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au MOTOROLA RAZR IS12M (CDMA MOI12) レビュー

KDDI向けのMotorola Mobility製CDMA2000/W-CDMA/GSM端末「au MOTOROLA RAZR IS12M (以下、IS12M)」を触ったので、IS12Mについて感じたことを簡単に書いておこうと思う。

レビューした端末は製品版ではなく、開発途中の端末であるという点を考慮して読んでもらいたい。

筺体は非常に薄いが、横幅が広くて少し持ちにくく感じた。

MOTOROLA ATRIX 4G (MB860)と比較してみた。

IS12Mの方が画面サイズが大きいこともあり、長さと幅も一回り大きい。

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フロントにはタッチセンサ方式のナビゲーションキーを備える。

ナビゲーションキーはタッチセンサ方式である。

左からメニューキー、ホームキー、クリアキー、サーチキーとなっている。

デザインはカッコイイし、質感もなかなか良い。

カラーバリエーションはグレイし亜ホワイトとシャドーブラックが用意されている。

左がグレイシアホワイトで右がシャドーブラック。

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サイドから見るとかなり薄いことが分かる。

カメラ側は隆起している。

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グレイシアホワイトのリア。

白色なのはフレームの部分だけだ。

リアにはカメラやカメラ用フォトライトも備える。

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シャドーブラックのリア。

個人的にはシャドーブラックの方が好きである。

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リアには海外の認証がプリントされている。

認証は電磁的表示にも対応している。

メーカー型番はXT909であることが分かる。

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画面ロック解除画面。

直接カメラを起動することも可能だ。

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主にホーム画面等を操作した様子を動画で記録しておいたので見てもらいたい。

動作は軽快である。



ホーム画面表示時にホームキーを押すと、全ホーム画面のプレビュー画面が表示される。

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通知画面は非常にシンプルである。

ショートカットアプリでテザリングを起動してみたが、使えなかったので無視しておいてもらいたい。

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アプリケーション一覧画面は横スクロールである。

横画面表示も可能である。

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モバイルネットワーク設定。

W-CDMA/GSM方式にも対応しているので、それらの設定項目も存在する。

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ネットワークを検索してみるとSoftBank 3GとJP DOCOMO 3Gを検出した。

W-CDMA/GSM方式に対応しているのでSIMカードも採用しているが、SIMカードのサイズはmicroSIMサイズとなる。

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マルチタッチに対応しており、同時に10点まで検知した。

11点以上は確認していない。

タッチパネルの感度はとても良かった。

ディスプレイは有機EL独特の鮮やかな発色が印象的だ。

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標準ブラウザを操作した様子を動画で記録しておいた。

ピンチ操作やスクロールは非常にスムーズである。



当ブログにアクセスした際に標準ブラウザのユーザーエージェントを取得しておいた。

IS12Mのユーザーエージェントは下記の通り。

Mozilla/5.0 (Linux; U; Android 2.3.6; ja-jp; IS12M Build/6.5.1-134_SWK-59) AppleWebKit/533.1 (KHTML, like Gecko) Version/4.0 Mobile Safari/533.1

カメラのUI。

フロントカメラも搭載しており、簡単に切り替え可能だ。

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カメラの画質については作例をアップしておいたので、そちらを参考にしておいてもらいたい。

設定は特に弄らず、画像サイズは最大サイズである約800万画素(3264*2448)で撮影した。

画像をクリックすると外部サイトに飛ぶので、更にリンク先の画像をクリックすると無加工の作例の閲覧が可能である。

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複数のベンチマークアプリケーションで性能測定を行っておいた。

ベンチマークアプリケーションでの測定結果は、状態によって数値が前後するのであくまでも参考程度にしておいてもらいたい。

使用したアプリケーションはAnTuTu Benchmark、Linpack for Android、NenaMark1、NenaMark2、Quadrant Standard Editionの5種類である。

AnTuTu Benchmarkのトータルスコアは6083、Linpack for Androidのマルチスレッド処理のスコアは60.432~70.988、NenaMark1のスコアは51.00、NenaMark2のスコアは27.80、Quadrant Advancedのスコアは2354。

IS12MのFingerprintは下記の通り。

KDDI/MOI12/cdma_spyder:2.3.6/6.5.1-134_SWK-59/120104.101407:user/release-keys

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AnTuTu Benchmarkの詳細なスコア。

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今回レビューしたIS12Mのバージョン情報は下記の通り。

Model number:IS12M
Android version:2.3.6
Baseband version:u_04.06.05s
Webtop version:WT-2.0.2-KDJ-4
Kernel version:2.6.35.7-gdf2aef4 w21749@zkr30lnxdroid07 #1
Build number:6.5.1-134_SWK-59
Build day:Wed Jan 4 10:15:03 KST 2012
PRL version:52


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海外では既に販売されている端末と殆ど同じということもあり、動作面では特に問題は無く良い動きを見せてくれた。

ATRIX 4Gではタッチパネルが微妙だったりしたが、IS12Mでは見事に改善されていた。

また、UIもATRIX 4Gとは大きく変わっていた印象だ。

全体的に動作は良かったので、製品版も期待出来そうである。

レビューした端末は製品版ではなく、最終仕様は異なる可能性もあるので注意してもらいたい。

動作等の感じ方は現在使っている端末の違いや個人の感覚によって左右されるので、実際に購入を検討している場合は実際に触ってみてから判断することを強く勧める。

追加事項あれば、当記事に追記していく予定である。