毎日寒いですね~~~( ̄ー ̄)


この時期の北イタリアもとーーっても寒いですw


前の記事でご紹介したレッコの町から、少し山に登ってみるともう、周囲はすっぽりと雪に覆われた雪山の世界。


このあたり、コモ湖周辺はどちらかというと夏のリゾートなので、冬場はひっそりと静かになってしまいます。夏の間は登山客や湖の景色を楽しむためににぎわう山小屋レストランも、この季節は地元の住民たちがあつまって食事をするような穴場ポイントになります。


寒い冬に、この地方ならではの郷土料理のひとつが、「山男のポレンタ」。


ポレンタ、というとヴェローナで食べてきた、トウモロコシの粉を練り上げたものを言いますが、このあたりで食べられるポレンタはまた、一味ちがう、ボリューム満点のお料理です♪






ぽかぽかの店内にはすでに、お客様がちらほら。 このお店の名物はイノシシ肉のラグーパスタやシカ肉のステーキなどなど。山小屋レストランならではの、ワイルドなメニューです。


でも、イノシシやシカ肉はトスカーナ地方でも食べられますが、山男のポレンタはおそらくこの地方独特なんじゃないかと思うので、ここにきたら迷わず、ポレンタをオーダーしましょう♪


注文してから待つこと数十分。。。。


食欲をそそるニンニクとチーズの香りとともに、山男のポレンタがテーブルの上に来ましたよ~~~!






ふっふっふ、ワイルドでしょ~~~~~~( ̄▽+ ̄*)


練り上げたポレンタをお皿に盛り、さらにバターとチーズをのせてオーブンで加熱。


スプーンとフォークを使って掬ってみると、







チーズがのび~~~~~~る!!!


これね、ほんとうに油っこくて、お腹にたまるのでランチにこれを食べると夜はもう、サラダだけでいいかなっていうくらいのボリュームなんです。


とはいえ、実際の山男たちは、このポレンタと肉料理をペロッと食べるんだそうですから、あっぱれでございます、ハイw


一度食べると、2~3日思い出したくもなくなる「山男のポレンタ」ですが、恐ろしいことにこの味をしってしまうと、不思議と「また食べたい」って思ってしまう、ワイルドかつ魅惑の一皿なのでありますw






窓の外は、いつの間にか霧。


あったかい山小屋レストランで、赤ワインを片手にもう少し、のんびりしましょう(o^-')b





今年の冬は本当に寒いですネッ

みなさまも、あたたかくしてお体大事にしてくださいね~♡



Buona fortuna!











毎日寒い日が続いていますね。年末年始の忙しさについ、無理してしまうとあとでどっと疲れが出てしまう。。。なんてこともあります。お体大切になさってくださいね♪


さて、今日からまたイタリアの風景でブログを書いていこうかと思っています。


今日の舞台はレッコ湖。


レッコ湖?と首をかしげてしまう方もいらっしゃるかと思いますが、「コモ湖」という名前ではきっと、ご存じかご思います。 コモ湖は、南北に細長い湖で、北はスイス国境ちかく、そして南側は入り組んだ山の間に入り込むような形で二股に分かれています。ちょうど、漢字の「人」という字にそっくりな形、といえばわかりやすいですね。


この、「人」という形に分かれた部分の左側の先端にあるのがコモという町。昔から貴族の別荘がおおく建てられ、現在でもハリウッドスターや著名人たちがこぞって別荘をかまえるという北イタリア、湖水地方きっての保養地。

そして、コモとは反対側の、「人」の右側の先端にあるのが今日ご紹介するレッコの町なんです。


二股に分かれた湖は、地元ではそれぞれの町の名をとってコモ湖、レッコ湖と呼ばれているのです。


ラグジュアリーな雰囲気満点のコモとは対照的に、レッコの町は昔から紡績業などの工業都市、そして湖で魚を獲る漁師たちの町。 庶民的で、活気にあふれています。





湖畔の遊歩道は並木に囲まれた癒しの空間。


湖と、対岸の山間に沈む夕日を眺めてぼんやりすごすのもとっても気持ちいいんです♪


コモももちろん素敵なところですが、こんな穴場スポットもいいでしょう??







