2014年2月6日(木)

突然ですが、父が召されました。


ほとんど放置のこのブログ、久々再開の記事がこれでいいんだろうか。

まあ、とにかく。


自分は変なところだけ父に似て、

こういう場面でできることなんて何もありませんでした。

母は気丈で、入院から続く約2週間ほどの疲れもある中、

一通りの、文字通り嵐のような数日間を何とか無事、乗り切りました。

これから先がまだ心配ではあります。


父は、ある意味では自分の好きなことに夢中で生きてきただけかもしれませんが、

周囲の人が笑顔になってくれている場所に居たことは

弔問に居ていただいた方々の姿でよくわかりました。


久々に、本当に久々に

いとこたち全員にも会えました。

父のおかげです。


遺してくれたものは、たぶんまだ沢山あるはずで、

でもそれにはほとんど気づけていません。


日々を大切に生きていかないと。

こちらへの記事は全然upしていませんでした。

すっかりもう、so-net blogだけの運営で手一杯で。

でも、以前にもこの記事は同じ内容のものを転記していますので、今回も載せたいと思います。

オリジナルの記事としては「屋上愛好会」の本館に置いてあります。


以下がその本文です。




初めて参加した2008年の分 に続いて、2009年版を考えてみました。
こういう機会を与えてもらえて嬉しいです。
自分が鑑賞した作品に投票や例えば点数をつけるという発想そのものには、自分はあまり積極的ではないほうですが、趣味として、愉しみとして続けてきているものを機に応じて総括するということで、これからも運営事務局の方からお誘いいただけるなら続けていこうと思っています。

日本インターネット映画大賞URL:
http://www.movieawards.jp/

[作品賞投票ルール(抄)]

 ・選出作品は5本以上10本まで
 ・持ち点合計は30点
 ・1作品に投票できる最大は10点まで




【作品賞】(5本以上10本まで)
  「HAPPY FLIGHT 」    3点
  「大丈夫であるように -Cocco 終らない旅- 」    3点
  「誰も守ってくれない 」    3点
  「闇の子供たち 」    3点
  「ホノカアボーイ 」    3点
  「おと な り 」    3点
  「Dear Doctor 」    3点
  「サマー・ウォーズ 」    3点
  「南極料理人 」    3点
  「さまよう刃 」    3点
【コメント】
この基本ルールで、更に自分で決めたものとして
1..できるだけ作品数は規定範囲内の上限まで選びたい→10本を選ぶ
2.その上で選出した時点で作品相互で個人的には優劣はできたらつけたくない
(選ばなかった作品と僅かなものも含め、既に差があると思っているので)
3.リストアップした作品の列挙は、鑑賞順とする
4.選出の対象とする作品は、映画館で鑑賞したものに限定する
(本来の基準では制限が緩くてDVD鑑賞も含めてもOKですが、自分の中では別物だと思っているので)
という基準で挙げてみました。

結果的に、小説などの原作がない、オリジナル脚本のものを多く選んでいます。
※ 投票には関係なく、今年印象に残っている作品名だけ挙げておきます
(このリストに、実際には上記の作品とほとんど差はないです)。
少年メリケンサック
罪とか罰とか
ハルフウェイ
おっぱいバレー
重力ピエロ
いけちゃんとぼく
プール
ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ
引き出しの中のラブレター
サイドウェイズ
なくもんか
曲がれ!スプーン




【監督賞】        作品名
   [沖田修一] (「南極料理人 」)
【コメント】
ここに挙げることで、自分の中では実質的に作品賞のような気分です。
長編映画としてはほぼデビュー作であって次の作品が楽しみです。
それと、選ぶ基準として、間口が広い作品だったので、自分ももう一度映画館で観たくなったし、多くの人に薦めたい作品でもありました。

