笑顔のがんサバイバー、わかゆいパパのグリオーマ(脳腫瘍)闘病日記

笑顔のがんサバイバー、わかゆいパパのグリオーマ(脳腫瘍)闘病日記

本気で笑顔が病気をぶっ飛ばすと信じ、今日も脳腫瘍と闘う43歳エンジニア、わかゆいパパの日記です

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4月20日の朝、わかゆいパパは大好きな二人の娘に見守られて、眠るように旅立っていきました。

5日に楽しみにしていたお花見をして、家族で楽しく夕ご飯を食べた後、麻痺していた左半身の緊張が強くなり、車イスに乗ることができなくなってしまいました。
車イスに乗れないので、とうとうゆいちんの入学式にパパを連れていってあげることができませんでした。でも、パパは入学式を終えたゆいちんと家で記念撮影をし、翌朝ランドセルを背負って登校する姿を目を細めて見ていました。

その後はどんどん食べられなくなり、意識がはっきりしなくなり・・・病状は悪くなる一方でした。「立てなくなって、食べられなくなって、話せなくなったらおしまいだから」と言っていたパパは、きっとお花見をするために、入学式に行くために、頑張って頑張って立ちあがり、食事をとっていたのだと思います。どれほどの気力をふりしぼって頑張っていたのだろうと思うと胸が痛みます。

パパはどんなときにも穏やかで、前向きで、私たち家族のことを想っていてくれました。そして、私たちにたくさんのやさしさと思い出をくれました。本当に強くてやさしくて素敵なパパでした。

今までパパを応援し、支えてくれたすべての方に感謝しています。ありがとうございました。