毎日寒いですね~~~( ̄ー ̄)
この時期の北イタリアもとーーっても寒いですw
前の記事でご紹介したレッコの町から、少し山に登ってみるともう、周囲はすっぽりと雪に覆われた雪山の世界。
このあたり、コモ湖周辺はどちらかというと夏のリゾートなので、冬場はひっそりと静かになってしまいます。夏の間は登山客や湖の景色を楽しむためににぎわう山小屋レストランも、この季節は地元の住民たちがあつまって食事をするような穴場ポイントになります。
寒い冬に、この地方ならではの郷土料理のひとつが、「山男のポレンタ」。
ポレンタ、というとヴェローナで食べてきた、トウモロコシの粉を練り上げたものを言いますが、このあたりで食べられるポレンタはまた、一味ちがう、ボリューム満点のお料理です♪
ぽかぽかの店内にはすでに、お客様がちらほら。 このお店の名物はイノシシ肉のラグーパスタやシカ肉のステーキなどなど。山小屋レストランならではの、ワイルドなメニューです。
でも、イノシシやシカ肉はトスカーナ地方でも食べられますが、山男のポレンタはおそらくこの地方独特なんじゃないかと思うので、ここにきたら迷わず、ポレンタをオーダーしましょう♪
注文してから待つこと数十分。。。。
食欲をそそるニンニクとチーズの香りとともに、山男のポレンタがテーブルの上に来ましたよ~~~!
ふっふっふ、ワイルドでしょ~~~~~~( ̄▽+ ̄*)
練り上げたポレンタをお皿に盛り、さらにバターとチーズをのせてオーブンで加熱。
スプーンとフォークを使って掬ってみると、
チーズがのび~~~~~~る!!!
これね、ほんとうに油っこくて、お腹にたまるのでランチにこれを食べると夜はもう、サラダだけでいいかなっていうくらいのボリュームなんです。
とはいえ、実際の山男たちは、このポレンタと肉料理をペロッと食べるんだそうですから、あっぱれでございます、ハイw
一度食べると、2~3日思い出したくもなくなる「山男のポレンタ」ですが、恐ろしいことにこの味をしってしまうと、不思議と「また食べたい」って思ってしまう、ワイルドかつ魅惑の一皿なのでありますw
窓の外は、いつの間にか霧。
あったかい山小屋レストランで、赤ワインを片手にもう少し、のんびりしましょう(o^-')b
今年の冬は本当に寒いですネッ
みなさまも、あたたかくしてお体大事にしてくださいね~♡
Buona fortuna!