東北ボランティア

　　　宮城県石巻市に震災支援ボランティアに行ってきました

　　　　　　　　　３月後半から支援ボランティアをネットで探していましたが

　　　　　　　　　どこも受け入れる体制が整ってなく近辺の人のみだったりで･･ｼﾞﾚﾝﾏ

　　　　　　　　　４月に入り赤十字に聞きましたが　まだボランティア募集はわからないとのこと

　　　　　　　　　　　　　　　やっと探した県の社会福祉協議会に申込したものの

　　　　　　　　　　　　　　　希望した期間のところに　３０人募集に１５０人応募で落選・・・

　　いてもたってもいられずネットで必死に探し　　

　　東京のＮＧＯピースボート緊急支援ボランティア募集をみつけ応募しました

　　２００名募集に６００人が集まり・・・　全員でいざ宮城へ！

　（滞在期間中の飲料水、食糧、寝袋、ﾏｯﾄ、ﾍﾙﾒｯﾄ、ｺﾞｰｸﾞﾙ、ﾏｽｸ、安全長靴、ﾗﾝﾀﾝ、着替え、

　　　ﾃﾝﾄ、鍋、ｳｪｯﾄﾃｨｯｼｭ等　諸々の荷物は全て持参でｶﾅﾘの量でした）　　

　　　　　　　津波が1階天井近くまできてた跡があり　柱だけがあってかろうじて残ってる家や

　　　　　　　ガレキの山　ひっくり返った車がゴロゴロ　全て流されて跡形もない箇所が混在していました

　　　　　　　　　　　　　　　　石巻港から４００ｍ～６００ｍあたりの家、店舗、道路、側溝の

　　　　　　　　　　　　　　　　ヘドロとガレキの撤去作業をさせて頂きました

この辺りでは津波警報はいつものことと家にいて亡くなられたかたも多かったそうです。

私が担当した年配の家の方も逃げようと玄関を出たらすぐそこに高い波が押し寄せ慌てて２階に逃げ

助かったものの５日間は水がひかず下に降りれず助けもなくて　更に１階には車も突っ込んで

本当に大変だったそうです。

ガスはまだ復旧していません

電気と水は何とか復旧し５５日目でやっとお風呂に入れてその時は本当に嬉しかったと

少しだけニコッと微笑んでいらっしゃいました

私たちは作業の滞在期間中　お風呂は勿論シャワーもありませんが　粉塵の臭いが付こうが

被災地の方々はもっと厳しい状況でいるので　誰一人として不満を言う人はいませんでした

そこの家の方は避難所に行っていないので市から毎日おにぎりか牛乳とパンのどちらかしか交互に

配給されないとのことで　物資保管所には沢山届いても避難所以外にはなかなか手元に届かないのが

現状なんだと驚きました・・・

　　　　ヘドロとガレキの撤去作業は想像以上に過酷なものでしたが　少しでも何とかしたい一心で・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　住んでる方の周辺だけでも綺麗にすることが出来てよかった

　　　　ＴＶで見るより悲惨な状況に言葉を失っていましたが　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　住民の方々に喜んでもらえたことが何より嬉しかった　
　　　　　　　　　　　

６００人中　１８０人がｷﾞｭｰｷﾞｭｰに寝泊りしていた工場跡（石巻港～１ｷﾛ辺り）
（ｸﾞﾘｰﾝｼｰﾄで仕切っただけの男女部屋）

　　　　　　　　　　（ここも水没したあと　綺麗にしピースボートの支援遠隔拠点として利用）

　　今回　ボランティアに参加できて本当によかった　　そしてこれきりではなく

　　是非また東北のどこかにボランティアに参加したいと思います。

　　ボランティアでなければできないことが沢山あります

　　日が経つにつれて被災地の方々のニーズも刻々と変わっていくので

　　まだまだこれからも沢山の支援を必要としています

　是非皆さんもボランティアに参加したり　または身近なことで出来ることを続けていきましょー　