レトロショップ成穂堂 (なるほどう)ケンの苦悩と爆笑の日々

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南大阪のレトロショップです。僕の原点、古本も扱っています。どこにでもあるようなリユース品もあります。


趣味でやっている店のように思われがちですが、結構、ほんきです。


孤高の剣士と呼ばれたくて、剣道、再開しました。・・・が、なかなか時間がとれません。僕のような者を「リバ剣」というらしいです。


剣道普及の一助になればと剣道具の買取りも行っております。


どうぞ宜しくお願いします。


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 格言2 本・レトロなお品・剣道具お譲りください剣道 面


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成穂堂、白昼夢をみる?

昨夕のこと。

少し休憩しようと事務所のソファに寝転んだ。

ものの数秒で寝落ちしてしまったみたいだが、ここからが不思議。

どうもそのおかしな体験をした。

僕は微睡むように天井を見ていた。・・・つもりだ。

と、足元に人の気配を感じた。

目をやるとそこには鮮やかな花柄のワンピースを着たお嬢さんがいた。

見知った顔なのに誰だか分からない。

ただ、とても懐かしい人だという事だけは分かる。

僕に何か話しかけているのだけど、うまく聞き取れない。

聞き覚えのある優しく穏やかな声だった。

「あなたはだれ?」と言おうとした時、

「kenさーん、荷物ですよ」と、遠くで声がした。

そこで、ハッと現実に戻った。

よたよたと事務所の扉を開けて店の入り口に行くと、宅急便の女性ドライバーさんが笑っていた。

「その顔、寝てたんちゃいます? はい、荷物」と。

どうも二度ほど声を掛けてくれていたみたいだ。

お嬢さんの声はドライバーさんの声だったという事か?

受け取った荷物を抱え、事務所の扉をそっと開けてみた。

当たり前だけど、そこには誰も居なかった。

やはり夢だったのか・・・

だけど確かにそこにいたんだよな。

勿論、疑う余地もなく夢だったのだが、お嬢さんの気配は現実そのものだった。

ひょっとすると、僕は起きている状態でこのような幻影をみたのか?
 
所謂、白昼夢だったのかも知れない。

ややもすれば、現実なんて何処にもなく、全ては自分の脳が作り出している幻なのかも知れない。

事務所でこのブログを書いているのだが、今もその時に感じた懐かしい空気が、薄らと漂っているような気がする。
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