湖畔から、レッコの町の中心を見ると、街の守護聖人をまつる聖ニコロ教会の鐘楼と、そのむこうに雪を抱いた切り立った岩山が見えます。


のこぎりの歯のような、ギザギザの稜線はとても特徴的。いくつかの峰がつらなるこのギザギザの山並は、レーゼゴーネ、と呼ばれてブリアンツァ地方、特にレッコ周辺の人々に親しまれています。


良く晴れた日には、ミラノの街からもこのギザギザのレーゼゴーネは見ることが出来ます。仕事でアワアワしているときにこの山が見えたりすると、どうしようもなく恋しくなってしまう、私にとっても癒しの風景なんです。


どんなときにも癒しって大事ですよね~♪


特にこう寒い季節になると、癒しの場所はもちろん、体の芯からあったかくなるホットチョコレートなんていうのも、私にとっては欠かせない飲み物♪


湖畔の風が冷たくなってきたら、町のBARに駆け込んで、特製のチョコラータ・カルダ(ホットチョコレート)をいただきましょう♪





ホットチョコはお店によっていろいろですが、寒い地方のほうが濃厚で美味しい!


体の芯まで冷えてしまったときにはコレにウィスキーやチョコレートリキュールを入れてもらうと最高です! すっごく濃厚ですが、甘さを抑えた、カカオの香りを楽しめる大人の飲み物。

・・・なので、ほとんどのBARではこうやって、お砂糖が添えられているんですよ♪


そして、身も心も癒されたい!!と思ったらぜひ、このホットチョコレートにパンナ、生クリームをトッピングしちゃってください(≧▽≦)


・・・と、いうわけで私には生クリームをたっぷり乗せていただきました!





いえーーーーーーーーーーーい!о(ж>▽<)y ☆


ヤケクソみたいに盛り盛りなホイップクリームぅううううううううо(ж>▽<)y ☆


「ちょっとこれ、どうするのよ!? ホットチョコに辿りつくまでにお腹いっぱいになるわよっっ!」なぁんて、キャーキャー言いながら格闘しているうちに、日頃のストレスとか、悩みなんかがいつしかこの泡のように溶けていってしまうのであります♪


うん。 冬はやっぱり、コレに限るわ~~~w



☆ 昨日はシューマッハのお誕生日ということで、グルノーブルの病院前ではフェラーリとティフォージたちによる、静かながらも愛と情熱にあふれたイベントが行われていたようですね。 シューミ、どうか頑張ってください!!


そして、誕生日といえば!!


・・・・すみません、佐藤信夫先生もお誕生日だったのですね(°∀°)b


先生、これからまた、四大陸選手権、オリンピック、世界選手権と、いよいよご多忙になりますが、どうぞこれからも健康で若々しく、ご活躍くださいますよう、お祈り申し上げます♪


タカヒコさん、信夫先生のお誕生日プレゼントはもちろん、四大陸のメダルでございますからね!頑張ってくださいネッo(^▽^)o

たかちゃん、がんばーー!!










お正月、年が明けたな~なんて思ってたらもう3日!3が日なんてあっという間ですね。


私はというと2日から仕事してますので、もともとお正月気分なんてなかったですけど(半目)、気を付けないと、いつの間にか2月になってしまってた、なんてことになりますからね、毎日を大切にしないといけませんネ。


さて、1月3日といえば、ミハエル・シューマッハの誕生日です。


・・・え?シューマッハってご存知ないですか??

