ぽんこのブログ

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今年の第九演奏会、トランペット教室の先生が出演なさるのだが、2~3年前に、懐かしいオケの同じパートだった人と会って、楽しく話したとグループレッスンの教室で話された。ぽんこに向かって。

パニック障害で積極的に人と会う自信のない時だったが。

懐かしい名前を聞いて、本当に私も加わりたかった。

…来年があるか、なんて誰にも分からない。
しかし、一番分からない点では私は医者のお墨付きみたいなものだ。本当にこれが、平凡なぽんこの現実だろうか。


あの辛かった治療をすべて忘れてしまいたい。いまさらよく頑張ったと顧みる。右半身、どうも具合が悪い。

ダメ元。思い切って先生を元先輩にして、
「第九演奏会の後、皆様と会えませんかねぇ」みたいな庶民のおばちゃんメールを書いてみた。

同級生で、現役で活躍中の主婦のトランペッターにも会いたい。同じく、元仲間。

…びっくりしたのは、本当にメールを送信できたことだ。

更にびっくりしたのは、メールにすぐに返信が来た事。

更にびっくりしたのは、その主婦で現役トランペットを続けている同級生の彼女も2つ返事で誘いに乗ってくれた事。

夢ではないだろうか。

心の病は恥だから隠せと、本当に私の存在自体を否定してきたような母からの呪縛(過去の事だ)からだんだん、解放されてきた。

嫌だったら、返事は来ないだろうし、現実に、同級生の彼女からもメールをもらった。

ぽんこちゃんの音は大学時代から、やわらかくてきれいだから、もっと自信を持っていいよ、と某交響楽団に活躍中の彼女からほめられた。

…夢ではないだろうか…。
というより、感謝の念に包まれた。

皆様から忌み嫌われている錯覚があったのだが、それは錯覚だったみたいだ。

何年も前に某ヒーリングサロンの尊敬していた女性の方が、おしゃれ、身綺麗にする事は、徳を積み、逆は負のカルマを積む、と。周りの人に無意識に与える影響も物を言うと。

それからずっと気をつけていた。

彼女との間に誤解が生じた。傷ついた。
けれど、外見もボロボロになったら、誤解すら解けない。私は堂々としていよう、とできる範囲で、化粧や、服装に気をつけた。夫も応援してくれた。

必ず誤解はとける、と信じなければ生きていけないくらいショックだった。

安価でおしゃれなアクセサリーがあり、それにも挑戦した。

安価であっても、とにかく真摯に、美に目を向けた。美しいもの、身に付けたいもの、に。

主人の応援があり、嬉しかった。

雑誌で勉強というより、これを着たい、と惹かれる比較的、安価なものを買い足した。
私の場合は、絶対デパート等行かない。高価なものばかり。くたびれ切る。

おしゃれは罪悪だという価値観を長年持っていた。父は私を可愛がってくれたが、バンカラという大正生まれならではの価値観を推奨。しかし、それは男の方のための言葉…。
今は平成で…そのギャップに気づいた。

身綺麗にする事は、周囲への思いやり、徳を積む事。
そういう大好きだった彼女自身が、いつもきれいにしていた。

親切にしてくれて、意識を変えてくれたその人に陰で感謝を捧げつつ、引き続きできる範囲できれいにしようと思った。

もう二度と会えないかもしれない。

家族、友人、仲間。

元気な今のうちに、生きられる今のうちに、私はできる範囲できれいな姿で記憶に残りたい。

嬉しい事に、思ったよりも、トランペットは良い方向で上達していたらしい。
鍛えてくれた中・高時代の先生や先輩や仲間に感謝。
受け止め切れないくらいな幸せな感覚。幸せ、幸せ、とつぶやいている。

努力…感謝しながら努力したい、期待に応えたい、という思いで重ねた努力。カーネギーホールでも何でもない、とある小さな中学校から始まった、ブラスバンド部。真摯に取り組み、ぽんこの意識すら変えてくれたトランペットと大事な仲間。
真面目で良かった。
そろそろ頑張るは卒業。

しかし、こんなに書いて、もしかしたら長生きしてしまうかもしれない。

どうしよう。