新潟県には、豊かな自然や歴史、文化、芸術など、

いろんなステキが揃っています。

ここでは、私、新潟県知事の泉田裕彦が、

皆さんに新潟のステキをお伝えしていきます。


先週に引き続き、「新潟の早春の花」をご紹介します!


■カタクリの大群生

 カタクリは、比較的日光の差す落葉広葉樹林に群生し、

 早春に下を向いた薄紫から桃色の花を咲かせる植物です。

 早春の新潟の代表的な花で、

 見頃は4月から5月初めにかけてです。


泉田 裕彦のブログ


薄紫からピンクの可憐な花を咲かせます。

大群生しますので、一帯が染まったように見える場所もあります。


・神話の山に咲くカタクリ~神道山公園(糸魚川市)~


泉田 裕彦のブログ


大国主国(おおくにぬしのみこと)が奴奈川姫(ぬながわひめ)への

プロポーズのために通ったという神話が残っている

「神道山(しんどうさん)公園」では、

淡いピンクのカタクリであたり一面が覆われます。


泉田 裕彦のブログ  泉田 裕彦のブログ

1088段の石段を登って頂上に出ると日本海を望む大パノラマも。


詳しくはこちらをご覧ください。

http://www.city.itoigawa.niigata.jp/cgi-bin/odb-get.exe?WIT_template=AC020000&WIT_oid=icityv2::Contents::1725



・「天地人」ゆかりの地のカタクリ

 上杉謙信の居城「春日山城跡」(上越市)では、

 至る所にじゅうたんのように薄紫色のカタクリの花が咲きます。


泉田 裕彦のブログ  泉田 裕彦のブログ

上杉景勝と直江兼続が生まれ育った南魚沼市の坂戸山(さかどやま)では、

山麓から山頂まで群生スポットが点在します。


泉田 裕彦のブログ

同じく南魚沼市の「六万騎山(ろくまんきやま)」は、

山全体がカタクリの群生地です。

どちらも、トレッキングをしながらカタクリの花を楽しめる

おすすめのスポットです。


■春の観光キャンペーン「にいがた花物語」実施中!

ここでご紹介した花の後には、

桜(4月)、菜の花(4月中旬)、チューリップ(4月中旬)、

ヒメサユリ(5月中旬)など、

新潟県内では様々な花が楽しめます。


泉田 裕彦のブログ 泉田 裕彦のブログ


新潟県観光協会では、

春季キャンペーン「にいがた花物語」を実施し、

花で彩られる新潟の春を満喫していただける様々なイベント等を展開しています。

ぜひ、この機会に新潟に足をお運びください!


「にいがた花物語」については

「にいがた観光ナビ」をご覧ください。

→http://www2.niigata-kankou.or.jp/09spr/index.php










新潟県には、豊かな自然や歴史、文化、芸術など、

色んなステキがそろっています。

ここでは、私、新潟県知事の泉田裕彦が、

皆さんに新潟のステキをお伝えしていきます。


今回は、「新潟の早春の花」をご紹介します!


泉田 裕彦のブログ

新潟ではこの時期、春の訪れとともに様々な花が咲き始め、

「新潟県の草花」雪割草やカタクリなど、

多くの花々が私たちを楽しませてくれます。


■「新潟県の草花」雪割草

 雪割草は、長く厳しい冬の間、雪の下でじっと春を待ち、

 雪解けとともに可憐な姿を見せることから、

 雪国に春を告げる花として愛されています。

 
泉田 裕彦のブログ

雪割草は、キンポウゲ科ミスミソウ属の園芸名で、

オオミスミソウ、ミスミソウ、スハマソウ、ケスハマソウの

4種類があります。


中でも、花の色や形が多様に変化することで

世界中から注目されているオオミスミソウは、

新潟県をはじめとする日本海側の一部にしか自生していません。


そして、新潟県の雪割草は、その変異の豊かさで他に例はなく、

世界的にも貴重な草花です。

雪割草は、平成20年3月に「新潟県の草花」に指定されています。


■自然の中で雪割草の群生を楽しむ

新潟県内でも有数の群生地をもつ、

「大崎雪割草の里」(柏崎市)、

「雪国植物園」(長岡市)、

「国営越後丘陵公園」(長岡市)の3か所を結ぶ通りは、

「越後雪割草街道」と名付けられ、

毎年多くの雪割草ファンが訪れています。


泉田 裕彦のブログ


・大崎雪割草の里


泉田 裕彦のブログ

 海に面した2.5haの斜面に30万株の雪割草が群生しています。

 里内には、遊歩道が整備されており、

 雪割草の鑑賞には抜群の環境となっています。

 また、保存会を結成して守り育んできた地元の方が案内してくれます。

 例年の雪割草の見頃は、3月上旬から4月上旬です。

 詳しくはこちらをご覧ください(新潟県HP内)

 →http://www.pref.niigata.lg.jp/kashiwazaki_kikaku/1206378109882.html


・雪国植物園
泉田 裕彦のブログ

自然の里山をそのまま利用して造られた35haの自然植物園。

5万株の雪割草が山の斜面を覆い尽くします。

雪割草の他にも多くの山野草が楽しめます。

例年の雪割草の見頃は、3月中旬から4月中旬頃です。

詳しくはこちら(雪国植物園HP)

→http://www.niks.or.jp/syokubut/


・国営越後丘陵公園 
泉田 裕彦のブログ

8万株もの雪割草が咲き誇ります。

公園全体では150haもの広さがあり、

雪割草以外にも季節毎の様々な花を楽しめます。

また、アスレチック施設も充実しているので、ファミリーにもおすすめです。

例年の雪割草の見頃は、3月下旬から4月中旬頃です。

詳しくはこちら(国営越後丘陵公園HP)

→http://echigo-park.jp/



今回はここまで。続きはまた来週。

来週は「カタクリ」を楽しめるスポットをご紹介します!





新潟県には、豊かな自然や歴史、文化、芸術など、

色んなステキがそろっています。


ここでは、私、新潟県知事の泉田裕彦が、

皆さんに新潟のステキをお伝えしていきます。


先週に引き続き、「新潟のお酒」についてご紹介します!


泉田 裕彦のブログ

          写真提供:新潟県酒造組合


■「淡麗辛口」な新潟のお酒


新潟のお酒の特徴は「淡麗辛口」。


淡麗辛口とは、飲み口がスッキリしていて、

あとに残らない、飲みあきしない味わいのことです。


あっさりとした後味なので、

料理の美味しさを引き立てられることも魅力の一つです。


また、平成18年から「越淡麗(こしたんれい)」という

新しい酒米を使ったお酒も販売されています。


この酒米は、大吟醸酒を作るのに適した酒米として、

県や新潟県酒造組合などが協力して

15年もの歳月をかけて開発されたもので、

このお米を使うと

「キレがありがならも、口中にふわっと味が広がるお酒」ができます。


■「大吟醸」って?


日本酒のグレードには、本醸造、吟醸、大吟醸などがあります。


この違いは、簡単に言えば精米歩合(米の削り度合い)の違いのことで、

一般的に、米をよく磨いて作った酒ほどグレードが高くなります。


精米の割合は、

本醸造は精米歩合70%以下(30%以上削る)、

吟醸酒は60%以下で、

大吟醸の場合は50%以下。

つまり、大吟醸酒を造るためには米の半分以上を削る必要があります。


磨きに磨いて生まれる大吟醸酒は、

豊かな香りと淡くサラリとした極上の味わいが魅力です。


新潟のお酒は、その大吟醸酒が全製造数の60%以上を占めていて、

全国平均の25%程度と比べてとても高いことも特徴です。