外来をやっているといろんな患者さんが来ます。
医者と患者さんの間にも相性というのがあって、同じ医者が同じ態度で同じことをいっても、好き嫌いがはっきり分かれるようです。
今日来た患者さんは私の外来にいつも来てくださる方で、今日も「先生の顔見に来たよ~」といってくれました。
実は昨日間違えて病院へきたけど、もう一度来てくれたみたいです。
5年前の私はこういう患者さんが苦手でした。
好意を受け取れないんです、うまく。
あのときはなんでかわからなかったんですが、今思うと恐らく「自分の事が嫌いだったから」だと思います。
他の人が自分のことを誉めたり好きだといってくれると、自分が一番「えーーーーーー??」って思ってたんですね(笑)
自分を肯定できないから、自分を肯定する人も受け入れられない。
でも今は違います。
今は「そんなに私のことを好きでいてくれてありがとう!」と心から思えます。
ちゃんと自分を認めている証拠ですね。
自分を愛せると、人との関係もよくなる。
社会に馴染むというのは無理やり自分を合わせることじゃなく、自分が社会に存在することを認めることなんだな~と実感しました。
自分を愛せると、社会が変わる!
すごいこと見つけちゃいました