あしたの空色 -7ページ目

二週間ほど母が遊びに来ていました。
しっかり者で何でも器用にこなし他人に頼れない性格は 80歳になった今も健在です。
でも いかせん体は年々衰え 気持ちに身体がついて行けなくなった母。
少しずつ出来ないことが増えることが我慢ならない様子。
張り切った後はどどっと疲れてしまい そんな自分が情けなくて落ち込んでしまいます。

もっと周囲の者に頼ってくれたらよいのだけど この性格はなかなか変えられないようです。

お嫁さんには遠慮もあるので娘の私が支えてあげたいと思うのだけど
 がん患者になってしまった親不孝な娘は 母に心配ばかりかけています。

「大丈夫 私が世話するから安心して。」って言えない自分が情けないです。
何とか母より長生きしなくちゃと思うけど なかなか長生きしそうな母です(笑)

お母ちゃん 私も負けないように生きるからね。

今季最後の雪山ハイクに行ってきました。
兵庫県の美方高原 鉢伏山 スノーシューは初体験です。

 

3月に入って暖かい日が続いたので雪はシャーベット状態になっていて 
フワフワの雪面で威力を発揮するらしいスノーシューの良さはあまり体感出来ませんでした。

 

でも 久しぶりに山岳会の大所帯でワイワイ登る山は楽しかったです。


 

先週 O大病院の主治医と今後について相談してきました。
今の私のホントの気持ちをじっくり聞いてもらって 主治医の考えを伺いました。
その結果 もう少し様子をみて連休明けにもう一度PET-CTを撮ることになりました。

急いで治療を再開するメリットとデメリットも考えました。
今はまだ自覚する症状はありません。
腫瘍が小さい方が抗がん剤の効果も期待出来るとされていますが 
承認された薬は一通り使い果たしています。
副作用で体調を悪化させて自己免疫力を落としてまで抗がん剤を使う意味があるのか。
これまで無治療で小康状態が続いていて この前のPET-CTの結果と今の私の体調などを見て
 一二ケ月で一気に状態が悪化する可能性はそんなに高くないのではないかというのが
主治医の意見でした。
治療を始めたくないと思っている私が 主治医を誘導尋問したのかも?(笑)

でもまぁ そんなに急いでも結果は同じのような気がします。
今まではおとなしくしてくれていたガン細胞ですが 爆発的に勢いがついた時には 
何をしてももう止められないと思います。
それがまさに今なのか もう少し先なのか。
それは誰にも分からないと思います。

だから 私は 今の体調の良い時を大事に過ごしたいのです。
諦めてるのとは違います。
主治医も妥当な選択だと思うよって言ってました。
自分でもそうするだろうって。

そして 新たな治験の話もチラッと伺いました。
私が参加出来るかどうかはまだ分かりませんが・・・。


チクッと痛みがあるたびに 「ここにも転移?」とビクビクし 
お腹がちょこっと膨らんだら「腹水かも?」とドキドキしつつ
とにかく今しばらく自分の持ってる底力を信じてみます。
心配してくださった皆さんありがとうございます。

これからもよろしくお願いします(*^_^*)

 





2009年3月5日の手術から丸四年が経ちました。
色々あり過ぎて 長かったようにも感じるし あっという間だった気もするし。

絶望から這い上がり 小さな光を見つけてはまた見失い・・。
一緒に頑張ってきた患者さんを何人も見送り 立ち向かうにはあまりにも大きな相手だと知りました。
そんなふうにガンと向き合ううちに ガン治療に対する考え方も変化してきた気がします。

先日撮ったCTで大動脈付近に影が見つかりPET-CTも撮りました。
その結果 腎臓と大動脈の間のリンパ節に10mm 膵臓の下部と胃の間の腹壁に10mmの集積が見つかりました。
やっぱり転移の可能性が高いそうです
でも その他これまで経過を見てきた他の部分は集積が淡くなり勢いが無くなっているということです。

再発して以来一度も寛解することなく いつも数個の腫瘍と共存してきました。
承認された抗がん剤は使い切ったし 今の状態は手術や放射線は適応外だそうです。

さて これからどうしようかな。

幸いにも無治療で半年間も小康状態が続き 元気に過ごしてきたので体調は良好です。
エビデンスはないけれど 一度試した抗がん剤をもう一度使ってみるか。

でも 効く可能性の低い抗がん剤で 今持っている免疫力まで弱らせてしまうと ガンが余計に勢いを増すのではないか・・・。
そう思うと 抗がん剤治療に前向きになれません。
何度も再発してもまた寛解まで持ち込めてる患者さんもいるけれど 
私はどの抗がん剤も効果は微妙です。

