カナダ専門情報局 PULX
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仕事・就職関連情報(カナダ)

仕事・就職関連
 情報ページ、日本語新聞の求人広告、コネクション、民間の派遣会社、雇用センターなどで仕事をみつけます。
通常、一般労働ですと、サービス(飲食関連など)は、仕事もあります。其の他、旅行(観光ガイド)関連、などもある程度あります。
一般の専門職になりますとそれなりの、コネクションがあったほうがベターです。現地日系企業の専門職要素の就業は、
一般に難易度は高いです。
履歴書(日英両方用意しておいたほうが無難)、SIN番号、などを用意します。日本で特別な資格や免許を取得している場合は、
英文で用意します。民間の派遣会社(現地に日系の派遣会社もあります)では、仕事先を紹介してほしい場合、
または人材を雇用したい場合のいずれでも利用できます。

ビザ

ビザ

ビジタービザ(Temporary Resident Status)
 日本とカナダの両国合意により、観光や短期滞在の目的で日本からカナダに入国する場合、査証(ビザ)の事前申請は不要で、最高6ヵ月まで滞在することができます。また、ビジター・ビザのままでも6ヵ月までのコースなら学校に入学できます。対象コースも語学コースを含む6ヵ月以内の全てのコースです。。就学期間合計が6ヵ月以上になる場合は、学生ビザを取得するか、一旦国外に出て再入国する必要があります。ビジター・ビザで6ヵ月以上、または始めに決められた期間以上の滞在を希望する場合、および、学生ビザ/労働ビザ等で入国し、それらの有効期限以降もビジターとして滞在したい場合は、ビジター・ビザの延長申請を行います。ビジター・ビザでの対価を得る労働は禁止です。

学生ビザ(Study Permit)
 6カ月以上カナダで就学を希望する場合は、原則的に学生ビザの取得となります。

 学生ビザを新規に申請する場合はカナダ国外での申請が原則です。
但し既に学生ビザや就労ビザでカナダに滞在中の場合はカナダ国内のCIC事務所で延長手続きができます。
申請場所の指定はありませんので、最寄りの移民事務所(カナダ大使館、領事館)に申請します。
① カナダの学校に入学願書を提出し、入学許可書を入手する。
② 該当する移民事務所(カナダ大使館、領事館、国内のケースプロセスセンター等)に指定の申請用紙、入学許可書、資産証明等の必要書類一式を申請移民事務所の指示に従い、申請手数料($150?)を添えて申請を行う。
 必要資金(残高証明金額)の目安は、学費を除いた生活費として1年間1万ドル($833 / 月)です。
この他に帰国航空運賃費用(航空券がない場合)を加えた金額が必要合計額です。
申請者が18歳未満の場合はカナダ人(カナダ市民または永住者)の保護者(Custodian)を指名した保護者証明が必要です。
申請手数料の支払方法は、国外申請の場合はカナダの国際送金または現地通貨で行い、国内申請の場合は指定振込用紙を使用して銀行振込を行うのが一般的です。
詳細は申請予定のカナダ大使館、領事館の指示に従ってください。

ワーキングホリデー・ビザ
 日本とカナダ両国の合意の下に、18歳から30歳までの若者が最高1年間滞在できる、就労許可付きの一時滞在ビザです。
労働ビザの一種ですから、有効期限中はフルにカナダで働く事も可能ですが、始めからカナダで特定の雇用主が決まっている様な場合は労働ビザの申請が適当です。
就労目的と書いてワーキングホリデー・ビザを申請しても拒否されます。
このビザは年によって許可される人数に増減があります。


永住権(Permanent Residence in Canada)
 カナダ永住権は5年毎更新です。更新条件は過去5年の内、2年間(730日)以上のカナダ居住滞在実績です。永住権取得申請はクラスに応じてカナダ国外のカナダ大使館・領事館、またはカナダ国内の CIC 担当事務所(ケースプロセスセンター)に提出します。申請場所(国)は原則的に本人の国籍で決まりますが、申請者が1年以上外国に居住している場合に限り、滞在国のイミグレーション業務を管轄するカナダ大使館・領事館への申請も許されています

留学・教育事情(カナダ)

留学・教育事情


オンタリオ州の教育形態

公立学校と私立学校
教育システムは、欧米に習い、完全に整備されています。
 公立の小・中・高等学校はオンタリオ州教育局の活動で教育委員会が運営しており、
6~16歳の子供はすべて義務教育を受けることが定められています。
公立学校にはパブリックスクールとローマンカトリック系のセパレートスクールの2種類があり、どちらも授業料はいりません。
授業は普通午前9時から始まりますが、8時半までには学校に到着している必要があります。
休み時間は、悪天候の日やよほど寒い日以外は校舎から出て過ごすことになっています。
昼食時は、給食はないので帰宅して食べるか、軽食を持参してランチルームで食べます。

 私立学校に関する情報は直接各学校に問い合わせます。情報は変更されるケースがあり、
最新のものを適時に入手せねばなりません。
オンタリオ州内には私立校も多くあります。情報は、教育局に問い合わせます。

幼稚園
 トロントでは2年保育が一般的で、その年の12月31日までに4歳になる子供はジュニア、
5歳になる子供はシニアのクラスに入れます。学校に幼稚園が併設されているのが普通で、
通常午前または午後のクラスを選びます。ただし義務ではありません。
初等・中等教育
○ 1~6年生(Grade1~6)
 日本の小学校に相当し、科目は英語、フランス語、算数、理科、社会、体育、音楽、美術です。低学年では総合的な教育方法がとられており、科目が細かく分かれていないのが特徴です。特に1年生は幼稚園の延長のようで、日本人にとっては勉強らしい勉強をしていないという印象を持ちがちですが、高学年になるにつれて充実してきます。担任の先生と密に連絡をとることも大切です。
○ 7~8年生シニアパブリック(Grade7~8)
 日本の中学校にあたります。中には、ジュニアハイスクール(9年生まで)となっている地域もあります。8年生になると就職するか進学するかによりコースを選択します。
高等教育
○ 9~12年生(Grade9~12)
 日本の中学校高学年から高校にあたります。2002年からオンタリオ州では全高校生に4年間の履修を義務づけています。高校卒業資格(OSSD)を得るには30単位(必修科目18単位、選択科目12単位)を取得する必要があります。さらに、40時間のコミュニティー活動に加え、Grade10で基礎的ライティング、リーディングスキルをみるOntario Secondary School Literacy Testに合格しなければなりません。コースとしては、Academic Courses(大学進学希望)とApplied Courses(就職、コミュニティーカレッジ、専門学校進学)があり、将来の進路の方向によって選びます。

