開業準備・案件探し中にするべき事のNo1は、
色々な仲介業者・コンサル・開業支援業者さんにお会いしてお話しする事。
でした。

が一方、

その業者の紹介・依頼で転職をしてはいけません!

薬局開業の案件というのは、そうなかなかあるものではありません。採算が取れる良案件はすでに薬局が出来ている可能性大です。

なので現状、開業希望の薬剤師さんの数は、開業案件に比べて完全に飽和しています。そんな中、周知の事実ながら、勤務薬剤師はまだまだ足りていないのが現状です。

上記の状況下、自社で薬局チェーンを展開していたり、人材紹介を兼業する心無いコンサルタントは、
開業相談にのる体で、最終的には「開業前にうち(またはうちの知り合いの薬局で)修業しないか?」と雇用・転職を提案してくる場合があるのです。

よく、「5年、うちで勤務して修業したら、良い案件が出た場合のれん分けして独立させてあげるよ。」等と誘い文句で入社を促す事があります。ところが入社したが最後、ずーっと経っても飼い殺しというのは良く聞く話です。

実は、薬剤師の人材紹介手数料は、
年収の20~30%が相場なのです。

薬剤師の平均年収が500万円前後ですので
常勤薬剤師の紹介料は、
100万円~150万円掛るのです!!!


薬局も経営するコンサルタントの場合、せっかく雇って戦力になった(開業希望)勤務薬剤師を、高い紹介料を払って薬剤師を補充し、商売敵にして独立させる事など、デメリットだらけなのです。

また、人材紹介を兼業するコンサルタントの場合、
人材紹介した薬剤師に案件紹介して独立させる事は高額の仲介手数料を貰う手前、紹介した先の薬局への背信行為になり、まず難しいのが現状です。

つまり、
開業希望で相談に行ったコンサル先の紹介で転職すると、
そこからの案件は紹介されない可能性がとても高いと思われます。


それでは、かえって開業までの道のりを遠くするようなものです。
その為、
開業コンサルトには、
案件の相談はしても転職の紹介は受けない方が良い

と思います。



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開業希望で面談させて頂いた薬剤師さんから一番良く聞かれる質問は

「いつか開業する日の為に、やっていた方が良い事は何ですか?」

です。

本当の所は、「自己資金を出来るだけ貯める。」なのですが
皆さん、それ以外の答えを期待されていると思うので数回に渡って紹介させて頂きます。

1つ目は

 ① 色々な仲介業者・コンサル・開業支援業者さんにお会いしてお話しする事。

です。

薬局の開業は、人生に一度あるか無いかの大きな出来事だと思います。
開業案件を探す過程を、私が良く例えに使うのが
「マイホーム購入の為の不動産屋orハウスメーカー巡り」 です。

一生の買物⇒家・マンション購入や自宅建築をする際には
まず色々な業者を何社も回って見比べる方が多いと思います。

それは、一社の話を聞いているだけでは他と比較できないですし
その業者が本当に正しいことを言っているかは、
その人の話を聞いているだけでは分からないからです。

薬局の案件・業者選定も同様で、
まずは色々な業者・情報提供者の話を聞いて、
「どの業者の、誰の、どんな話を信じたら良いのかを勉強して判断する。」

それが、とても大事な事だと思います。

是非、数ある薬局開業支援業者のお話を聞いてみてください。
ただし!!絶対にその業者の紹介で転職をしてはいけません!!
次回②は、その点をお話させて頂きます。

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今回は、来月開業するKさんの借り入れ経緯についてお話します。

Kさんには3年程前にお会いし、いつか開業したいと弊社に相談されていました。
前回のブログのアドバイス内容通り、コンスタントに月15万ずつ一口座にコツコツと貯蓄して下さり、最初にあった貯蓄と合わせて3年弱で580万円程の開業資金を準備されました。

そして今年2月末、弊社情報提供者(悪く言うとブローカー)から、Kさん在住の県で開業案件が出たので紹介し、契約に至りました。

初期費用の内訳は

内装(看板込)      330万円
什器(棚等)       100万円
テナント初期費用    60万円
備品             50万円
当初2か月運営費    80万円
予備費          260万円

合計880万円

自己資金から300万円程不足するので、開局所在地近くの信用金庫へ融資の相談に行きました。

結果、

①自己資金の5割程の借り入れである事。
②薬局開業の融資で300万円は比較的少額である事。
コンスタントに貯蓄されていた事

を評価された(と思います)為、近く満額融資が実行される予定です。
貸す側にとってみれば、万が一事業が失敗しても、過去毎月15万円貯蓄出来た人であれば
回収は難しく無いと思ってもらえるのでは無いでしょうか?