知らない方は、便利なネットで調べてくださいな(^皿^) ←タカヒコさんの真似してみましたw


シューマッハの現役時代を知らない方でも、年末に飛び込んできた彼の不幸な事故についてはご存じかと思います。 事故から5日が過ぎようかという今日、彼が集中治療室でいのちの闘いに挑みつつ、45回目の誕生日を迎えるにあたり、昔からシューミの大ファンだった私からも、この場を借りて祈りと声援を送りたいと思います。


私がシューマッハのファンになったのは、彼がフェラーリドライバーとして移籍してからのこと。

もともとF1のことはそれほど詳しくなかったけど、当時付き合ってたヒトのおかげでレースを見ているうちにすっかりハマってしまいましたw


その後、付き合っていたオトコとは別れたものの、フェラーリとシューマッハへの愛(?)は消えることなく、1人でイタリアのイモラサーキットやモンツァサーキットに通ったりw 今でこそスケート観戦で遠征してますが、海外遠征の始まりはF1だったんですよねw


今日の写真は、2006年のイタリアグランプリで撮ってきたものです。


スタンドに広げられた大きな横断幕には「Schumy+Ferrari=Amore Eterno、シューミ+フェラーリ=永遠の愛」と書かれています。


ティフォージ、と呼ばれるフェラーリファンならではの熱いメッセージですが、このイタリアグランプリでの勝利の後、シューミは最初の引退発表をしたのでした。


はあ。。あれからもう、8年が経とうとしているんですねえ(遠い目)





レース中、当時のデジカメが捉えてくれたシューマッハのマシン。前に座ってた男の子が嬉しそうにガッツポーズで声援を送ってます♪


レースを実際にサーキットで見る楽しみは、一瞬で目の前を駆け抜けていってしまうマシンだけでなく、五感でレースを感じることができること。

目の前を走り去るマシンを見ることが出来るのはほんの一瞬。でも、そのエンジンが奏でるエギゾーストノートを追いかけることで、そのマシンが今どういう状態でどのコーナーに差し掛かっているのか、はたまたタイヤの状態はどうなのか、耳で感じることができます。


乾いた空気、大観衆の熱気、そしてオイルとタイヤのにおい。


こればかりはやはり、現地で観戦しないと味わえない醍醐味です。そして、イタリアでのレースのもう一つの醍醐味が




最近は観戦に行ってないので、今どうなのかはわからないのですが(笑)、レースが終わると同時に、コースが観客に解放されて、さっきまでマシンが走り抜けていたコース上を歩くことが出来ることo(^▽^)o


溶けたタイヤのニオイと、 何十周もの周回で靴底がベタつくほど熱くなった路面に立てるなんて、他のサーキットではありえないこと。 これはもう、病み付きになりますよね♪


この興奮と喜びを教えてくれたシューミは、私にとっても永遠のヒーローなのです。


怪我の状態が深刻であることはわかっていますが、どんなに苦しいレースでも、最後まであきらめずに戦い抜いて、何度も勝ち抜いてきたシューマッハです。


彼の回復を心より祈っています。


Forza, Schumi, con tutto il mio cuore!







さて、F1のレースが行われるモンツァサーキットは、ミラノから電車で15分ほどのところにある、閑静な町の公園の中にあります。


深い緑の森に囲まれたモンツァは昔からミラノ貴族やヨーロッパ諸侯たちのヴィッラが立ち並ぶエレガンテな町。ここからスイス国境ちかくにあるコモ湖までのエリアはブリアンツァ地方といい、都会的なミラノの喧騒を嫌った貴族たちがこぞって別荘を建て、自然を愛したところでもあります。


四大陸選手権までの数週間、モンツァとブリアンツァ地方の美しい景色をブログでご紹介していきますね♪


タカヒコさんも新しい気持ちで四大陸へ向けて練習がんばってくださいね!

たかちゃん、がんば!!












タカヒコさんから年賀状が届きましたーーーーーー(≧▽≦)


BangBang彦、かっこいいいいいいいいいいо(ж>▽<)y ☆


ちなみに、やっぱり年賀状届いた方から聞いたんですが、このほかにアンスク彦、そしてロンカプ彦(水色衣装です!)バージョンの3種類あるそうです♪


タカヒコさん、ありがとう♪


今年も全力で応援します!!


たかちゃん、がんばーーーーー!!!!










2014年、あけましておめでとうございます!!