【主演男優賞】
   [小日向文世] (「サイドウェイズ 」)
【コメント】
沢山の作品に出演されているんですが、主演作はこれまで多くありませんでした。
この作品での小日向さんの人はいいんだけど大人にはなりきれず、どこかもどかしくも人間臭いキャラクターが好きです。
主演ではありませんが「重力ピエロ 」の父親役も印象深かったです。
※ 嬉しいことに、一人に絞るのが大変でした。
それだけお名前を挙げたい俳優さんが沢山思いついたので。
以下、投票には関係しませんが挙げておきます。
[佐藤浩市] (「誰も守ってくれない 」「少年メリケンサック 」)
[江口洋介] (「闇の子供たち 」「GOEMON 」)
[長瀬智也] (「ヘブンズ・ドア
[岡田将生] (「ホノカアボーイ 」「重力ピエロ 」「ハルフウェイ 」)
[岡田准一] (「おと な り 」)
[笑福亭鶴瓶] (「Dear Doctor 」)
[堺雅人] (「南極料理人 」)
[寺尾聰] (「さまよう刃 」)
[竹中直人] (「僕らのワンダフルデイズ 」)
[阿部サダヲ] (「なくもんか 」)

【主演女優賞】
   [松たか子] (「ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ 」)
【コメント】
意外な気もしますが、松さんの映画で主演作っていうと本当に少ないんです。
でもこの作品は、これから先も松さんにとって代表作の中に入ると思います。
※ これも、投票以外の候補で考えた方々について挙げておきます。
[綾瀬はるか] (「HAPPY FLIGHT 」「おっぱいバレー 」)
[福田麻由子] (「ヘブンズ・ドア 」)
[宮﨑あおい] (「少年メリケンサック 」「闇の子供たち 」)
[成海璃子] (「罪とか罰とか 」)
[麻生久美子] (「おと な り 」)
[木村佳乃] (「キラー・ヴァージン・ロード 」「誰も守ってくれない 」)
[常盤貴子] (「引き出しの中のラブレター 」)

【助演男優賞】
   [伊東四朗] (「さまよう刃 」「引き出しの中のラブレター 」)
【コメント】
登場シーンは少ないんですが、存在感があって印象的でした。
伊東四朗さんは、年末に放映されたTVの「坂の上の雲」も含め、個人的に最近特に気になっている人です。
※ 以下、同様に挙げておきます。
[柳葉敏郎] (「誰も守ってくれない 」)
[阿部サダヲ] (「ヤッターマン 」)
[大沢たかお] (「GOEMON 」)
[モト冬樹] (「いけちゃんとぼく 」)
[瑛太] (「Dear Doctor 」「余命1ヶ月の花嫁 」「なくもんか 」)
[加瀬亮] (「プール 」)
[生瀬勝久] (「ヤッターマン 」「南極料理人 」「サイドウェイズ 」)
[段田安則] (「僕らのワンダフルデイズ 」)
[光石研] (「おっぱいバレー 」「なくもんか 」)
[志賀廣太郎] (「曲がれ!スプーン 」)

【助演女優賞】
   [蒼井優] (「いけちゃんとぼく 」)
【コメント】
この作品では声のみなんですが・・・・。
ホノカアボーイ 」でもちょこっと出てますが・・・・。
ただの贔屓です。
早く次の出演作品が観たいです。
※ 以下、同様に挙げておきます。
[倍賞千恵子] (「ホノカアボーイ 」)
[深田恭子介] (「ヤッターマン 」)
[竹内結子] (「なくもんか 」)
[木村多江] (「ゼロの焦点 」)

【新人賞】
[岡田将生] (「ホノカアボーイ 」「重力ピエロ 」「ハルフウェイ 」)
【コメント】
実際には「天然コケッコー 」があり今年がデビューではないんですが、一気に出演作が増えた2009年ですので、実質的に今回ここに該当させてもいいかなと。