次回からは、上記貯蓄のように「開業する為にやっておいた方が良い事」をお伝えしようと思います。


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今回は、前回の「資金」の続きです。

開業時、金融機関
からお金を借り入れする為にやっておいた方が良いこと

それは
自己資金を、少しずつで良いので必ず毎月コンスタントに貯め、それを専用の一つの銀行口座で管理する事
です。
(さらにその銀行が地元の信用金庫等だとよりベター。大手都市銀は個人の新規開業時はまず貸してくれないので。)

目的を持って定期的に資金を準備する事によって金融機関からの信用が上がり、借り入れし易くなるのです。

一般に、金融機関から借り入れできるのは自己資金の2倍が限度と言われています。
その自己資金とは、親族や知人から貰ったり借りたりした資金は含まれません。
貰ったり借りたりしたお金は、その方の努力する資質を表す物ではない為です。

貯める際のお勧めは、お給料が振り込まれる銀行で定期積み立てをして毎月定額が自動的に貯蓄されるようにしておく事です。

そうする事によって、資金準備が強制的かつ恒常的になり、また、いつまでにいくら貯まるのかも目算が付くので開業を見据えた人生設計しやすくなると思います。

ちょうど、独立志望のクライアント薬剤師Kさんが上記の通り定期的に貯めて信用金庫から借り入れをし、まさに来月頭に開業されるので次回、少し具体的にご紹介させて頂きたいと思います。

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4つめのファクターは

「資金」 です。

薬局開業の方法は
① 一から始める
② 既存の薬局を継承する

と 二つありますが
いずれにしても、最低5~600万円程は必要です。
②の場合、初回案件でも2000万円ほどかかる場合もあります。

開業を目指す場合は1000万円を目標に資金準備をお勧めします。

また、融資を受けるという方法もあります。
一般的に、金融機関から融資を受ける場合
借入可能金は自己資金(親類等の援助を除く)の2倍までというのが一般的です。

ただ、不安定な開業初期に多額の借り入れをするのはリスクが高いので、
借り入れは自己資金(親類等の援助を除く)と同程度までにするのをお勧めします。

また、将来開業資金を借り入れをする為に
やっておくと有利なコツがあります。

次回、詳しくお伝えさせて頂きます。

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3つ目のファクターは
『テナント』 です。

良い案件(Drコネクション)があるのに、近くで薬局を開く場所が無ーい!!
という事、結構あります。
逆に、大きな病院があるのに門前薬局を開いてもらう場所が無いから院内処方にしている病院もありますよね。
東京ですと、慶應病院とか。

薬局関係の皆様は道を歩いていて
「この薬局は隣の医院の横にピッタリくっついていてガッチリだなー。」
とか
「この医院は門前薬局ちょっと遠いけど、近くにテナント無かったのかなー?」
とか、妄想する事無いでしょうか?

今まで、案件(Drコネクション)があるのにテナントが無く、
何度も近隣の民家やテナントに相談(悪く言うと立ち退き交渉)しに行った事がありますがなかなか成功する物ではありません。
特に商売されている店舗に行って冷ややかな反応を受けると
「あわわわわわ・・・、生まれてきてゴメンナサイ・・・」ってなります。
ポキポキと心を折られます・・・。グッスン。

でも、何割かは成功しています。(成功率2~3割)
ただ、やはり相場の3~5割増しの家賃になってしまう事が多いです。(今までのMAXは2倍!)
案件があるのにテナントが無い場合、
一度の人生、飛び込みで立ち退き交渉をするのも良い経験かもしれません。

もし良かったらご相談を。
交渉失敗して冷たい視線を浴びせられたら、なぐさめる位は出来るかもしれません。

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次回は4つめのファクターを紹介させて頂きます。


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その②は

「マンパワー」
です。

言わずもがな、薬局を開業するには薬剤師さんが必要ですよね。

よく、「薬剤師ではないのですが、開業できますか?」
と質問されます。

いつも
「親族・友人に、管理薬剤師として勤務してくれる薬剤師さんがいない限り、かなり難しいです。」
とお答えしています。

他業種の方は、薬剤師を雇えば開業出来ると考えていらっしゃる方がいらっしゃるのですがそう簡単にはいかないのが現状です。

実は、薬剤師の人材紹介会社は、新規薬局に薬剤師さんを紹介してくれない所が殆どです。何故かと言いますと、紹介しても、契約に至らない事が多いからです。

雇われる薬剤師の視点から見ると、
「薬局の事を何もわかっていない人に雇われるのは不安。」
「適法に薬局業務をするのかな?違反して責任取らされたらどうしよう・・・?」
などと考えてしまい、誰も勤務したがらないのです。

上記のように、薬局を開業するには
薬剤師さん、もしくは勤務して下さる薬剤師さんのアテがある方でないと難しいのです。

案件があるけど、薬剤師さんが確保出来ない場合は
独立希望の薬剤師さんと共同経営、もしくは権利譲渡をお勧めしております。

弊社HP ≪開局.com≫こちらです。



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初めまして、調剤薬局の開業コンサルタントをしています 『POP2004』 です。

調剤薬局を開業する為にお伝えしたい事を
少しずつ記載していこうと思います。

最初のテーマは
「薬局開業に必要な4つのファクター」 です。

毎回、一つずつお伝えして行こうと思います。

ファクター①
「Drコネクション」

厚労省は、「かかりつけ薬局」の為に面調剤を推奨していますが
在庫準備のコスト・集客率の低さ・営業時間等の問題があり
経営効率が悪いので現実的にはなかなか難しいのが現状です。
事実、殆どの調剤薬局は病院・医院の門前での営業なのは皆様ご存じの通りです。

その為、主流である門前調剤薬局を開業する為には
まず門前医院との関係性が不可欠でしょう。

では、その関係性=『Drコネクション』を作り、開業案件を入手する為にはどうしたら良いのでしょうか?

それは、「薬局開業に必要な4つのファクター」を4つお伝えした後、
後日詳しくご説明させて頂きます。
しばしお待ちを・・・。


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