昨年は私にとって沢山の、かけがえのない出会いがあり、歓びも悲しみも、楽しみも悔しさもともにわかちあうことのできる友人を得ることが出来ました。

頂いたご縁を大切に、これからも人として、そしてタカヒコさんファンとして恥ずかしくないように(w)、毎日をステップアップしていきたいと思っています♪

今日の写真は、去年の9月にイタリアから帰ってくるときの飛行機の窓から見た日の出です。

見上げた空が曇っていても、嵐でも、その向こうにはこんなに美しい空が広がっているんですね。新しい気持ちで、頑張って今年も叫びましょう!

たかちゃん、がんばーーーー(≧▽≦)!!!



新年ということで、今日は門出にふさわしい歌を♪

みなさまご存じの、「Time to say goodbye」でございます♪

この曲はタイトルだけ見ると、「さよならを言うとき」という感じでどうにもさびしそうなイメージをもたれてしまうかもしれませんが、もともとのタイトルは「Con te partirò」(コン テ パルティロ)、つまり「君と旅立つ」っていう意味になるんです。

あえて「Time to say goodbye」という言葉を残したのには諸説ありますが、私個人的には、旅立つ前に、古い自分に別れを告げるという意味で捉えています。


サラ・ブライトマンとアンドレア・ボチェッリという、シルクのような歌声のデュエットは、きっと誰もが耳にしたことがあると思います。

新しい年を、また新しい愛と、希望と夢と共に、一緒に旅立ちましょう♪








ひとりきりでいるとき
私は水平線を夢見る
そしてなにも言えなくなってしまう
部屋の中は 暗い
太陽の光が ないから
あなたが 私のそばにいないと 太陽も消えたまま
窓から 私の心が広がっていく
あなたのものになった 心が
あなたは そんな私に 光をふりそそいでくれる
あなたが 道端で見つけた 光を
Time to say goodbye
いままでに 見たことも
おとずれたこともない場所を
私は これから あなたとともに 航海していく
船に乗って 海を越えて
もう どこにも なくなってしまった海を 越えて
it's time to say goobye

君と はなれているとき
僕は 水平線を夢見る
そしてなにも言えなくなってしまう
でも もちろん わかっている
君は 僕と ともにいるんだ
君は僕の月 僕とともにいてくれる
僕とともに 僕とともに 僕とともにいてくれる
僕とともに 僕とともに 僕とともに

Time to say goobye
いままでに 見たことも
おとずれたこともない場所を
僕は これから 君と一緒に航海していく
船に乗って 海を越えて
もう どこにもなくなってしまった海を
君とふたりで 蘇らせよう

あなたとともに 旅立とう
船にのって 海を越えて
もうどこにもなくなってしまった海を
あなたとふたりで 蘇らせよう
あなたと 旅立とう

あなたとともに


今日始まったばかりの2014年。

笑顔と喜びに満ちた、すばらしい1年になりますように。
今年もよろしくお願いします♪








ドラマティックな全日本選手権が終わり、いつのまにかクリスマスも終わっていて(汗)、いよいよ新年のカウントダウンが始まりましたね!


2013-14シーズンも大詰め。


タカヒコさんは来月の四大陸選手権への派遣が発表されました。


・・・・オリンピックと世界選手権に選ばれなかったことについては、正直まだ悔しいです!。。(苦笑)


ここ数日、毎日何度も、全日本選手権、そしてメダリストオンアイスでのタカヒコさんの滑りを見ては、なんともやるせない気持ちになってしまう反面、


よくぞここまで仕上げてきてくれた!


という、誇らしい気持ちで胸がいっぱいになっています。


前回の記事でも書きましたが、今年の全日本の表彰台に上がった3人は、昨年のスケートアメリカと同じメンバーでした。


スケートアメリカの時とは順位がそれぞれ入れ替わったわけですが、この1年間で、実力に磨きをかけてきた羽生選手と町田選手は、今年どちらもグランプリシリーズで優勝し、そしてファイナルでも大活躍しました。


まさに男子フィギュア界の新星ともいえる2人に、足の痛みを抱えながらも少しずつ、しっかりと練習を積み重ねて、この大きな、大きな大会でもう一度、肩を並べることができたことはほんとうに素晴らしかったと思います。


なにより、タカヒコさん本人が本当に気持ちよく滑れたということが、いちファンとしては最高に嬉しいこと。



オリンピックと世界選手権の代表発表の後で、今後の進退について考えたいと口にしたことで、私たちもほんとうに動揺してしまいましたが、翌日のメダリストオンアイスで四大陸選手権に出場すること、今後も戦い続けるということを話してくれました。


・・・・タカヒコさん、カッコよすぎます(≧▽≦)!! 応援します!!これからも、いつまでも!!!


