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オーガニックな種屋の おいしい楽園プロジェクト

趣味で始めた家庭菜園 → 有機の種屋、グリーンフィールドプロジェクト(GFP)を立ち上げる。 
→ 種屋・農家・家庭菜園者と出会い、色んな野菜と出会い、
これからの家庭菜園・農業はもっと楽しくなるに違いない!!

ナスが発芽。 ようやく温度を欲しがる野菜の種も発芽してきた。

先週まで曇天続きだったし、いよいよ発芽ラッシュが始まりそうです。

 

という状況の中、たまたま近所のホームセンターにいったら、苗がいっぱい!

育苗施設あると、ここまでできるんだなぁ。

加温施設無しでは、苗販売は無理だな、というこの現実。

自然農の人で、踏み込み温床やってる人いるけど、そうは言っても不自然な栽培だから、

温度管理はもちろん、発芽後の順化も大変だしなぁ。それなりに人や設備ないと商売ベースじゃぁ無理だなぁ。

 

自然農とか有機とかやってみても、農業とはそういうことなんだよなぁと、しみじみ。

早く発芽・初期生育が進むといいなぁと、またしみじみ。

先週の曇天続きもあり、種まきが遅れがちでしたが、月曜からガッツリ種まきシーズンに入りました。

小さな育苗ハウスは足の踏み場もない感じ。

まだたくさんまかないといけないから、育苗ハウス内のレイアウト考えないとなぁ。

 

まだ大山の頂上は残雪ありです。そろそろ見納めが寂しい。

うちの事務所はかなり寒い。

壁の作りがしっかりしてないのだろう、外気が入り込んでくる。

部屋もだだっ広く、空調があまり効かない。

 

そんな冬は寒い事務所なのですが、2月末から、シソをスプラウト栽培しようと種まきしていた。

シソは温度が必要なのは知っていたけど、1週間も出ないと心配になっていた。

今朝、一斉に発芽していた! 何度やっても、発芽は何とも嬉しい。

 

この時期に連日の雨は困る。

加温の設備がないから、連日の寒い雨だと、種をまいても結局、発芽は遅れるし。

晴耕雨読といきたいところですが、多少なり苗の出荷もあるしなぁ。

と途方に暮れる朝。

 

今朝は事務所から大山は霧と雨で見えません。

 

今朝の日本農業新聞に、「タイパ食が人気」の記事。

タイムパフォーマンスが良い食として、「冷凍食」「コンビニおにぎり」「洗わないで食べれるサラダ」

確かに便利で、私も「コンビニおにぎり」はたまに食べる。

うちの子供は塩おにぎりが好物だから、タイパも良ければコスパも良い。

 

そんな便利な時代に「有機の種」や「家庭菜園」の普及を仕事としている私。まさに時代に逆行中?の様相です。

というか、だからやってるのかも。

 

便利な食べ物を追求すると、食料生産に関わらず、料理に関わらず・・・ただただ、うまいものを食らう。

ということになるんでしょうが、食べてばっかりだと、この食べ物どうやってできてるの?とたまに考える人は多いはず? 

その好奇心を育み、今の社会と共存しながら食の在り方を皆で考える機会を提供する、そんな会社を目指したい。と思ってます。

 

いやぁ、時代はどこへ向かうのでしょうね? 

3月に入り、いよいよ春ですね。

種屋なので、今頃が一番忙しいです。種を売って、自分でも種まいて、

忙しいこの時期が一番楽しい季節です!

本音を言えば、売り上げが心配な季節でもありますが。

店から見える大山の山頂はまだ少し雪が残っていて綺麗です。3月に入ってゆき残ってるのは珍しいかも。

 

昨日は、長野県松本市から自然農法国際研究開発センターの方々が来訪されました。

有機の種を普及すべく、協同していきましょう!色々と一緒にやっていきましょう!ということになってきました。

 

昨年から一緒に取り組む機会が増えまして、大切なお客様というか、先生というか。

今後、日本に有機の種を広げるために、私たちが取り組めることや、取り組むべきことが少し見えてきた一日となりました。

 

種に対しては断片的な情報が一部の消費者に流布されており、固定種やF1種に対して誤解されてる方が多いなぁと。

今後は種に対する情報をきちんと伝える努力もやっていきたいと思います。

 

 

 

 

源助大根の種を採ろうと計画中で、先々週あたりから花芽が突き始めそうだったので、今は網掛けて栽培してます。

大根の花には白い花と淡いピンクの花がパラパラついています。

花の色が2色あって大丈夫かな? と心配しましたが、

師匠曰く、花は2色あっても問題ないらしく、大根の形質には問題がないらしいです。

春はもうすぐ、といった感じです。

 

 

食料・農業・農村基本法改正が閣議決定された・・・とは今朝の日本農業新聞の一面。

 

新聞を読むと、

農業の担い手が減る中、農地をどうやって維持するのか、食料安保に必要な農地はしっかり確保しよう!

農業従事者は高齢者率が高くて今後急減するので、法人化・先進農業を進めて、生産効率をあげて、安定供給+輸出しよう!

環境も配慮した農業も忘れずに!

といったところでしょうか。

 

新聞にはこの程度しか載ってはなかったですが、深堀りして考えると、かなり重要なテーマだなぁと感じるのですが。

昨晩のTVのニュースで食料関係のニュースといえば、「うずらの卵で亡くなった」話は出るものの、基本法については触れてなかったような。うずらのニュースも大切だとは思うけど、マクロ的な視点も発信してはもらえないものだろうか。 

 

食料生産のあり方なんて、日頃食べ物に満たされて生活してたら、関心低くなるの当たり前だしなぁ。

種屋という仕事がら、農業とか食料生産の話に食いつきがち。

 

 

輸入したいものがあってインドに行ったのは昨秋。

それから、月に一回程度?、隔週? なんとか繋がりつつメールをやりとりしているが、未だ求めるサンプルは届かず。

スピード感がかなり遅い国と仕事をするのはストレスフル。 多分、相手もストレス感じてるのだろうが。。。

 

輸入はヨーロッパが主なんですが、円安もほどほどにお願いしたい。。。