Dragon EP(Techno)
初めて買った電気グルーブの作品。1995年 12" Ki/oon Records KSJ2 6002
A1 :Dinosaur Tank
A2 :Baron Dance
AA1:The Marble Men
AA2:Brazilian Cowboy
当時、よく聴いていた"日本人テクノ"とは、正反対の位置にいた電気グルーブ。
この作品は、一般的に知られているテクノポップバンドのイメージからは感じられないアシッドな部分を持っています。
注目は、二人のミュージックブレイン、石野卓球と砂原"Marin"良徳の存在。
卓球氏は、"日本人テクノ"のタグ付けする以前からのダンスミュージックからの経験に基づいた曲作り。
"ブラジルのカウボーイ"からダンスミュージックに電子エッセンスを加えた遊び心を感じます。
一方、Marin氏は、ご存知のようにYMOオタク(=正統な後継者?!)であり、ムードミュージックを電子音に昇華するのが得意です。
二人の才能と音楽の方向性が、分かる一枚。
ジャケ裏を見てもらう分かるように曲のクレジットにピエール瀧の名前がない!
当時は、"いったい何者だ?"とずっと思ってました。
A、AAの2(最後)は、ループになっている。
レーベルのタイトル表記は、A1以外日本語です。