【音楽賞】
  「プール

プール オリジナルサウンドアルバム

プール オリジナルサウンドアルバム

  • アーティスト: サントラ
  • 出版社/メーカー: バップ
  • 発売日: 2009/08/21
  • メディア: CD



【コメント】
元々、サントラ盤は好きで、どんどん買って聴いていますが、とにかくよく聴いたのはこれです。
小林聡美さんの歌とギターも、初めて聴いてすっかりとりこになりました。
※ 他にも候補が沢山ありました。以下に挙げておきます。
ホノカアボーイ
ホノカアボーイ オリジナル・サウンドトラック

ホノカアボーイ オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト: 青柳拓次,阿部海太郎,Toshiyuki Yasuda,Takahiro Kido,ギャビー&ロペス,CALM
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2009/03/11
  • メディア: CD



おと な り
映画「おと・な・り」オリジナル・サウンドトラック

映画「おと・な・り」オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト: サントラ,安川午朗,諸橋邦行,比嘉香
  • 出版社/メーカー: ジェイ・ストーム
  • 発売日: 2009/05/13
  • メディア: CD



南極料理人
南極料理人 サウンドトラック

南極料理人 サウンドトラック

  • アーティスト: 奥田民生,サントラ
  • 出版社/メーカー: KRE
  • 発売日: 2009/08/05
  • メディア: CD



サイドウェイズ
サイドウェイズ・オリジナル・サウンドトラック

サイドウェイズ・オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト: 渡辺貞夫
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2009/10/14
  • メディア: CD



ザ・ミュージック・オブ・サイドウェイズ

ザ・ミュージック・オブ・サイドウェイズ

  • アーティスト: ジェイク・シマブクロ
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2009/09/30
  • メディア: CD






すっかりこちらに記事を残すのをご無沙汰にしちゃってました。

本館の記事の転載ですが、せっかくこういう内容なので、こちらにも同じ内容ですが残しておこうと思います。

(以下がその本文です)



関係者よりコメントを残していただいたのは今回が二度目で、昨年観た作品へのコメント(投票)は、なんか余裕がなくなったまま記事をまとめるタイミングが結局合わずにそのままにしてしまっていました。
今回は、まだ少し早いくらいの時期ですが、大筋はまとめられるかなと思って記事にまとめてみます。
自分の投票内容はあくまで個人的な鑑賞の楽しみと満足度に基づいて考えてみたものです。
これからレンタルしようかなとか、そういう作品選びの参考にならないかもしれません。
※ この企画の発信:日本インターネット映画大賞のURLはこちら http://www.movieawards.jp/



『 日本映画用投票フォーマット 』
[作品賞投票ルール(抄)]
 ・選出作品は5本以上10本まで
 ・持ち点合計は30点
 ・1作品に投票できる最大は10点まで

【作品賞】(5本以上10本まで)
  「山のあなた 徳市の恋 」    3点
  「
アフタースクール 」    3点
  「
歩いても歩いても 」    3点
  「
西の魔女が死んだ 」    3点
  「
百万円と苦虫女 」    3点
  「
おくりびと 」    3点
  「
パコと魔法の絵本 」    3点
  「
トウキョウソナタ 」    3点
  「
ブタがいた教室 」    3点
  「
天国はまだ遠く faraway heaven 」    3点
【コメント】
このルールで、
1.できるだけ作品数は規定範囲内の上限まで選びたい
2.その上で選出した時点で作品相互で個人的には優劣はできたらつけたくない
(既に選ばなかった作品と僅かなものも含め差があると思っているのもあり)
3.リストアップした作品は、鑑賞順とする
4.選出の対象とする作品は、映画館で鑑賞したものに限定する
(本来の基準では制限が緩くてDVD鑑賞も含めてもOKみたいですが、自分の中では別物だと思っているので)

という基準で挙げてみました。
いいなぁと思えるものが本当に多くて、選べるものならもっと沢山、挙げておきたい作品がありました。

投票には関係なく、今年印象に残っている作品名だけ挙げておきます(そのリストに、実際にはほとんど差はないです)。
ザ・マジックアワー
ICHI」
クライマーズ・ハイ
陰日向に咲く
犬と私の10の約束
グーグーだって猫である