英語が十分でない子供のための ESL コース
 英語でまだ十分に授業を理解できない子供のために、たいていのパブリックスクールが
ESLコース(第二言語英語コース)を設けています。
学校内にない場合は、ESLのみ他の学校へ通うこともあります。

学期・休暇
 学校の行事予定や休日、レポートカード(成績表)が渡される日程などを書いた年間予定表が新学期の初めに配られます。


1学期 :9月の第1週目(レイバーデー休日の翌日)からクリスマス休暇まで。
2学期 :クリスマス休暇明けからマーチブレイク(3月末~4月初めにかけて)まで。
3学期 :マーチブレイク明けから6月最終週まで。

 学校の休みは、国や州の祝祭日(裏表紙参照)、クリスマス、マーチブレイク、夏休みなどです。

編入・入学手続き
 パブリックスクールの入学手続きに関する問い合わせは教育委員会(Toronto District School Board)に、
セパレートスクールに入りたい時はセパレートスクール教育委員会(Toronto Catholic District School Board、www.tdsb.on.ca)に連絡します。
入学手続きは学校で行います。手続きの際は以下のものが必要です。
① 子供の出生証明書(パスポートや移民証明書も可)
② 予防接種の記録
③ 居住の証明になるもの(運転免許証、電話、電気料金の請求書など)
④ カナダの市民権や永住権がない場合、学生ビザ


〈学生ビザの取得〉
 これがないと入学できませんので、カナダに来ることが決まった時点で、すぐに手続きしたほうが良いです。
日本のカナダ大使館で申請するのがベストです。ただ、時間がかかると考えた方が無難です。
トロントに来てから申請する場合、学校の受け入れ許可のレターが必要です。これを入手するには、
前頁に拳げた①~③の書類を揃えて希望の学校に依頼します。
家の購入/リース契約書が③の居住の証明になります。審査・ビザの発行は全てアルバータで一括して行っているため、
取得には最低1ヵ月はかかります。
カナダ大使館 www.canadanet.or.jp

〈学校選び〉
 日本人の間で特に、入学希望者が多いノースヨーク地区などは、特に注意が必要です。
一定の学校への生徒の集中を避けるため、校区割りが厳密に守られており、学区外からの越境入学はほとんど認められません。
入学手続きは意外と時間がかかるので、経験者から事情を聞いたり、アドバイスを受けること、そして時間的にも十分に余裕をもった準備が必要です。


大学に応募するには
 オンタリオ州内の大学に進学したい場合、申込方法は2種類あります。
願書を郵送する方法と、オンラインで願書を提出する方法です。
大学の場合には、提出先はどちらもGuelphにあるオンタリオ州大学入学センターOUAC(Ontario Universities Application Centre)となります。


カレッジに応募するには
 コミュニティーカレッジの場合は、各カレッジに置いてある願書に記入の上、OCAS(Ontario College Application Service)に2月1日までに提出します(秋からスタートするコース対象、その他は各カレッジに問い合せ要)。受付は1月1日~3月1日で、受け入れの発表は5月半ばごろです。また、願書はOCASのホームページでオンラインアプリケーションを入手できます(現在オンタリオの高校に在籍している人を除く)。
TEL (519) 763-4725 www.ocas.on.ca
* カナダ市民、または永住者でなければ、授業料はかなり高額になります。


カレッジ・大学のESLコース
 カレッジや大学の英語コース(有料)に関する情報は、各学校で用意しているContinuing Education(一貫教育)の小冊子に載っています。
夜間コースや毎日5時間以上の授業があるインテンシィブコースまで様々な選択ができます。

カナダへの日本進出企業

カナダへの日本進出企業

現在 トロント商工会に登録されている企業だけで、
110社を越えています。

しかし、バブル後の、日本経済の後退期を含め、
やや出入りが激しくなっています。

好況なものとして、自動車があげられますが、
コレも、原価低減や、進出イニシャル投資が控えられ、
必ずしも、投資がカナダに向かって追い風ではありません。

良質な観光資源や、他人種受け入れ体制の完備により、
日本のみならず、人的・物的の両面での成長は変わりません。

カナダに注目していきましょう。

都市ホテル事情

都市ホテル事情

トロントなどメトロ周辺ですと、
ホテル料金は総じて高く、
安いところは、装備・設備ともにそれなりです。

アメリカのオービッツ(ORBITZ)
という旅行情報を利用して、予算に応じて、
ホテル比較(料金・設備)を行うと良いでしょう。


ワーホリの方などは、シェア(複数でアパートを借りたり)という
方法などで、工夫もされています。

滞在が2週間~以上の場合、
そのようなサイト情報もさがせます。
色々回ってみてください。

有名地ナイアガラ

有名地ナイアガラ

トロントからナイアガラまで車で向かう場合は、高速道路 QEWで約90分です。
ナイアガラの滝に近くなると「Falls」という標識が出るので、それに従えば滝の前に出ます。
バスを使うなら、トロント市内のバス・ディーポ(Dundas St.と Bay St. 交差点近く)からトレントウェーとグレイハウンドの定期バスが出ています。
ナイアガラのバスターミナルから滝までは歩くと30分くらいかかるので、タクシーかシャトルバスも使えます。
定期バスの時刻表はターミナルで入手できます。

 また、トロント国際空港からは、ナイアガラの滝やナイアガラ・オン・ザ・レイクの街まで直行のバス(ナイアガラ・エアバス)が出ています。

ワイン
 温暖な気候と土質に恵まれたナイアガラ半島は、良質のワイン産出ぶどうの産地として有名です。
ナイアガラ一帯には多数のワイナリーがあり、“ワインルート”で結ばれています。
街道沿いに立つ青いぶどう印の看板をたどってワインルートを進むと全てのワイナリーが回れるようになっており、
各ワイナリーではツアーや試飲が楽しめます。オンタリオ州産のワインは、毎年、専門家たちによって、
その年の最高品質のワインが決定され、ボトルにVQA(ワイン品質協定)のマークがつけられます。
カナダ産のワインの85%がナイアガラで生産されており、国際コンテストで入賞しているものも数多くあります。

ナイアガラ名産のアイスワイン
 甘くてフルーティーなアイスワインは、食後のデザートとして世界的に人気があります。
ぶどうを冬までツルに残しておき、果肉が凍ったり溶けたりしながら熟して蜂蜜のように甘くなってから収穫して作られるのがアイスワインです。
ワイナリーやワイン専門店、酒屋などで入手できます。

