ゆれる 小料理屋 | This is me.  システムアナリスト の日々

ゆれる 小料理屋

          


ユニークな居酒屋です。


カウンターの椅子が

"ブランコ"

になっているお店があります。


通常、椅子は地面に乗っかってますが

(チョット変な言い方ですが)、
この店では天井から椅子が吊るされてます。
つまり、お客さんは公園にあるブランコのように

「流動する」椅子に腰掛けながら
お酒を頂くことになります。

床とロープは連結していません。
全くのぶらんこ状態です。
お客さんはチェーンを抱え込むようにして流動してます。
でも、膝を曲げて揺れててもカウンターにぶつかったことはありませんよ。


ママが一人でお酒を出し料理を作り

そして気軽に話し相手になってくれる・・。
小料理屋でしょうか。


僕は始め、変に酔ったりして寛がないのかなと思いましたが、
全くの杞憂に終わり(意識してイスを動かさない限り)思ったほど違和感なく
逆に子供の頃の感覚を味わい・楽しくて何度か通いました。

ママは歌手を目指したこともあるという本格派。(今、40代中頃のはず)


カウンター7席、4人席が2つ。
料理(つまみ)はママがその都度注文を受けてから作ります。


本格焼酎各種(コーヒー焼酎・栗焼酎・・面白いのが置いてある)

数は少ないけどこだわりのウイスキー、日本酒&カクテル(ママが好きなカクテルがひとつ有るはず)。


多分、お客さんに言われて増やしたであろうこれら一杯・数百円のアルコール類はそのまま常連さんの心のオアシスなのだと感じたことがあります。
ここでは、心尽くしの料理が頂けます。

お客さんに「スキンヘッド」の方がいまして、???と思ったのですが、どんな話を向けても明快に受け答えしてくださる方(そんな人、めったにいないのでネ)で。

僕の話も面白がって良く聞いてくれました。

伺ったら下総中山という場所柄、法華経寺のお坊さんでした。


「毎年正月しかお見えにならないお客様もいらっしゃるので・・」とママ。
正月も営業してました。


紹介されて連れて行ってもらったお店です。


以前、中山美穂も訪れたそうです。