日曜の夜。
明日からまた、仕事や学校が始まる方もいらっしゃいますよね。
皆さんは、どんな気持ちでお過ごしですか?
いつだって過干渉で支配的な母と、いつだって我関せずの父を見ていて、この人たちに何を言ってもおそらく無駄だと悟ったのが、小学6年生くらいの頃。
私、この頃から、日記を書き始めたんです。
毎日のように、本当なら親に一番に話したかった嬉しいことも、受け止めてほしかった悲しみも、花柄のノートになぐり書きでぶつけていました。
もちろん、恥ずかしくて絶対に見せられないような、当時片思いしていた子へのアツい想いとか、誰かの悪口とかも、めいっぱい。
今思えば、ブログを含めて、書く作業が全くと言っていいほど苦ではなく、むしろ楽しめているのは、ここで日記をつける習慣ができたからだと思います。
そう考えたら、親にうまく気持ちを話せなかったのも、悪いことばかりじゃない。
怪我の功名…とでも言うのかしら(笑)
ただ、身近なはずの親にさえ、気持ちをうまく伝えることができなかった私ですから、当然、周りの友達とのコミュニケーションも、なかなかうまくいきませんでした。
まず、何か困ったことがあっても、周りに『助けて』って言えない。
もちろん、親にも言えなかったんです。
なぜなら、言っても無視されたり、面倒くさがられたりするような気がして、怖かったから。
ただ、子どものうちは、私が困っていると、それを察した先生や気の利く友達が助けてくれてたから、そこそこ恵まれてたのかも。
そういえば、クラスの男子に『(困ってるとき)めっちゃ顔に出てる』って言われたな…
言葉がうまくない分、表情は豊かになったのかもしれません。
そして、なんたって、その場の空気を読んで、適切な言葉を使って話すのが苦手。
なんだかトンチンカンな受け答えになり、相手が首をかしげること多数…
誰かと話すときに緊張してしまい、何を話したらちゃんと受け止めてもらえるのかわからず、考えすぎて、きっと相手の話もろくに聞けていなかったから、なおさらです。
ただ、最初はうまく喋れなかっただけでしたが、それでも、やっぱり友達と楽しく話したい!と焦りはじめた私。
だけど、何を話せばいいんだろう?
どんな言葉なら、受け止めてもらえる?
考えに考えて、私は、あるひとつの結論にたどり着きます…
〜第4話につづく〜