エンターテインメント カナダ

カナダ エンターテインメント

情報入手
 エンターテインメントやイベントの情報は、無料誌「NOW」や「eye」にあり詳しく載っており町中の本屋、レコード屋、雑貨屋などで入手できます。

トロント国際映画祭
 トロント国際映画祭は、毎年9月上旬から始まるトロントの有名イベントです。主要な映画祭です。

ビデオ
 ビデオショップは市内各所にあり、会員制です。クレジットカードで手続きします。カナダの大手ビデオレンタル店はブロックバスター(Blockbuster Video)やロジャース(Roger's Video)などです。

劇場・コンサートホールが点在する Theatre District
 ヤング×ダンダス・ストリートとそこから少し湖に向かって
下ったフロント・ストリート、そしてキング・ストリートにかけての地域は“シアター・ディストリクト”と呼ばれ、ブロードウェーミュージカルや演劇を上演する劇場、コンサートホールが集中しています。トロントは、ニューヨーク、ロンドンに次ぐ演劇の街で、世界的に有名な作品はもちろん、オリジナルの作品もあわせると、多い時では1ヵ月に80もの公演があります。

ミュージカルチケットの入手方法
 ミュージカルチケットの相場は$35~120。ボックスオフィスや代理店に直接行って買うか、もしくは電話で購入するのが主な入手方法です。電話の場合はクレジットカード番号で申し込みます。
T.O.TIX(間際など、安く買えます。半額チケットもあります。)

博物館・美術館・アトラクション
 各種アトラクションや観光情報は、トロントやオンタリオ州観光局(www.maplenews.ca/tourismtoronto、www.travelinx.com、www.ontariotravel.net)で提供しています。

<博物館>
ロイヤルオンタリオ博物館(ROM)
TEL (416) 586-5549
100 Queen's Park
www.rom.on.ca
600万点をこえる展示のあるカナダ最大の博物館。カナダで発掘された恐竜の骨格の標本、エジプトギャラリーのミイラなどが人気のある展示。毎日オープン。毎週金曜16:30-21:00は無料。

オンタリオサイエンスセンター
(Ontario Science Centre) TEL (416) 696-1000
770 Don Mills Rd.
www.ontariosciencecentre.ca
体験しながら学習できる参加型の大規模な科学博物館。650あまりの展示は大人も子供も楽しめるものがほとんど。オムニマックスシアターで巨大スクリーン画像も観られる。毎日オープン(12月25日休館)。
ホッケーの殿堂
(Hockey Hall of Fame) TEL (416) 360-7765
30 Yonge St. (BCE Placeビル内 Concourse Level)
www.hhof.com
カナダの国民的スポーツであるホッケーの全てがわかる。スタジオで試合の実況中継を体験できるなど、見るだけでなくアトラクションにも参加できる。ホッケーグッズ専門店も充実。毎日オープン。
デザインエクスチェンジ
(Design Exchange) TEL (416) 216-2155
234 Bay St.(KingとWellingtonの間)
www.dxnet.net
北米初の総合デザイン展示センター。元証券取引所を改装したアールデコ調の建物にインテリア、建築、グラフィック、工業などのデザイン作品が展示されている。毎日オープン。
テキスタイル博物館
(The Museum for Textiles)
TEL (416) 599-5321
55 Centre Ave. (地下鉄セントパトリック駅下車)
www.museumfortextiles.on.ca
世界中から集めた織物が11のギャラリーに展示されている。月曜休館。水曜は午後5時以降入場料金自由。

<美術館> オンタリオ美術館(AGO) TEL (416) 979-6648
317 Dundas St. W.
www.ago.net
チャイナタウン近くにある北米でも指折りの美術館。ヘンリー・ムーアのコレクションは世界最大で、16000点もの展示作品、吹き抜けのソラリュームなどが素晴らしい。しゃれたギフトや本、ポスターなどがいっぱいのギャラリーショップも人気。月曜休館(祭日を除く)。
マクマイケル美術館
(McMichael Canadian Art Collection) TEL (905) 893-1121
10365 Islington Ave., Kleinburg(Major MacKenzie Dr.とIslingtonの交差点)
www.mcmichael.on.ca
トロントから車で約40分のクレインバーグ村にある美しい美術館。カナダ近代美術の巨匠グループ・オブ・セブンのコレクションやイヌイットアートが充実。12/25以外は毎日オープン。
トムソンギャラリ-
(The Thomson Gallery) TEL (416) 861-4571
The Bay, 9th Floor, 176 Yonge St.
クイーンのベイデパート内にあり、グループ・オブ・セブンなどカナダを代表する画家の作品が安く見られる。日曜月曜休館。
エスキモー美術館
(Eskimo Art Gallery) TEL (416) 366-3000
12 Queens Quay W.
www.eskimoart.com
小さなギャラリーだが、カナダでも有数の充実したイヌイットアートが展示、販売されている。ソープストーンの彫刻はすべて世界に二つとない作品ばかりなので海外からもコレクターたちが買いに来る。毎日オープン。
 
<その他のアミューズメント>
ワンダーランド
(Paramount Canada's Wonderland) TEL (905) 832-8132
Hwy 400×Rutherford Rd.
www.canadas-wonderland.com
いろいろな乗り物やショーが楽しめるカナダ最大のアミューズメントパーク。入場料のみ、12回まで乗れるクーポン、1日パスなどを選べる。5月下旬~レイバーデー(9月の第一月曜)まで毎日オープン、その後11月中旬までは週末のみオープン。11月下旬から5月上旬までは休園。
オンタリオプレース
(Ontario Place) TEL (416) 314-9900
955 Lakeshore Blvd. W.
www.ontarioplace.com
5月のビクトリアデー~9月のレイバーデーまで毎日オープン。子供のためのパーク、ライブショーが楽しめるレストラン、野外コンサートホールもある総合レジャーランド。IMAXシアターは年間を通してオープン。
ハーバーフロントセンター
(Harbourfront Centre) TEL (416) 973-4000
235 Queens Quay W.
www.harbourfront.on.ca
オンタリオ湖畔の一画で、文化・アートの多彩なイベントを開催。レクリエーションの場としてもポピュラー。
CNタワー
(CN Tower) TEL (416) 868-6937
301 Front St. W.
www.cntower.ca
高さ553メートルの世界一高いタワー。展望台や回転レストラン「360」があるほか、バーチャルワールド、ガラスフロア、環境学習ができるエコデッキ、ギフトショップなど、アトラクション多数。
トロント動物園
(Toronto Zoo) TEL (416) 392-5900
Meadowvale Rd & 401, Scarborough
www.torontozoo.com
毎日オープン。広大な敷地の動物園で、ピクニックにも最適。冬にはクロスカントリースキーもエンジョイできる。
プラッククリーク・パイオニアビレッジ
(Black Creek Pioneer Village) TEL (416) 736-1733
Jane×Steeles Ave. W.
www.toronto.com/profile/145065
1860年代当時を再現した村。5/1~12/31の期間毎日オープン(クリスマスは除く)。
カサ・ロマ (Casa Loma) TEL (416) 923-1171
1 Austin Terrace(地下鉄デュポン駅)
www.casaloma.org
20世紀初めに建てられた大邸宅。ステンドグラスが美しい温室、厩へ続く地下道、タワー、みごとな庭園など見所多数。12/25、1/1を除く毎日オープン。

