね

どうしたものやら

TED iSUBという字幕に特化したアプリもあるのですが、こちらは有料なので、もう少し無料でなんとかならないか奮闘してみます
日本では3月に公開されるこのDisneyアニメ

本国アメリカでは去年に公開され、もうAmazon.comではDVDも発売されています

こりゃ見なイカン!と3月まで待てず、早速鑑賞しました

2012年に公開された『メリダとおそろしの森』の謳い文句は、「運命を待つだけじゃない、自分で切り開く、ヒロイン!」みたいなものだったと記憶しているんですが、精神的にというより、あれはアクション的に切り開いていましたね

今回のFROZENはメリダが失敗したとも言えなくもない、切り開く型ヒロインを、見事に今までDisneyアニメが扱っていた男女の愛とは違う形で体現して成功していると思います

愛は待つものではなく、自分自身の手で掴みにいくもの

そしてまたその愛のカタチが従来の男女間の愛のカタチでないのにすごく驚きました
こんなのってDiseneyで初めてじゃないのかな

私は最初からあのモミアゲは怪しいと思っていましたが笑

2010年(もう4年前!!)の『塔の上のラプンツェル』と並ぶほど、好きな作品になりました

ところで、私は『メリダとおそろしの森』の失敗点の1つに、その世界観の狭さもあると思うんですが、FROZENは世界がとても広く感じた。

この狭い・広いってとても感覚的なものだと思うんですが、だいたい共通感覚であるように思います。

海・空が登場する作品は広いですよね。

メリダは暗い森がシーンのほとんどだっかたら狭く感じたのかな。

またこれも詳しく調べて、それを条件付けできたら面白そうです。

とにかくFROZENは世界観も広く、今までとは違ったヒロイン、そして愛をテーマにしていてとても面白かったです。

3月の公開も楽しみ!
赤色、といのはたびたびニコラス・レイの映画の中で用いられているらしい。

今回はジェームズ・ディーンの出世作、『理由なき反抗』を見た。

この映画で目を付く赤色は、

・Judyの赤いコートと口紅→のちにピンクのコートと柔らかい唇の色に変化
・Jimの赤いジャケット→Platoの遺体にかける
・Jimの家の赤いカウチ→Jimの赤いジャケットと同化し、悪友の死に加担してしまったJimの心の葛藤・グチャグチャ感を表象
・Platoの赤い左靴下(右は青)

というところかな。

映画評論家の加藤幹郎氏によると、この映画における赤は、大人になれない若者の傷(口)を表しているらしい。

そうするとJudyとJimの赤色が変化し、ピンクになり、白になる流れが理解できた。

やっぱり主人公ということもあって、Jimの赤いジャケットに目がいきがちだけど、自分はPlatoの靴下がとても気になった。

Platoはその赤い靴下を脱ぐことなく、警官に銃で撃たれて死んでしまう。
Platoだけは、大人になれないまま死んでいき、その傷口を残している、という描写なのかな。
遺体が地面に倒れているショットでも、わざわざ右足が曲がって隠れていて、左足の赤い靴下がむき出しに映し出されていた。

そしてその隠れた右足をディーンがまっすぐに正す。

JimrとJudyを自分の家族、父親と母親代わりにしたいと願っていたPlatoに対して、JimができることはPlatoが大人になる手助けをすることだったが、それも失敗してしまう。

そこらへんはPlatoの靴をJim自信が揃えてやってるのにもかかわらず、赤いジャケットPlatoにかえてやるところからも伺える。

この映画では3家族のどれもが父親に問題(エレクトラコンプレックス、父親の母親化、父の不在)を抱えているのがまた面白い。

子どもは父を尊敬し、認めていないと神の存在をも信じない(宗教を否定する)と、フロイトの本で読んだことが思い出され、印象的だった、

映画と精神分析の関係も面白そうだな。
話がどんどん飛躍していくので、このへんで。

おわり