出来ることならこのまま温熱療法を受けながら ゆるゆるとガンと共存して行きたかったけど そんなに甘くないですね。
もう一度主治医とよく相談して 今後どうするか決めなくてはいけません。

でも 今は体調もいいのでそんなに落ち込んでいません。
今週末はコンサート 来週はスノーハイクの予定(遊んでばっかりです
お家の事も 自分の事も 元気な時にどんどんやっておこうと思います。

一つの区切りとして 今までの治療経過をプロフィールにまとめました。
そのうちに・・・と思って放置していましたが  同じ病気の患者さんに 何か参考になることがあればいいなと思います。




 

昨日は朝からぽっかぽかのお散歩日和。
さっそく近所の梅林へ行ってみました。

アルバムを開いてみたら ちょうど去年もこの日に梅を観に行ってました(笑)
寒い日が続いたので 今年はちょっと遅れ気味のようで まだまだ蕾が目立っていました。


 
 
五分咲き位の木に カメラを手にした人が集まっていました。

 
 
これは緑顎かな?枝もほんのり緑色で 清楚な雰囲気です。

 
 

これは名前が分からない。薄紅色でとても愛らしい。

 
 
青い空に向かって手を伸ばしているみたい♪ 

 
 
 
お日様が透けて見えそうな薄い花びら。

 


今日は午後から荒れたお天気になりました。
 春一番かもしれませんね。
長かった冬もいよいよ終わりに近づいています。

まるまっていた背中をシュッと伸ばして 私も歩き出そう!

ちょっと位の荷物なら 背負える力 蓄えてきたはず

脇腹の痛みが一向に治まらず どうしたもんか・・と K大病院の担当医に電話で相談しました。
もう治験は終了しているのですが 何かあったらいつでも連絡してねという言葉は心強いです。
来週PET‐CTを撮ることになっていたので それまで鎮痛剤を飲んで様子をみてもいいかな~と思っていたのですが 
急遽予定を繰り上げて 昨日CTを撮ることになりました。

9時過ぎに婦人科で診察を受けて レントゲンと採血 検尿
それからCTを撮って エコーも撮って消化器内科で診察
最後にもう一度婦人科でお話を伺って病院を出たのは7時前でした

疲れました~~~
もうねっ 痛みより疲労の方が勝ってる感じ・・・。

これでもかってくらい検査したけど 結局 痛みの原因は不明。
これと言って痛みを引き起こしているようなモノは見当たらない。
CRPの数値が少し上がってるけど白血球は6000台で それほど高くないし 
細菌感染の可能性も低いそうです。

消化器内科の先生 「胃カメラ撮ってみてもいいな~。どうします?」

ぷもりん「どうしても必要ですか?(汗)」

消化器内科の先生「いや・・どうしてもというほどでは。」

ぷもりん「それなら辞めときます。」

消化器内科の先生「もしも吐血とか黒いが出たりしたら 夜中でもすぐ連絡してくださいね。」

ということで様子をみることになりました。

最後に婦人科へ戻って治験担当医と話した頃にはもうヘトヘト・・・。
採血の結果 腫瘍マーカーは問題なし。
CTの結果 今まで指摘されていた脾臓付近の播種巣三個のうち二個は副脾の可能性が高いそうで 
残りの一個と左閉鎖節リンパ節の腫瘍の大きさは変化なしでした。

良かったーーと思ったのにどうも先生の表情が暗い。

「実はその・・・ちょっと気になる影がみつかったんですよ

「えっ・・・・

もう脇腹の痛みのコトどころではありません
大動脈の近くに1月のCTには映っていなかったモヤモヤとしたものが現れていました。

とうとうこの日がやってきたか・・・。

まだ確定ではありませんが 転移が疑われるそうです。
結局来週またPET‐CTを撮ることになりました。

痛みの方は 今日はかなり軽くなっていて鎮痛剤も要りませんでした。
結局なんだったのかよくわからないけれど 快方に向かっている感じです。

痛みが落ち着いてきたのに 今度は怪しい影のことばかり考えてしまう。
考えたくないのに頭の中を「転移・・転移・・転移・・」とリフレインするのです。

ダメですね~弱い!!!
こんなに心が揺れるなんて。

そんなわけで 気分転換に美容院へ行って髪を短くカットしてきました(前置き長過ぎ)
ちょっと短すぎて襟元がスースーするけど・・・赤ちゃん
モヤモヤはまだ湧き上がって来るけど 考えても仕方ないもんね!