スポーツ観戦

野球
  トロントでは大リーグの試合が観戦できます。トロントを本拠とする「Blue Jays」は、1992年と翌93年のワールドチャンピオンとなったチーム。ホームグラウンドはスカイドームです。シーズンは4月から9月まで。チケットの購入は、電話 (416) 341-1234(クレジットカードの番号必要)、またはスカイドームのボックスオフィス、またはホームページで(www.bluejays.com)。試合の予定は新聞に詳しく載っています。
試合の予定は新聞に詳しく載っています。
ブルージェイズ情報:www.bluejays.mlb.com

アイスホッケー
  カナダの国技とも言うべき人気No.1のスポーツ。プロリーグはNHL(National Hockey League)です。トロントのホームチームは「Maple Leafs」でエアカナダ・センター(40 Bay St. ユニオン駅南)を本拠地にしています。10月から3月までがリーグ戦、その後6月初旬まで、上位チームによるスタンレーカップ争奪戦(プレイオフ)が行われます。年間を通じて席を確保している人(シーズンチケット)がほとんどなので、チケットの購入は難しく、いい席はダフ屋からしか買えないというのが現状。
メープルリーフス情報:www.mapleleafs.com
バスケットボール(NBA)
  プロバスケットはトロントでももっとも人気のあるスポーツのひとつです。「トロント・ラプターズ(Raptors)」は東部リーグでプレーしています。シーズンは11月から4月まで。本拠地はエアカナダ・センターです。
ラプターズ情報: www.nba.com/raptors

ゴルフ
  トロントは北米でも単位人口当たりのゴルフ場の数が最も多いところとして有名で、近郊には、パブリック、プライベート、セミプライベート合わせて200ヵ所以上のゴルフ場があります。シーズンは3月末から10月末まで。オンタリオのゴルフ情報は (416) 314-0944 / 1-800-668-2746、www.travelinx.com、www.scoregolf.comでも入手可。パンフレットはインフォメーションセンター(イートンセンター地下)等で入手。
Golf Association of Ontario: TEL (905) 852-1101 www.gao.ca

《パブリック》
  入会の必要はありませんが前もって予約を入れることをお勧めします。特に週末は混むので、早めに予約を入れておきましょう。料金は1ラウンド$50~$80と手ごろですが、一流のコースになると$180以上のところもあります。カナディアン・オープンが開催されるGlen AbbeyやマーカムのAngus Glenもパブリックでは人気ゴルフコースですが値段も高めです。

テニス・スポーツクラブ
 トロントには公営の屋外施設が多数あり、通常あいていれば自由に使うことができます。テニス、ホッケー、野球などが主流です。また、各所にあるコミュニティーセンターでも、テニス、バスケット、空手、水泳など、いろいろなスポーツ・プログラムを用意しており、通常、3ヶ月単位のコースになっています(有料)。シーズンが始まる前にパンフレットを入手して登録しておくことが必要です。市庁舎またはインフォメーションセンター(イートンセンター地下)でパンフレットが入手できます。

 コミュニティーセンターの電話番号はブルーページの「Municipal」の欄、私営のクラブはイエローページの「Tennis Court-Private」「Health Clubs」などの欄で探すことができます。

 トロント市内の公共テニスコートは (416) 392-1111まで。

スキー
 トロント周辺の地形は、アルペンスキーには理想的とは言えませんが、ホーシュー・リゾート(Horseshoe Resort)、ブルーマウンテン(Blue Mountain)など、中級のスキー場がいくつかあります。また、市内には人工スキー場(North York Ski Centre)があり、初心者、子供向けのスキープログラムが充実。一方、クロスカントリーはコースが豊富で、郊外の自然保護区(Conservation Area)には多数のコースが整備されています。貸し靴、貸しスキーはどこでも完備しています。

オンタリオ全域のスキー場情報はインフォメーションセンターで入手できるほか、SKI&Snowbordガイドで確認できます。

スケート
  11月から2月末にかけて、市内各所の公営屋内スケートリンク(Arena)で無料のスケートが楽しめます。土曜日の午後7時、日曜日は午後から一般公開されているところが多いようです(詳細は地元のスケートリンクに問い合わせましょう)。アリーナでは、スケートのレンタルサービスはないので、自分のスケートを持ち込みます。ロッカーなども無いところがほとんどなので、貴重品は身に付けておきましょう。また、幼児から18歳までの子供を対象にしたアイスホッケークラブが各地にあり、1シーズン300ドル程度で、誰でも参加できます。例えば、ノースヨークではNorth York Hockey Leagueがホッケープログラムを運営しています www.nyhl.on.ca。子供のためのホッケーリーグは、地元のホッケーアリーナで直接問い合わせるか、地元の新聞や学校、コミュニティーセンターなどで探します。

水泳
  各所のコミュニティーセンター、YMCA、学校などに屋内・屋外プールがあり、無料または低料金で利用できます。屋外プールは、通常6月上旬から9月上旬までオープン。

アウトドア

釣り
  日本の約3.5倍の広さを誇る広大なオンタリオ州には、25万以上の湖があります。生息する魚は100種以上にのぼり、オンタリオが淡水魚の宝庫と言われる由縁です。