【監督賞】              作品名
   [内田けんじ] (「
アフタースクール 」)
【コメント】
選んだ基準のひとつはオリジナル脚本であることです。
内田けんじ監督は実質的なデビュー作である「
運命じゃない人 」も面白くて好きでした。
今回がある意味でメジャーデビュー作と言えるかもしれない製作過程ですが、次回作が早く観たいです。

【主演男優賞】
   [阿部寛] (「青い鳥」)
【コメント】
作品賞のリストに挙げられませんでしたが、この作品での彼のある意味直球の表現が好きです。
どちらかというとエキセントリックな配役を振られることが多くて、それはそれで好きでしたが今回は違いました(ある意味、キャラクターとして個性的ではありますが、アプローチが全然異なった形だったのは新鮮な驚きでした)。
こういう地味だけどずしっと響いてくる作品にまた出て欲しいと思います。

※ 投票結果に関係なく、挙げておきます。
魍魎の匣 (これは厳密には昨年末鑑賞でした)」「クライマーズ・ハイ 」「容疑者xの献身(これは助演でした)」の堤真一氏、「ミッドナイト・イーグル 」「築地魚河岸三代目 」「ICHI」 」の大沢たかお氏と迷いました。

【主演女優賞】
   [吉永小百合] (「まぼろしの邪馬台国」)
【コメント】
これも作品賞のリストに挙げられなかった作品です。
映画女優として、現在形で果敢に挑戦し続ける彼女の魅力がこの作品でも堪能できました。
凛とした表情はやはり圧倒的で素敵です。

※ 投票には関係なくなりますが、「
人のセックスを笑うな 」「その日のまえに 」の永作博美さん、「グーグーだって猫である 」「トウキョウソナタ 」の小泉今日子さんもかなり迷ったので記述しておきます。

【助演男優賞】
   [三浦友和] (「
転々 」)
【コメント】
これも作品賞には挙げてません。
最近、様々な作品でかなり幅広く役を演じている姿が素敵です。
山のあなた 」の宿の主人も好きです。

※ これもかなり迷ったので「
クライオマーズ・ハイ 」「アフター・スクール 」の堺雅人氏を挙げておきます。投票には関係ありませんが。

【助演女優賞】
   [蒼井優] (「
人のセックスを笑うな 」)
【コメント】
これも作品賞には挙げてません。
主演作より、あえてこちらを選んでみました。
なんといっても、急ブレーキ時に慣性の法則でバックミラー直撃してたシーンが印象的です。
(って、それじゃ単なる偶然の産物で彼女ががんばったんじゃないんだけど、そういう画がまたかわいいから)
彼女が主演の「
百万円と苦虫女 」も印象深い表情が多かったし、あのほんわかとした雰囲気がやっぱり独特でよかったです。
あと映画ではないんですが彼女がTVの連続ドラマ主演を果たした「おせん」も、主演女優でありながら群像劇の中の一員としてアンサンブルに徹したスタンスが見事で実に良かったです。

【新人賞】
   [アヤカ・ウィルソン] (「
パコと魔法の絵本 」)
【コメント】
中島監督らしいかなりクセもあって濃い顔ぶれ満載の中にあって、爽やかで屈託のない伸びやかさで、その上ちゃんと主演として堂々と生きてるパコの表情は最高でした。
今回の作品のようなぴったりの役柄がこの先あるか不明ですが(次々出なくてもいいかなと思ってます)、それ故代表作として挙げておこうと思いました。

【音楽賞】
  「
天国はまだ遠く faraway heaven  / 渡辺俊幸・作曲、清塚信也・ピアノ、主題歌・熊木杏里:こと」
【コメント】
対象作品は表記の通りですが、そこに蛇足で示した部分まで含めて選びました。
併せて表記しておきます。
もともと、サウンドトラックなど好んで聴いたりするものでもソロピアノがあるスコアは好きなんですが、この作品の描く素晴らしいロケーション、穏やかな人物とその会話の言葉のあたたかさ、全体的に基本は地味ですがそこにある悠然とした雰囲気が大好きです。