上にあげた画像は、メダリストオンアイスのパンフレットから。

パンフレットというよりは選手ひとりひとり、1枚ずつのリーフレット形式になっていたんですね。


実はこれ、買わずに帰ってきてしまったんですけど、一緒に行った彦会のお友達から画像をいただきました♪ 写真ももちろん素敵なんですけど、選手紹介として寄せられていた言葉が本当に素敵でしたので、こちらでご紹介してしまいますね。


華麗に踊るわけでも、達者な役者ぶりを見せるわけでもない。

しかし心の奥深いところが、小塚崇彦のスケートを見るとき、じんわり温かくならないだろうか。

派手なアピールをしない彼の滑りの上質さが心に染み渡るとき、人は自分が、フィギュアスケートに一歩近づけたことを知る。

漠然と見ていたのでは気づかない、このスポーツの本質を知ったことに気づく。

華やかな時代にあっても、彼のスケートはやはり、唯一無二。

小塚崇彦がいなければ、日本は真のフィギュアスケートを知らなかったかもしれない。



・・・なんという賛辞!


私などが100の言葉、1000の賞賛を連ねても伝えきれないと思っていたタカヒコさんの素晴らしさがすべてここに入っているではありませんか!!




タカヒコさん、あなたが黙していてもほら、

こんなにもあなたの素晴らしさは見る者を魅了してやまないのですよ!


だからこれからも、その無二のスケートで「小塚崇彦」を表現しつづけてください。





しぃーーーーーっ!!!!


・・・はい、わかってます♪ 「オトコは黙って小塚崇彦!」ですよねドキドキ



たかちゃん、がんばーーーーー!!














クリスマスおめでとうございます☆


2013年も残りわずか。 今年もいろんなことがありました。


全日本選手権では、タカヒコさんの素晴らしいロンカプを見ることができました☆


タカヒコさんらしい伸びやかなスケーティングが、ロンド・カプリチォーゾの旋律にのって滑らかに氷を支配し、タカヒコさん本人が言っていた通り、心、体、氷が一体となったFSでした。


去年の全日本以来、ロンカプを見るたびに、プログラム構成をひとつひとつ、

「次はジャンプ、そしてスピン、ステップ・・・・」なんて確認しながらハラハラと見てしまっていたのですが、

今回の全日本では、そんなことは忘れていつの間にかあの美しい曲にうっとりと聞き入りながらタカヒコさんの足元を見つめていることができました。


ジャンプに多少の不安定さはあったものの、私が見たかったスケートが確実に、戻ってきていました。


タカヒコさん、おかえりなさい。


心からそう思える、幸せなスケートでした。



晴れやかな笑顔で表彰式を終えた翌日はオリンピック代表選手の発表。


実は私はこの日も仕事をしていました。


選考基準とか、心情的な各方面の意見がありましたが、私はあの素晴らしいロンカプを見て、激戦の全日本選手権で這い上がった、3位表彰台のタカヒコさんがきっと、代表に選ばれると思っていたので、たまアリで発表を待つ友人たちのところへ駆けつけて、一緒に祝杯をあげようと、仕事後、電車に乗ってさいたま新都心駅へむかっていました。


LINEやツイッターで情報をチェックしつつ、あと2駅で新都心駅、というところで、日本男子3枠の代表選手の発表を電車の中で知りました。


LINEでつながっていた、会場内にいる友達や、家でテレビ観戦していた友達から、つぎつぎに上がるトークを追いかけつつ、アタマの中は真っ白で、どうしていいかわからないまま、新都心駅に到着。