釣りに出かける前に
  オンタリオまたはカナダの居住者の場合は、Outdoor Cardを取得したうえでライセンスが必要です。ライセンスの種類や解禁期間などの細かい規定がありますので、オンタリオ州自然資源省(Ministry of Natural Resources)発行の「Fishing Regulations Summary」を参照。なお、アルゴンキンパークや国立公園などでは独自の規定を設けていますので、管理事務所へ事前に問い合わせたほうがよいでしょう。
釣具
 釣りに必要な道具類は、カナディアンタイヤやアウトドア、スポーツ、釣具専門店などで手に入ります。

キャンプ
 オンタリオには私営のキャンプグランドのネットワークに加え、260以上ある州立公園の多数でキャンプができるようになっています。夏は非常に込みますので予約が必要です。州内のキャンプ場のリストはインフォメーションセンターで入手できます。
<キャンプするうえでの注意>
服装:必ず暖かいジャケット類/着替えの用意(雨に備えて)
水泳:一人では絶対に泳がない。飛びこむ際は注意。水から上がっているときは常にライフジャケットを。天候不良な時はすぐあがる。カヌーは人や荷物をつみすぎない!
クマ、その他:テントの中で食べない。食料はできるだけテントから離す。木と木の間で6メートル以上の高さにつるす!
カヌー&カヤック
 かつて先住民族が移動手段として使っていたカヌーやカヤックは、今ではアウトドアスポーツとしてポピュラーになりました。

 オンタリオ州内には湖が25万以上あり、船が通れる川の距離は10万キロ以上。カヌーやカヤックの短時間レンタルや1日コースを誰でも利用できます。本格的なツアーや、連絡がとりにくいエリア行きを希望する場合には、事前にしっかりと計画を立てます。現地到着後のツアーは地元の業者に任せると安心。なお、初心者だけでのカヌートリップは非常に危険ですので、必ず経験者を同伴します。

 レンタルは、通常はベーシック(カヌー、パドル、救命具)、部分装備(カヌー一式、簡単なテント装備)、完全装備(カヌー一式、テント完全装備、希望に応じ食料)の3つのオプションがあります。

 トロント市内でもカヌー、カヤックのレッスンを受けることができます。
Harbourfront Adventures Canoe & Kayak School: TEL(416) 203-2277

アウトドアのメッカ、アルゴンキン州立公園
 トロントから北に車で約3時間ほどの距離で、オンタリオ州で2番目に大きい州立公園です。公園内には南部の一部をハイウェーが1本通っているだけで、その他の移動手段はカヌーと徒歩だけ。野生動植物が豊富で、ムースやシカ、ビーバーなどはよく見かけられます。カヌートリップをしながらのキャンプ、秋の紅葉など、楽しみ方はいろいろです。

ハイキング、ローラーブレード、サイクリングなど
 メトロトロント内には50近い公園があり、そのほとんどで
ハイキングやサイクリング用トレールが整備されており、ローラーブレード(インラインスケート)も楽しむことができます。

トロントの公園
Don Valley
 静かなトレールがドンリバーに沿って数キロも伸びています。谷へ入る入口も数多く整備され、サイドトレールを使えばトロント市内の公園につながります。
High Park
 ダウンタウンの西に位置する300エーカーの公園。美しい遊歩道、サイクリング道が完備。Grenadier池に沿って森林のなかを抜けるサイクリングは最高。公園内には公営プールもあり、Grenadier池での魚釣り、公園中に張り巡らされたトレールでインラインスケートと、さまざまなアクティビティが楽しめます。地下鉄ハイパーク駅(Bloor×Danforthライン)下車、ハイパークアベニューの出口を利用。右手に曲がりブロアストリートをわたると公園の入り口。
Scaborough Bluffs
 オンタリオ湖の野性的で息を呑むような美しい風景を見るには絶好のロケーション。4つの公園(Bluffers West Park, Scarborough Bluffs Park, Bluffers park, Cathedral Bluffs Park)は、オンタリオ湖の美しいビーチへつながっています。
Toronto Islands
 ウェスティン・キャッスルホテル裏のフェリー乗り場から約15分です。島のほとんど全体が公園になっており、さまざまなアクティビティが楽しめます。ビーチでの水泳をはじめ、サイクリングやピクニックにも最適。
クライミング(インドア)
 最近徐々に利用者が増えつつある屋内クライミングも、ダウンタウンの各地で楽しめます。
スカイダイビング
Skydive Toronto (1-800-668-5867)
空手
 空手はカナダでは人気のスポーツです。各地に空手道場がありますが、まず、教え方、生徒の態度などを自分の目で確かめ、またインストラクターと直接話をすることをお勧めします。
代表的なものとしては、ジャパン・マーシャル・アーツセンター((416) 465-2326)、日系文化会館(416-441-2345)、ノーザン空手((416) 441-3648)などがあります。
子供のためのスポーツキャンプ
 カナダは夏休みが2ヶ月と長く、日帰りのデイキャンプ、
1週間から2週間親から離れて自然の中で過ごすアウトドアキャンプなどがたくさんあります。ほとんどのキャンプで、水泳、カヌーなどのスポーツ・プログラムを提供しています。トロント市内のデイキャンプとしては、トロント大学、ハーバーフロントセンター、オンタリオセンター、ヤマハミュージックスクール、アッパーカレッジなどが提供しているものがよく知られています。子供の興味、スケジュールに合わせて選ぶことができます。料金は一週間で180ドルから300ドル程度。野球、サッカー、テニス、ゴルフなど自由に選ぶことができます。デイキャンプ情報については以下の夏のキャンプ紹介サイトが役立ちます。www.summer-daycamps.com
アウトドアショップ
 トロントではアウトドア人口の多さを反映して、アウトドアギアやウェアがリーズナブルな価格で購入できます。

慶弔事、カナダ編

慶弔事、カナダ編


結婚

手続き
① 結婚許可証 (Marriage Licence) の申請:所定の申し込み用紙に記入・署名の上、市役所で申請します。
申請者両者のパスポートか出生証明書と写真入りの身分証明書一通を持参しなければなりません。
離婚歴のある人はその証明書が必要です。どこで離婚したかによって必要書類が異なりますので、
詳細は確認して下さい。許可証は3カ月間有効で、それ以内に式を挙げます。

結婚許可証(Marriage Licence)の申請

申請場所(オンタリオのケース) : Marriage Licence and Ritual Statistics Office、Toronto City Hall メイン階、他
100 Queen Street W.(Bay & Yonge)
TEL (416) 392-7036

取り扱い時間: 午前8時半から午後4時15分(月曜~金曜)

料金: $110.00 ~ (現金、Certified Cheque、Money Order、Visa、Master card、Debit card)
※21歳未満の場合は出生証明書(Birth Certificate)かパスポートを持参

