6日の私は研修講師。

黄瀬紀美子先生率いるチームキセキの講師として認定を受けている。

行政からの就職支援研修の一日を担当させていただいた。

研修内容は『社会人基礎力研修』のうちの「組織人の基礎知識」。


我が家の息子と同じくらいの年令の研修生4名。まだ一度も働いたことがないとのこと。

人前で話する経験もないに等しい。
とにかくおとなしい。


「おはようございます。
本日もよろしくお願いいたします。」
語先後礼で着席。

本来ならそのまま研修開始。

たが、そのまま「母音笑いエクササイズ」をしてもらった。

背筋を伸ばして、自分が思うよりも意識して大きな口を開けて。


「あ~はははははははは~」
「い~ひひひひひひひひ~」
「う~ふふふふふふふふ~」
「え~へへへへへへへへ~」
「お~ほほほほほほほほ~」


研修生のSさんはアイコンタクトもとりずらく、早口でお喋りが苦手。

何日か前に、私が別の講師の研修を見学した時にワークのお相手したバディーでした。
早口で上手く喋ることができないことにコンプレックスがあるということを話してくれた。
「どうしたら、そんなふうに明るくスムーズに喋ることができるのですか?」と質問されたので、「大きく口を開けて、ゆっくり喋るといいと思います。」と答えた。


という経緯で、今回の一時眼目開始前に笑いヨガをして、お顔の筋肉を動かし、横隔膜を使って肩の力を抜かせ、滑舌をよくすることをしたのだ。

それで終わり?いえいえ、二時眼目開始前にももう一度。研修生諸君はなれたもので「あ~はははは…ほほほ」をしてくれた。


面白かったのが爆笑
一時眼目の途中から入室された研修施設のスタッフさんがその様子に目を丸くされ驚ろかれたこと!
なに?これ?状態。
だって、無表情、無反応の彼たちが元気にあははは~なんですからウインク


おかしくなくても「あ~ははは~」と続けていると明らかに顔に赤みがでて、本物の笑顔になる。
その後すぐに、言葉をかけると明るい表情で言葉を返してくれる。
Sさんだけではなく、無表情、無反応のKさんも同じだ。

これは笑いヨガの研修ではない。
しかし、研修に笑いヨガは体を弛めること、笑顔を引き出すのに必須である。


あっという間に七時限が終了した。


「組織人の基礎知識」もしっかりお伝えさせていただいのは言うまでもない。


研修生諸君、お疲れさまでした。
ありがとうございました。

社会人になられても、、ハハハ~を忘れないでね❗