そらまめ日記(腎細胞がん)

そらまめ日記(腎細胞がん)

40代で腎細胞がん患者となった女性です。
右腎臓を全摘出しました。

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ものすごく久しぶりにアメブロのマイページを開きました。

全く更新していないのに、アクセスはわりとあって驚きました。

 

腎がんブログ、増えましたね。特に女性の。

そして、つながりを求めてのブログ、に重きを置くのが今の流れなのでしょうか。

腎がん同士、そりゃ話したい事ありますよ。貴重な同病者ですし。

でも、普通の人間関係以上にデリケートなつながりだとも言えます。

腎がんの集まりに関わりたくて必死になったこともありますが、やめました。

とりまとめている人とそりが合わなくて。

既に出来上がっているグループに入っていける皆さん、すごいなぁと思います。

 

腎がんの情報は欲しい!と思って必死にブログを読み漁っていた頃の自分のような人は必ずいるはず、と思い始めたブログ。

私のように孤独につづっている人っていませんねー。

 

近況ですが、術後四年半の定期検査を来週に控えています。

半年おきに検査していますが、血液検査とCT検査、問診です。

一年に一度は造影CTを撮りたそうな主治医ですが、私の通院する病院での造影CTの取り扱いが厳格になったようで、私はその基準から外れるためで、単純CTのみとなりました。

 

あとは、年に一度、人間ドックを別の施設で受けています。

 

どちらの結果も、クレアチニンが1.1~1.2、尿比重軽い。

あと、γ-GTPがどんどん高くなっています。

これは太ったからで…反省です。

手術前より10キロ以上太ってしまいました。

加齢もありますが、とても太りやすくなってしまったのは片腎の影響もあるようです(こちらは医師によって意見が分かれる)。

 

クレアチニンが高めのため不安なのですが、片腎だから仕方ないのでしょう。

部分摘出してもこの数値かもしれないし、たらればはやめたいのですが、この考えは払拭できません。

同じ腎がんでも、全摘出の方。クレアチニンはどうでしょうか?

 

来年の健診までには6キロは痩せるように少しずつ努力します。

"医師からは「5年経過して何もなければ卒業」と言われている"


芸能人の腎がんのニュースの記事より。


10年後でも再発する可能性は否めない、と説明されましたけど私は。


術後5年までは半年ごと、それ以降は一年ごとの検査を続けていくことになっています。


思うのですが、芸能ニュースのカテゴリで取り上げられるがんのニュースは

実際よりも大袈裟か情報が少なすぎるかどちらかで、

世間のがん患者に対する偏見を助長しているものがある気がします。


職場に手術・入院するために際に、4週間休むことを伝えた際に、

「でも抗がん剤治療するためにも休むんですよね?それはいつからですか?」

「抗がん剤治療しながら仕事を続けられるんですか?」

と複数人に言われました。

抗がん剤治療はしない、手術だけだというと「大丈夫なんですか?」と…。

実際に「ぽんが復帰できなかった場合の仕事の流れ」がまとめられていたし、

がん=死

がん=抗がん剤必要

という考えが一般的なんだなと思いました。


今は元気で働いているので、私の病気を知る人は、

「本当にがんなの?」「がんでも元気で働けるんだね」と考えが変わってきているようです。

芸能人の早期がん発見→手術→元気に復帰というニュースを見るよりも、

身近な人間での例がないと実感できないことがわかりました。


手術前とまったく同じわけではなく、体調が悪いこともありますが、

それは腎臓が一つで頑張っているから仕方がないことで、

これからもやっぱりそらまめを大切にしていこうと決意を新たにしました。