 ② 挙式:市役所でも挙式の手配をしてくれます。結婚許可証を持って当人が予約します。式は15分程で、立ち会い人2人の署名が必要です。Toronto : (416) 363-0316/363-9248

 ③ 結婚証明書 (Marriage Certificate) の申請:教会で挙式した場合は牧師か神父、市役所で宣誓した場合は判事に結婚許可証に署名してもらい、市役所で証明書を発行してもらいます。

結婚証明書(Marriage Certificate)の申請
Registrar General
900 Bay St., MacDonald Block 2F, Room M2-49
TEL (416) 325-8305 / Fax 1-807-343-7459
Office Hour :午前8時半から午後5時(月曜~金曜)
必 要 書 類 :身分証明書(2種)
手 数 料 :$15.00 通常3週間必要。当日にほしい場合$15.00追加。
 ④ カナダでの名前の変更:結婚に伴って姓を変更したい場合、Registrar Generalで手続きできます。結婚以外の理由で姓、名、あるいは両方を変更するには、Registrar Generalで所定の用紙を入手して手続きします。

 ⑤ 婚姻届け(日本国籍保持者の場合):日本大使館または総領事館((416) 363-7038)に届け出て下さい。必要書類は、各自の戸籍謄本、結婚証明書、外国人の場合は出生証明書かパスポートです。

<外国人と結婚した場合の姓の変更(女性に多いケース)>
オプション1:日本名(旧姓)をそのままキープする
パスポートには夫の姓を併記することもできます。子供が生まれた場合、その子供の日本での戸籍上の姓は、日本国籍保持者の(母)親と同じになります。たとえば子供のカナダでの出生届けを父親の姓で登録していても、母親が日本の旧姓を保持していたら、日本のパスポートでは母親の姓が記載されます。
オプション2:姓を変える
 婚姻届けと共に、結婚後6ヵ月以内に大使館または領事館で手続きをすれば変更できます。姓の表記はカタカナになります。

結婚式に招待されたら
 招待状を受け取ったら、早めに出欠の返事を出します。式に参列する場合、男性はスーツにネクタイ、女性は白以外の服装にします。祝いは前もって送るか、レセプションの際に持参します。多民族国家である当地では、宗教や民族によって慣習がちがい戸惑うことも多々あります。そういう際には、主催者や親しい友人などに相談すると良いでしょう。

お祝い
 「Register」といって、結婚するカップルが希望する品物のリストを店に登録しておき、贈り主がそこから選んで贈ることもあります。日本の商品券のような「ギフト券」も喜ばれます。現金を送る場合、金額はカップルとの関係や、レセプションに参加するかどうかなどにより様々です。

出生手続き

 名前が決まっていれば、病院で出生手続きができます。決まっていない場合は病院で書類をもらい、30日以内に自分で手続きを行います(Registrar General:(416) 325-8305)。両親または一方の親が日本国籍を持ち、子供に日本国籍を取得させたい場合は、3ヵ月以内に大使館または総領事館に出生届けを出します。届け出に際しては所定の用紙をもらい、担当医師の署名が必要です。

ベビーシャワー
 こちらでは、妊婦の親しい女性の友人が集まって、赤ちゃんが生まれる前にお祝いをする習慣があります。これをベビーシャワーと呼び、赤ちゃん用のプレゼントを持ち寄ります。

離婚と別居

別居
 双方の合意のもとに別居する場合は、Separation Agreementを作成します。これは、生活費や子供の親権などについての双方の合意書です。合意がない場合は、弁護士に依頼して細かい取り決めをしてもらうのがよいでしょう。

離婚
 どこで結婚したかにかかわらず、オンタリオ州に1年以上在住していることが明確であれば、ここで離婚の手続きをすることができます。離婚が認められる理由は以下の通りです。

① 1年以上の別居(離婚申請はそれ以前でもできます)
② 肉体的・精神的虐待(医師の診断書などの証明が必要)
③ 姦通
手続き
 弁護士に離婚請願書を作成してもらいます。それを結婚証明書と共に裁判所に提出し、内容を相手に通知します。裁判の申請をすると、裁判所で審理が行われます。審理から最終判決までは通常で1年程かかります。また、離婚に伴う姓の変更は3ヵ月以内に大使館または領事館へ届け出てください。

死亡、葬儀

死亡の手続き
 病院で死亡した場合には、死亡診断書、死亡手続き、死亡届けはいずれも病院が処理してくれます。家で死亡した場合、ファミリードクターに死亡診断書を書いてもらいます。その後で葬儀屋 (Funeral Home) に連絡し、死亡手続き、死亡届けを出してもらいます。日本国籍のある人なら、大使館か領事館にも死亡届けを提出します。

葬儀・告別式
 牧師なりに葬儀の依頼をすると同時に、葬儀屋を決定します。葬儀屋では葬儀に関する一切の手続きをしてくれます。お通夜、告別式を教会やお寺で行うこともありますが、この場合も遺体の処置などは葬儀屋に依頼します。

 日系人のための共同墓地もあり、トロント移住者協会で希望者のための説明会等を手配してくれます。詳細は以下まで。

トロント移住者協会 TEL (416) 441-2345


遺産相続
 遺産相続には死亡診断書が必要で、葬儀屋の係員に余分に作成してもらいます。

遺言:未成年の子供がいる家庭で保護者の一方または両方が死亡すると、遺言がない場合は養育費等に面倒な手続きが生じます。財産を特定の人に相続してほしいなら、遺言を予め作成しておきましょう。

葬儀に出席する
 親しい人の場合には自宅か、葬儀場(Funeral Homeなど)に弔問に行きます。お葬式に参列できない人が、最後に故人に別れを告げるためのビジティング・タイムが設けられることもあります。弔問客は、弔問名簿に署名します。服装は、男性はダークスーツに黒ネクタイ、女性は地味なスーツかワンピースが一般的です。儀式は宗教により異なりますが、自分の家族の葬儀というのでなければ、参列者は軽く頭を下げて黙祷するだけでよいでしょう。

供花:親しい人は、Sympathy Cardに花を添えて葬儀場に供えます。近所の人が亡くなった場合、親しかった人が花代を集めることもあります。



香典:封筒に、香典または香料、英語なら「For His (Her) Memory」と書き、お金を入れて渡します。友人の場合で20ドルぐらいが普通です。親族の場合は50ドルから100ドル程です。