冷たい風が吹き抜ける改札を出ると、スーパーアリーナ周辺のきらめくイルミネーションを背景に、どんどん人が押し寄せてくるところでした。


クリスマスのイルミネーションが、これほど無意味に味気なく感じた瞬間は、・・・初めてでした。


会場内にいた友人たちと合流して、お互いの顔を見た瞬間にようやく、悲しさ、くやしさ、「なぜ?」という疑問、そして前日見たタカヒコさんの晴れやかな笑顔がいっしょくたにこみあげてきて。。。


泣きました。


今まで私にとってスケートは歓びであり、安らぎであり、カタルシスを得るものでしたが、昨日のあの瞬間はただただ、泣けて泣けてしかたないものでした。


それでも、友人たちと抱き合って泣けた私はラッキーだったのかもしれません。


結局深夜・・・というより未明まで、居酒屋で仲間同士語り、飲み、泣き明かしてしまいました。


その居酒屋には大きなテレビがあったので、夜の報道番組での発表の瞬間を見て、タカヒコさんのインタビューも見ることができました。


タカヒコさんが「思うところはあるが、言わない」と決めたことですので、私もあまりそういうことに関して書こうとは思いません。


ただ、あなたと同じく、「悔しい」です。



でも、決まってしまったことです。


またひとつ、目の前に立ちはだかった壁ならば、またひとつ、破って乗り越えるだけです。



今回の全日本選手権の表彰台に上がったのはくしくも、昨年のスケートアメリカで、つまり海外でのグランプリシリーズにおいて初めて日本人が表彰台を独占した時のメンバーでした。

そのシーズンの終わりに足を痛めてどん底を味わったタカヒコさんが、今回また、この3人で今度は激戦の全日本選手権のポディウムに立てたということは、やっと振り出しにもどれたということだと思います。


手中にしかけたオリンピックという大きな一つの目標が、いきなり奪われてしまった今、正直何も考えられないと思います。


時間が必要ならば、好きなだけ時間を取ってください。 好きなだけ休んで、好きなだけ考えてください。


そして、必ずこのくやしさを、その美しい、無二のスケートで晴らしてください。


あなたなら出来ます。 信じています。 



Tanti auguri di Buon Natale e il 2014 ti porti salute,serenita' e felicita'......

(素敵なクリスマスと、来たる2014年が健康で晴れやかな、幸せに満ちたものとなりますように。。。)


Buona fortuna!









フィギュアスケート全日本選手権は今日は女子SPと男子FSが行われました。


・・・・・感無量です。


女子も男子も、今までこれほど心を震わせる選手権はなかったんじゃないかと、こんな時間にまだ、放心状態です。



今日はチケットを持っていなかったけど、いてもたってもいられなくて会場まで行ってきました(笑)


観戦に行く友達と、会場が開くまでの間おしゃべりして、みんなの背中に「くるくるぽん!」をして、帰ってきました♪


実際に試合を生で見られなかったのは残念だけど、たまありを埋め尽くしたファンたちのエネルギーをもらって、テレビで観戦。


今はただ、いろんな思いが入り混じっていて、なんともいえない気持ち。


とにかく、すべての選手に心からの拍手と「ありがとう」の気持ちを贈りたいです。



そして、タカヒコさんのロンドカプリチオーゾ、本当に本当に美しかったです!


演技後半からの構成がもう、息を呑むような、畳み掛けるような内容で、すでに何度も何度も見てしまっていますо(ж>▽<)y ☆


特に、イーグルからのアクセルに、そのままコンビネーションスピンに入る最後の部分!!!


かっこよかったです!


タカヒコさんのスケートはこんなにも見ていて気持ちのいいものなんだ、と今更ながら再認識しました。

今回はそこに、さらに強い気持ちというか、情熱が加わって、美しい中にも凄味のある、ほんとうに素敵なロンカプでした!!


まだまだ進化しそうなロンド・カプリチオーゾ、やみつきですw


たかちゃんありがとう、そして、全日本選手権3位、ほんとうにほんとうにおめでとうございます!



ありがとう(≧▽≦)








全日本フィギュアスケート選手権大会、男子シングルのショートプログラムは文字通りアツイ闘いとなりましたね!


