退院後初の外来受診。

肝機能が悪くなってるようで、2週間後の次回受診までイトリゾールは一旦休止することになりました。

年末から血痰が出だし、量は多くはないものの現在も続いています。
退院時に比べ、CRPは減少。白血球増加。
もしかしたら一般細菌が被ってきてる可能性もあるので、オーグメンチンとアモキシシリンを1週間分処方されました。

肝機能が戻ってから真菌薬をどうするか検討するとのこと。
イトリゾールを減量すると限度額に届かなくなってしまうのでちょっと困ることになるな・・・


2週間の入院で原因の同定まではいきませんでしたが、
・検体から一般細菌は検出されていない(アスペルギルスもだけど)
・ジェニナックが効かなかった
・アスペルギルス抗体が陽性
というところから、まず肺アスペルギルス症が疑われるとのことです。

イトリゾール増量後の血液検査でも問題なかったので、用量はマックスの40ml/Dayを続けます。

カプセルで効かなかった経緯はありますが、本陣(菌球)は切除により無くなっており、またカプセルと比較して吸収のいい液剤のマックス用量とのことで「効かないわけはない!」と思いたいところです。

検体の培養はまだ続けるようですが、生えてくる可能性は低いとのこと。
肺の空洞内にあるため気管支鏡で洗ったりブラシで擦ったりしてもなかなか上手いこと採取できないようです。
生えてくれれば薬の感受性なども調べられるので、生えて欲しいような欲しくないような・・・



退院は明日に決まりました。
次回は年明け早々に外来受診。

3月の入院と今回で限度額2回超えてるので、次回の外来でまた限度額を超えるところまで処方してもらえるようにお願いしました。
そうすればその次から限度額が減額になる!ので。

抗真菌薬ってホント高いですからね。

呼吸機能検査結果のデータをプリントアウトしていただきましたが、見ても何が何だか・・・笑

4年前の術前のデータと比べて、肺切除の影響を加味すると特段肺気腫のような状態にはないそうです。

「拘束性」が良くないですが、これは肺を広げてどれだけ空気を取り込めるか(たぶん)なので、アスペルギルスの影響で術前から良くはなく、切除により更に悪くなっているという状況。致し方ないところのようです。
吐き出す方はまあまあの数値みたいです。
喫煙者だとこれが良くない傾向にあるとのこと。
自ら吸うことはないですが、受動喫煙にも気をつけた方が良さそうです。