カナダ納税事情

カナダ納税事情


税金の種類
 カナダでは、カナダ連邦政府、州政府及び地方自治体によって課税され納税義務を生じます。
連邦政府は、所得税、GST(Goods and Services Tax 物品サービス税)、関税、州政府は所得税、
PST(Provincial Sales Tax 小売税)、市町村レベルでは資産税(不動産税)を徴収されます。

所得税
 課税対象となる個人所得には、以下のものが
通常範囲となります。カナダ国外で得た所得も含まれます。

① 給与所得:給与、チップ、ボーナス、役員報酬、諸手当てなど

② 事業所得:自営業、共同経営の場合の所得

③ キャピタル・ゲイン:株や証券などの資産の売却によって得た所得

④ 投資所得:利子、受取配当金、賃貸料(家賃など)、その他

***:家賃収入については、国税局で Rental Income Tax Guide を入手すれば、
計算方法等がわかります。

控除
 チャイルドケアの費用(上限あり)、組合費、RRSP(Registered Retirement Savings Plan)、
ペンションプラン(Registered Pension Plan)の掛け金については、支出額を課税所得から控除することができます。

また、以下も税額から控除できます。
・基礎控除
・65歳以上の高齢者控除
・配偶者控除(ただし、配偶者に所得があると減額)
・寄付金の一定額
・医療費の基準を超える部分の一定額
・カナダ年金基金(Canada Pension Plan CPP)の掛け金の一定額
・失業保険(Unemployment Insurance Plan)の掛け金の一定額
・授業料の一定額
・年金所得の一定額

GST(Goods and Services Tax 物品サービス税)
 いわゆる消費税で、商品やサービスに加算されます。2003年現在で7%ですが、家賃、
ほとんどの食料品(嗜好品は除く)、医療機器及びサービスについては課税されません。

PST(Provincial Sales Tax 小売税)
 オンタリオ州では、以下の物品を除く商品やサービスに8%加算されます。
ただし、アルコール類の税率は異なります。

免除品
・ほとんどの食料品(嗜好品は除く)
・医者や歯医者の処方箋で購入する薬
・身体障害者や慢性病のための治療器具
・子供服
・子供用カーシート
・新聞・雑誌
・30ドル以下のはきもの
資産税(不動産税)
 家を購入したりすると、その資産評価額に応じて課税されます。従って金額は個々で異なります。
税の納入は、通常、その地域の税務局より税額を分割した金額で請求がきますので、
その都度支払います。また、住宅ローンと組み合わせて、銀行が支払いを代行してくれるサービスもあります。

確定申告(Income Tax Return)
 カナダに居住する人で、1月1日から12月31日までの1年間に所得があった人、資産を売却した人、
国税局から提出要求があった人、Canadian Pension Planを支払わなければならない人は、その年の所得について
、翌年の4月30日までに確定申告書を提出し、必要であれば税を納付しなければなりません。
日本のように、会社による年末調整等はなされません。また、給与所得者でも申告の必要があり、
所得が一定額以下である場合でも、申告すればGST Creditとして少額でも返金されます。

申告しなくてよい人
 例外として、以下の条件を全て満たす場合、日本の居住者として扱われて課税の対象になりません。
・カナダでの滞在期間が年間183日を超えない
・給与は日本で支給されている
・雇用者である日本の会社が、カナダに恒久的施設(事務所など)を持たない
申告の方法
① 郵便局(Post Office)か国税局(Taxation Centre)で申請書(Tax Return Form)をもらいます(前の年に申告を行っていれば、依頼しなくても申請書一式が送付されてきます)。

② 必要事項を記入し、必要資料を添付して、返信用封筒で国税局へ郵送します。送る前にコピーをとっておきます。

添付資料
 給与をもらっている人には、毎年2月の末までに、前年度の給与支給総額、源泉所得税額、社会保険料(CPP、UIC)支払い額などをまとめたT4スリップが雇用者から送られてきます。これは申告書に必ず添付しなければなりません。
 預金や投資の利子や利益についても、銀行や証券会社から明細書が送られてきます。これも添付の必要があります。

 その他、控除が可能な費用について申告する場合も、その領収書をつけなければなりません。従って、領収書類は日頃から保存しておきましょう。

フリーランス
 フリーランスで働いている人は自営業とみなされます。従って、交通費など仕事に関する費用は控除の対象になりますので、領収書を保存しておきます。
 申告書作成にあたっては、専門の業者に依頼したり、無料のコミュニティーサービスを利用したりすることもできます。特に自営業の人や、各種控除が必要な人などは専門家に相談することをお勧めします。

 個人で確定申告書の作成を会計事務所や専門のサービス機関に依頼する場合、電話で予約を入れておき、必要書類や領収書全てを持参して計算してもらいます。

金融機関

金融機関


カナダの通貨
紙幣:5ドル、10ドル、20ドル、50ドル、100ドル、1000ドル
硬貨:1セント(通称ペニー)、5セント(ニッケル)、10セント(ダイム)、
25セント(クォーター)、1ドル(ルーニー)、2ドル(ツーニー)

銀行
 大手の銀行は、都市部をはじめ、主要な郊外にも支店を展開しています。
主要銀行:
CIBC(Canadian Imperial Bank of Commerce)、
モントリオール銀行(Bank of Montreal)、
TDカナダトラスト銀行(TD Canada Trust Bank)、
ロイヤル銀行(Royal Bank of Canada)、
スコシア銀行(Bank of Nova Scotia)です。

 日本の主要銀行も現地法人として営業していますが、
個人向けの一般業務は行っていないため、
上述銀行か、又はアメリカ大手銀行の口座を持つことが便利です。

口座の開設
 新規に口座を開く時は、身分証明書2種類が必要です。
パスポート、社会保険カード、運転免許証、学生証、雇用証明など

口座の種類
 普通預金口座(Savings Account)と当座預金口座(Chequing Account)
がありますが、最近はこの2つを組み合わせた口座が主流になりつつあります。

他にも銀行によって様々な種類があり、米ドル建ての口座も開設できます。銀行により、利率、利率の計算法、月末残高通知の有無、バンクマシーン利用手数料、小切手利用手数料などが異なります。ほとんどすべての銀行が、インターネット上で口座管理ができるオンラインバンキングサービスを提供しているので、口座開設時に申し込みましょう。係員と相談して、目的に合った口座を選びます。
GIC と RRSP
 日本の定期預金に相当するものは、GIC(Guaranteed Investment Certificates)と呼ばれます。預入の期間を指定し、満期日までは通常引き出しできません。利率は日本よりも高めです。
 