明日は晴れて暖かくなるようだし 近所の梅林へ出掛けてみよーーーっとume.ume.ume.


 
最近のマーブルチョコレートって 優しい色なんですね~。




一昨日の夜から嫌な感じの腹痛が続いてる。
左脇腹とその裏側の背中の鈍痛。

何だろう~?
嫌な予感。

四年前、手術を待ってる時もこんな痛みと発熱が続いてた。
あの時は、少しずつ腹水が溜まっていってたんだよね(^^;;

イヤイヤ、今はあの時とは違うはず‼
あんまり調子が良すぎて、辛いコト忘れてた。
こんなこともあるょ。

きっと明日には良くなると思う。




琵琶湖の湖畔に春を呼ぶ早咲きの菜の花。

 

この日も冷たい風に 湖面は白い飛沫を上げていました。

 

 
比良の山々は吹雪いているようで すぐに姿を隠してしまいました。

 
 

 それでも ここだけは一足先に春が来たように 甘酸っぱい香りが漂っています。

 


吹く風は冷たかったけど 日差しを浴びて香る菜の花に囲まれてほっこり幸せなひとときでした

 


ほんのり寒さが緩んだ日 カメラを持って出掛けてみました。
平日の万博公園はちょっと寂しくて 太陽の塔の背中も丸まってるみたいです


 



梅の開花を待つ今頃は 鮮やかな色は少ない時期です。
蝋梅も今年は開花が遅れてましたが マンサクがちょうど見頃でした。



華やかな時期には気付かなかった面白いモノをみつけました。
冬枯れの空に踊るプラタナスの実は音符みたい

 
 

 柳の枝先に 不思議な結び目
これ、前にもどこかで見たことがあるような・・・。

 
自然現象? それとも誰かが結んだのかな



トサミズキの実の根元では 蕾がスタンバイしています

 
 

  
寒さに身を縮めている間も 草花たちはしっかりと春を迎える準備をしていました。


 

春は すぐそこですね






4年ぶりにバドミントンの大会に参加しました。
大会と言っても 地域のクラブの交流試合で気楽な試合です。
バドミントンはもうかれこれ20年位続けていて 一時期は凄く夢中になっていました。
でも 登山を始めてからは 少し気持ちが離れていたし 病気になった時もバドが出来なるなることをそんなに辛いとも思わなかったくらい。

去年から抗がん剤治療を休薬し 髪もどうにか生え揃ったので 体力を付けようとバドを再開してみました。
以前は技術が向上するのが楽しくて一生懸命練習したし ゲームに負けると悔しい想いもしました。
  でも 今はただコートを駆け回り シャトルを打ち合うことが単純に楽しくて 汗を流すのがとても気持ちいいのです。

 まだまだ体力不足で 3ゲーム続けてコートに立つ自信はありません。(バドは21点3ゲーム)
なのでみんなに迷惑を掛けるのも嫌で大会には出ないと言っていたのですが 先日の試合は公式ルールじゃないので 21点1ゲームなので気楽に参加しようと誘ってもらい それなら なんとか身体も持つかな~?思ったわけです。

ミックスダブルスで4試合 なんとか最後まで頑張れました。
結果は1勝3敗

でも 楽しかったー
交流試合とはいえ 練習では味わえない心地よい緊張感。
当時より体重もかなり増えて動きはモタモタして 自分でも笑っちゃう位だったけど 
何もなかった4年前の自分を一瞬取り戻したようで幸せな時間でした









「巨人の星」のテーマソング覚えてますか?

思いこんだ~ら 試練の道を 
行くが~男のぉ~ ど根性~ ってやつ。

あのシーン 飛雄馬が何やら道具を引きずりながら
ウンウンとグラウンド整備をしてますよね。 

実はワタシ 
ずいぶん長い間 あの道具を「コンダラ」というモノだと思いこんでいました 

だってほら
「重いコンダラ 試練の道を~」って

それが間違いだって知ったのは 随分オトナになってからで(笑)

この頃 お風呂でラジオを聴いていて
昨日は大竹しのぶさんのオールナイトニッポンでした。

大竹しのぶさんって ちょっと というかかな~り天然だなーって思っていたら
なんと しのぶさんも私と同じ勘違いをしていたことが判明

「にゃは~ん 私だけちゃうやんか~
なんてちょっとホクホクと悦にいってました(笑)

ところであの道具 なんていう名前なんでしょね?