 この内容(以下の投票を含む)をWEBに転載することに同意する。


さて、その3です。このペースで進めたら終わるまでの道のりがかなり遠いんですが、がんばっていきます。


「蟲師」

大友克洋監督作品で、実写のものというのは多分初めて観ました。アニメ作品で「AKIRA」はその昔観てましたが。

原作のマンガは知らなかったんですが、映画観てからハマって全巻揃えました。画のタッチはかなり柔らかくてその和の雰囲気がいいんですが、映画はまた独自のダイナミズムがあって、特に蒼井優ちゃんの颯爽たる姿がすごくよかったです。特殊な力の持ち主なんだけど、こういうのはほんと巧いです。


「バッテリー」

これは小説が原作です。ひらがな表記であさのあつこさん。不勉強なことに、知りませんでしたが、本屋に行くと普通に平積みで置いてあったんですね。映画版は滝田洋二郎監督で、けっこうオーソドックスな青春を描いててよかったです。


「ブラッド・ダイヤモンド」

そんなに敬遠しているわけじゃなかったんですが映画館は久々になっていたディカプリオくん主演でした。エドワード・ズウィック監督は前作「ラスト・サムライ」も映画館で観てました。今回は南アフリカの複雑で陰鬱な側面を描写しているかなり過酷な内容で、つい「ホテル・ルワンダ」を思い出したりしましたが、こちらのほうがドラマとしての描き方がはっきりしてます。リアルな表現だけど脚本として救済もあるし厳しいメッセージもあるし。こういうのとか「ミュンヘン」とか、やっぱり映画館でないと多分味わい方が違う気がします。なんか後からレンタルしてきて冷静に指摘されてるのはあんまり自分は好きでは在りません。


これで4月、ちょっとずつ消化できてますがまだまだ残りが沢山あります。続きはその4で。

その1からの続きです。まだ2007年1月の記録だけで終わりましたので、その後の鑑賞作品について続けてみたいと思います。

という訳で、その2を。


「それでもボクはやってない」

周防正行監督、久々の劇場作品登場というので、公開前になんだかメディアで随分と露出が多かった印象があります。前作に当たる「Shall we ダンス?」がとにかくヒットして、周防監督の描く脚本の世界がユニークで面白いというちょっと紋切り型に偏った評価でこの作品の期待が既に固まってしまった感じがして、実は観るのを逆にためらったんですが、いい意味で裏切ってくれました。なんとなくですが、前評判と違って戸惑った人も多かったかもしれません。それにしても、加瀬亮くんが素晴らしかったし脚本の構成、脇を固めるキャラクターの的確さ、特にもたいまさこさんが最高でした。


「どろろ」

手塚治虫作品の中でも異彩を放つこの原作、そのタイトルも含め敬遠されてしまったようでもあるんですが、主演の妻夫木くんは過去の出演作品と比較してみるとここまで陰もあって麗しいキャラクターって、意外に無かった気がします。本来は戦国時代が背景になっているものをあえて日本と捉えずに設定してあるロケーションが自分は狙いとして十分すんなり受け止められたし、スケール感があってよかったと思っています。まだ続くらしいので、楽しみです。


「長州ファイブ」

こちらは史実に基づく大河ドラマといえますが、久々に五十嵐匠監督の作品を観ました。「地雷を踏んだらサヨウナラ」以来です。あの作品も実在の人物を描いたものでした。

ここでの主演の松田龍平くん、この作品のちょっと前に塚本晋也監督の「悪夢探偵」も観たんですが、当然がらっと違うキャラクターで、これはなかなか骨太でよかったです。「悪夢探偵」も面白かったし、これは続編が出来るようですが、こちらは安藤正信くんが素晴らしかったです。


ということで、また3本記事にして次回に続きます。