キャッシュカード
 銀行によってクライアント・カード、グリーン・カードなどと呼称は異なりますが、普通口座開設の際に発行してくれます。バンクマシーンでの一般処理から、映画のチケット購入や大手スーパーマーケットでの支払い(Interacのサインのある店)など、多目的に使用できます。

***銀行での主要な英単語
普通預金口座
Savings Account

当座預金口座
Chequing Account

利 率
Interest Rate

月末残高通知
Monthly Notice (Statement) of Balance

小切手
Cheque

通 帳
Account Book, Pass Book, Bank Book

預 金
Deposit

引き出し
Withdraw

(口座を)開く
Open (an Account)

(口座を)閉める
Close (an Account)


インタラク(Interac)とプラスシステム(Plus System)

Interac:このサインのあるバンクマシーンであれば、カナダのどの銀行のカードでも使用できます。また、このサインのある店では支払いがカードででき、口座から自動引き落としされます。
Plus System:日本、米国、英国、オーストラリア、ドイツ、フランスなどにおいて、このサインのあるバンクマシーンであれば、その国に口座がなくても現金の引き出しが可能です。当日の外貨交換レートに基づいて、カナダの自分の口座から引き落とされます。

バンクマシーン
 現金の引き出し、預金、電話代などの支払いの振込み、口座間のお金の移動処理(トランスファー)、クレジットカード支払いは、バンクマシーンで行うことができます。バンクマシーンは市内各所にある銀行の支店やショッピングモールの他、現金の引き出しのみであれば、主要スーパーマーケットやコンビニエンス・ストアにも設置してあり、24時間利用できます。冬は特にドライブスルーのマシーンが便利です。引き出しの場合、金額は10ドル単位に制限され、紙幣は20ドル札、10ドル札、5ドル札で出てきます。また、一度に引き出せる金額は400~500ドルに制限されているので注意。

一般的な操作手順
① カードを差し入れ口に入れ、暗証番号を入力する。
② 希望のサービスを選ぶ。
③ 預金、引き出し、支払い、振込み、トランスファーの口座の種類を指示する。
④ 金額を入力する。
⑤ 預金の場合は現金か、小切手、振込みの場合は払込み用紙を、指示に従って封筒に入れて、指定の差し込み口から挿入する。
⑥ カードを取り出す。
⑦ 引き出しの場合は、現金が出てくるので必ず額を確認する。
⑧ 残高通知の紙が出てくるので、数字を確認する。
 バンクマシーンのほかに、通帳の記入(update)、暗証番号の変更等が自動的にできるマシーンを設置しているところも増えてきました。バンクカードがあれば、いつでもたいていのことはできるようになっています。

電話・インターネットサービス
 さらに、電話またはインターネットで、電話やガスなどの支払い振込み、残高確認、口座間移動など各種のサービスが受けられるようになっています。細かいサービス内容は銀行によって異なりますので、事前に確認します。特にインターネットを利用したオンラインバンキングは、画面上で口座の詳しい情報を見られるので便利です。注)暗証番号を入力する時は、人に見られないように注意しましょう。

クレジットカード
 カナダではビザ(VISA CARD)かマスターカード(MASTER CARD)がよく使われ、アメリカンエクスプレス(AMERICAN EXPRESS)も一部で使用できます。カードの発行条件は、通常、移住者か市民権のある場合に限られますが、一定の金額を預金すると発行してくれる場合もあります。カードを使用した分の支払いは、毎月請求書が送られてきてから自分で振込みます。支払い金額は、指定された最低限度額以上であればいくらでもよく、残りは翌月以降にまわすことができます。カードを使用する際には必ず有効かどうかチェックされ、使用限度額を超えている時には使えません。また、未払い分にかかる利子も決して安くありませんので、支払いは早めにしておくほうが無難です。

 紛失した場合は、すぐに所定の連絡先に電話します。届け出以降の損害に対する責任は負う必要がありません。

 また、日本の観光客がよく利用するホテルやショップで、JCB カードを使えるところが増えてきています。

個人用小切手(Personal Cheque)
 北米では、現金の代わりに小切手で光熱費や家賃などの支払いをすることが多いので、持っていると便利です。窓口で申し込むと、すぐに必要な場合は一般用の小切手がもらえ、急ぎでなければ、名前が印刷されたものを送ってくれます。住所まで入ったものは有料です。

 小切手で買物をする場合、運転免許証、クレジットカードなどの身分証明書の提示を求められることが多く、金額が大きいと使用できない場合もあります。

為替、その他
 額の大きい支払いで一般の小切手が受け入れられない場合等に指定されるのが、Certified Cheque(支払い保証小切手)、Money Order(為替)またはDraft(手形)です。

 Certified Cheque は、個人用小切手に取引銀行のスタンプが押してあるものです。代わりに使用できるのが Money Order で、金額が大きいとDraft になります。




外貨両替(Foreign Exchange)
 日本円や米ドルをカナダドルに両替するなどの外貨交換は、空港、銀行、両替商、ホテルなどで扱っています。両替専門ではトーマスクック・グループ(Thomas Cook Group)が大手で、支店が各所にあります(詳細はイエローページ参照)。交換レートや手数料は場所によって異なります。相場も毎日変動しています。日本でカナダドルに両替するよりも、カナダに入国してから替えたほうが、手数料が安くてすむようです。

 また、カナダの銀行に口座を持っていない場合、カナダドルに換算して5,000ドル以上の現金を銀行に持ち込むと、その出所を明確にすることを求められる場合があります。これはマネーロンダリングを防止するための措置です。日本円を扱っている銀行は限られていますので、事前に問い合わせしてから行くほうが無難です。主要銀行の本店ならだいたい取り扱っているほか、カナダ東京三菱銀行(The Bank of Tokyo-Mitsubishi Canada: Royal Bank Plaza, South Tower, Suite 2100 TEL (416) 865-0220)では、日本円の両替えサービスを提供しています。

送金、通貨の持ち出し
 送金は電信送金が最も早く確実な方法で、その他には為替(Money Order)の郵送、送金小切手などがあります。日本からの送金は、口座を持つ支店宛に電信で送るのが一番安心です。その際は、支店の住所、口座番号が必要です。日本への送金も同様です。送金の限度額はありません。

 通貨の持ち出しについても限度に関する規制はなく、
必要なだけトラベラーズチェックまたは現金を購入できます。
最近はインターネットを利用して送金する人も増えています。
詳細は、銀行へ確認して下さい。