被リンクの重要性を改めて再認識する発表がGoogleから行なわれました。GoogleのSEO担当のマットカッツ氏が長期休養をしている中でも大きな動きがあるのがGoogleです。
その内容はヨーロッパで隆盛を極めているリンクネットワークに対して、警告を行なった上で改善が図られていないことを問題視し、結果的にペナルティを発動させたことを正式に発表しました。Googleはリンクについて評価をしていることを強く公開しないためにも、ホワイトハットと呼ばれるコンテンツ重視の姿勢を強く打ち出しています。それはGoogleアドセンスでも同じであり、内容が薄いコンテンツやコピーコンテンツに対しては承認をしないなど、SEOの面でもパンダアップデートを実装しており、その姿勢は一貫している点については高く評価してもいいと思います。
しかしリンクネットワーク自体は確実に自動的なペナルティではなく、俗に言う手動ペナルティだと思われますから、ペンギンアップデートでもうまく捕捉できないという実情をGoogleが暗に公開していると言っても過言ではないとも言えます。
結局はある程度は自動的にペナルティを課すことができますが、一部は密告やGoogleの独自の調査をベースにしてペナルティを課す警告を行なっていると考えて間違いないでしょう。
日本国内でも2013年にはディレクトリ登録サイトや無料ブログを提供しているWEBサイトに対して警告メールを送っているそうですが、それは確実に「自動」で送られたものではないことは確かです。もし自動であるのであれば、無視をするというWEBサイトが多かったに違いありません。
それはサービスの停止を宣言するWEBサイトが出たことからも間違いないでしょう。