ガルデナとか、北京とかに行ってたくせに、地元サイタマで開催される全日本には行かない(・・行けないんです。゚(T^T)゚。)私ですが、TVの前で思いっきり涙腺崩壊させながら観戦させていただきました!


オリンピック出場選手の最終選考会という、独特の空気感はテレビ越しにも痛いほど伝わってきていて、あの大きなさいたまスーパー^アリーナの、会場いっぱいの観客の中で演じる選手たち一人ひとりが誇らしく、頼もしく見えましたo(^▽^)o


そして。


われらがタカヒコさんが、とうとうSPで90点越えというハイスコアを叩き出してくれましたーーーー!!!


昨日の練習の時から、「とにかく滑りがいい」と言っていたタカヒコさんでしたが、今日は直前の6分間練習でも、(テレビですとほんとにチラ映りが多かったんですが。。)よく体が動いているのと、伸びやかでスピード感のあるスケーティングが際立っていたように思います!


まあ、いざ試合になってみると、ジャンプは3A以外は気合いと根性の崖っぷち着氷DASH!でしたが、それだけに、ジャンプ以外の部分、「スケート」できちんと評価されたというのが素晴らしかったと思います!


・・・誰がなんといっても、この点数が全日本選手権でのタカヒコさんへの評価です。


明日。


誰が何と言おうと、胸を張って、自信を持って、落ち着いて。


最高のロンド・カプリチオーゾを、そして最良の小塚崇彦を、世に送り出してください。



あなたがたどってきた軌跡が、本当の奇跡になることを信じています。



たかちゃん、がんばーーーーーーー!!!













さあ、いよいよ全日本選手権です!


ソチオリンピック出場選手の最終選考会を兼ねた今年の全日本。


この日が来るのが怖いような、楽しみなような、なんともいえない日々を過ごしてきたのはきっとみなさま同じかと思います。


この大舞台に臨むすべての選手が、力を尽くして納得のゆく演技ができますように。


そして、タカヒコさん。




公式練習ではクワドもアクセルも決まっていたようですし、なによりイイ表情しています(≧▽≦)


インタビュー記事を読んでいても、いい意味で気負わず、自分自身ときちんと向き合って落ち着いているように思えました。


「今落ち着いて、体を使って滑れている。滑りだけはよく滑っているので、それをコントロールしきれたらいい。最後の方は段々、心技氷一体という感じです」(朝日新聞スポーツtwitterより)


心技氷一体。。。。って、すごくいいですよね!? 期待しちゃってイイんですよねっっ!?


夕方ごろから次々に画像や映像が流れてくるのを追っているうちに、早くも(?)胸が熱くなってしまいました。




4月にガルデナで、怪我後最初の試合に臨んだタカヒコさんに、私たちは「おかえりなさい!」と叫びました。


スケーターとして氷の上に立っていること、そんな当たり前のことがどんなに待ち遠しかったことか。


デトロイトでの長期練習を終えて、夏のアイスショーで、楽しそうに、嬉しそうに滑っているタカヒコさんに大喜びして、ジャパンオープンで手ごたえを感じてまたワクワクして。


そして、グランプリシリーズが始まってからはまた、やきもきしながら見つめてきました。



いよいよ全日本。



ガルデナの時とも、グランプリシリーズの時とも違う、新しいタカヒコさんに会える時がとうとうやってきたのです。


もう一度、今度は「真っ向勝負」に挑むタカヒコさんに叫びます。


「おかえりなさい!」と、大きな声で。




今日、仕事帰りに凍りつくような空を見上げると、真珠のような月が煌々と輝いていました。


月の明かりで、星があんまりよく見えないなあ・・・・。 なんて思いながら空の一点を見つめていると、深い紺色の中に小さな一つ星が浮かび上がるように見えてきました。

見えないと思っていたものが見えて、探していたものが見つかったような、ちょっと嬉しい気持ちになりました♪


タカヒコさん、あなたのソコヂカラを見せてください! 


さあ、いってらっしゃい!!





たかちゃん、がんばーーーーー!!ヾ(@°▽°@)ノ