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南フランス☆bébé待ちJournal

南フランスにて、不妊治療をスタートしました。
38歳、左卵管閉塞といわれ腹腔鏡によるセリオスコピー実施。
手術をしてみたら実際には両側卵管閉塞&狭窄が発覚、一挙にFIV(体外受精)に進む事に。

心拍確認までたどり着く事ができて、さて、これからこのブログをどうしようかと思ったのですが…。


「bebe待ちJournal」という事で、フランスでの不妊治療について情報交換をしながら自身の体験をメモ代わりに記載しておこうというのが本来の目的でした。
ですので当ブログでは、あまり気持ちの揺れ動きとか、不妊治療以外のこととかは極力書かない様にしてきました。事務的に事実のみを記録としてメモしておきたかったというのがこのブログの意義でした。

これから先の妊娠の記録は、そういうわけでこのブログはふさわしく無いなあと。
ココを見て下さっている方は、ほぼ不妊治療中の方だと思いますし、そうすると一旦やはりここで終了した方が良いかなと思います。


不妊治療を始める為に、婦人科の門をたたいて検査を開始してから、1年半。
まさかの自然妊娠というどんでん返しで幕を閉じた私の治療記録ですが、これもやはり腹腔鏡オペを行たり、妊娠を意識してきたおかげだと思います。
本当に治療をしてよかったと思っています。


不妊治療をするにあたって、フランスの社会保障制度にとても助けられたわけですが、不妊治療のみならず、仕事をしながら妊娠~出産するにあたってもやはりフランスは色々と制度がきちんと被雇用者を守っている。社会保障で給与が保証される産休制度などもしっかりとしています。
だからこの国は出生率が高いし、伸びているんだろうなあと思います。
未来を担う子供たちが増えていかなければ、当然豊かな未来は望めないし、その為にはやっぱり子供を産んでいかないといけないのに、今の日本ではなかなかそれも難しいのでしょう。
経済を回すために女性も男性同等に働く。そうするとどうしても出産のタイミングを逃す。今の日本では、産休を取る=仕事でのポストを手放さざるを得ない状況が殆どではないでしょうか。キャリアを積めば積む程、結婚や出産が遅くなっていく。やっと落ち着いて、さあ子供!と思ったら、高齢で不妊認定される。
まあ、私のことですが(汗)

たまたま私はフランスにいたので仕事をしながらでもなんとか治療をする事もできましたが、これが日本だったら…。 果たして仕事をつづけながら治療ができただろうか?かと言って働かなければ高額の医療費を払えない、そして妊娠したとして、仕事はどうなっていたのか? そんなことを考えると、本当にフランスにいて良かったと思います。


さて、このブログを通じて交流して下さった、治療仲間の皆様、コメントなどのやり取りは無くともご覧頂いていた皆様、ありがとうございました。
今後はもしかしたら別ブログを立ち上げて、産まれるまでを記録するかもしれませんが、今の所つわり気味な事もあり幾分やる気が起きません。



皆様にも一日も早く赤ちゃんがやってくることを本当に祈っております。
そしてまた皆さんのブログへお邪魔させて頂いて、陰ながら応援し続けていきたいと思っています。



二度とbebe待ちに帰ってこなくてすむ様に…
無事にこの小さい人が産まれるように、大切に過ごしていきたいと思います。